11月2日放送「たかじんのそこまで言って委員会」で、内閣官房参与の飯島勲氏が「12月2日に衆議院が解散、14日に投開票が行われる」と発言したのを見ていて、まさかと思っていますが、数日前から確定という報道がされるようになって驚いています。
増税先延ばしは、アベノミクスの失敗を認めることになりますが、現在の状況では10%アップを断行することはかなり難しいと言えます。
物価が上がっただけで、一部の大企業以外は賃金が上がっていないので、生活がより苦しくなったという声が大きくなってきています。
このタイミングで増税を決定して、年末商戦が沈没したら、一気に景気はダウンしてしまうでしょう。
そうなると前から何度も書いている通り、経済政策においてもう打つ手はなくなります。
出来ることを全てやってこの状況なのです。
何度も書いているように賃金のアップにはかなり時間がかかると思っていましたが、その通りになりました。
となると今後、内閣支持率がジリ貧になって最悪の時期に解散せざるを得なくなることが予想されます。
まだ、支持率が決定的悪くならない時に、更に言えば野党が何も出来ない時に、いきなり騙まし討ちのような形で解散することが政治戦略としての判断とすれば最高の策とも言えます。
最悪なのは野党の選挙共闘が整ったところで、解散に追い込まれて、野党に風が吹いて、政権を手放すことになることです。
今であれば、年末の忙しい時に、世間はしらけにしらけて、選挙などには行きません。
投票率が低くなると、自民党の蜘蛛の巣のようにはりめぐらせた組織票や公明党の精密機械のような大組織票が、相対的に力を持つので、自民公明の勝利は誰が見ても明らかなのです。
もちろん、しらけるを通り越して、国民が怒って、自民公明に投票しなければ、政権交代となるでしょうが、現時点ではそこまで安倍政権は信頼を失っていませんし、野党に対する支持も高まっていないのです。
これほどまでに先を読んだ衆院解散はここ30年ではなかったと思います。
目先の戦術としては優れた解散総選挙はいくつかありましたが、戦略レベルにまで引き上げられた解散は僕が見る限り初めてだと思います。
自民公明はかなり議席を維持するでしょう。
ただ、年末年始は個人的にかなり大きな天災を心配している時期でもあります。
何度も書いていますが、ルーティンの行政は優秀な官僚がいるのでいつ選挙しようが問題ありませんが、危機管理だけは官僚には出来ません。
リーダーのギリギリの判断が求められるからです。
最悪の時期に天災が起きて、被害が拡大しないことを願うばかりです。
本当にいやーな感じがしています。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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