これまでに霊的トレーニングを積み重ねていっても地上で使うのは肉の脳なのだから、肉の脳の特質を消してしまうことは出来ないということを何度も書いてきました。
それでは、幽体の脳は何を考えているのでしょうか。
僕も幽体での暮らしを覚えているわけではないので、実感することは出来ませんが、どうやら幽体の脳というのは非常に自己保存の意識が強いようです。
まあ、簡単に言えば自分勝手で自分のことばかり考えているということなのでしょう。
もちろん、幽体も成長の過程においてさまざまなレベルがあるようですから、一概には言えないのでしょうが、どうやらそうらしいのです。
肉の脳は肉の維持が最優先ということで、自己保存においても地上で一秒でも長く生き続けたいという思いが強いのですが、幽質界では地上のような死はありませんから、自己保存と言っても地上のそれとはちょっと違うようですが、自分のことが一番大事で、まずは自分の欲求を満たしたいという思いが強いようです。
地上では社会があり、他者との関係が生活において非常に重要になりますから、ルールや法律があり、それを守らないと他者から迷惑な奴だということで罰されることになります。
他者の命を奪えば、場合によっては自分の命を意思に反して奪われることにもなります。
ところが、幽質界には法律もなければ、警察もいないのですから、自分が思ったとおり、自分が好きなように行動することになるのです。
それが幽体の意識なのです。
幽質界で住む世界は、幽体の状態に応じて勝手に吸い込まれて行きますが、その世界での行動は自分本位に出来るわけです。
さて、今日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、水波霊魂学 早わかり 、わかりやすい霊魂学 、霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」) 、霊をさぐる 、弁慶と弟子 、体験ー死後の世界 などをご覧になって頂ければと存じます。
但し、下の世界に行けば行くほど心が荒んだ霊魂ばかりになっていくので、それらの霊魂によっていじめられたり、地獄の苦しみを味わされたりするわけです。
そして、挙句の果ては一生子分としてこき使われ続けるのです。
そうなると、自分本位で好き放題したくても出来ないわけです。
いつしか自分自身の心も荒んでしまい、せめて地上の人間を不幸のどん底に落として気分を晴らし、あの世に来ようものなら今度はその人間を自分の子分にしてやろうと考え始めるのです。
これも自由意思の一つの結果なのですが、この自己保存の欲求というものそのものは実は、霊魂の進歩向上にとって不可欠なもののようです。
もちろん、地上で自分勝手な行動をすることが許されることはありませんが、そのような欲求はどうやら霊的な進歩向上を目指す原動力のようなものにもなり得るようなのです。
このあたりのことは僕も正確には分からないのでこれ以上は書きませんが、自由意思も人の欲求というものも霊魂が本来の目的を果たすためには必要だと言うことなのです。
やはり霊魂学は言葉にすると非常に難しいようです。
霊的トレーニングやトオゥ・ライ・シェイを実践して、個々で実感して頂くしかありません。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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