ニホンオオカミは絶滅種とされています。
そのような種類として地上の人によって分類された狼がもう地上には存在しないし、今後も誕生しないとされているわけです。
トキなどは、絶対に絶滅種としてはいけないということで、多くの人たちに時間とお金を使って人工授精までされて種を残そうとされています。
自然を破壊し、動物を無計画に殺していった歴史を反省して、また学術的な意味が大きいと言うことで今はそのようなことが世界中で行われています。
もちろん、毎日飢餓で亡くなる方がいらっしゃるような国ではそんなことはしていられませんので、実際にはなんの手当てもされずに絶滅してしまっていっている種の方が圧倒的に数は多いのでしょう。
地上の人は物質界を支配したいと思い、自己の都合のために自然を破壊し、動植物を殺し続けてきました。
自然の破壊は自己の都合にとって悪くなってきたので自然を守れと言い出しています。
動植物をむやみに殺すのは知的生物として恥ずかしい、野蛮だということでなぜか一部の動植物だけを守ろうとしています。
それらの価値観は時代の推移とともにいつか真反対のものになってしまったのです。
いつもながら地上の人間の価値観のいい加減さには驚かされますが、それが肉の脳と身体を持つ生き物の性なので、当然と言えば当然のことなのです。
ただ、そのことを知的とか文明とかいう言葉によって、なんとか誤魔化そうとするところにインチキ臭さを感じてしまうのは僕だけでしょうか。
そんな価値観とは全く違うところで存在している未熟な霊魂や邪霊は地上の人々が幽質界に地上での苦悩を持ち込んでしまい、更に増幅してしまったために、物質界から見れば、全てが自由なはずなのに、日々苦しんでいることが少なくないようです。
自由すぎて暇な霊魂や苦悩による復讐心を地上の人間にぶつけることだけを考えている霊魂たちは、今日も世界中の至る所で地上の人々の苦悩を増長させています。
天災や人災もどんどんエスカレートしてきていますから、彼らにとってはやることがいっぱいあって楽しいでしょう。
そして、ほとんどの地上の人々はすぐに自分たちのところまで落ちてくるのですから、痛快極まりないのでしょうね。
彼らにとっては、トキが地上からいなくなろうが動植物がどうなろうが関係のない話で、とにかく地上の人間が苦しんでくれれば良いだけなのです。
死んだら、そんなこと何も関係ないのにと笑っていることでしょう。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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