“日本酒”とは日本特有の製法で醸造されたアルコールで、一般的には米と麹と水を主な原料とする醸造酒であり「清酒」のことを指す。![]()
久保田無濾過生原酒
日本酒は製造方法や使用する添加物によっていろんな種類があるが、ここでは米と麹と水だけを使った“純米酒”を主にして酒と肴の関係を探ってみたい。![]()
酒 林(さかばやし)
酒蔵の軒先などに飾られる杉でできた大きな玉。これは 杉玉(すぎだま)とか、酒林(さかばやし)と呼ばれることもあります。 緑色から茶色へと姿を変える杉玉には役割があり、はじまりは日本酒造りの安全祈願だったといわれています。![]()
麹菌
酒造りの基本は古くから「1に麹、2に酒母、3にモロミ」と言われていますが、「麹」が最初なのは麹づくりが酒造りにおいて最も重要な作業だからのようです。
純米酒とは?
- 純米酒とは醸造アルコールが入っていない、米、米麹、水を原料として造られたお酒。
- 純米酒は「純米」「特別純米」「純米吟醸」「純米大吟醸」に分類される。
- 上記4つの分類は精米歩合と吟醸造りによって等級が変わる。
さらに、‟純米酒”とは・・・醸造の過程において米(三等以上米)、米麹(最低使用率15%以上)、酵母、水だけをを原料として使用し、日本独特の製法によって醸されたものを指す。≪酒税法施行令≫![]()
美味い純米酒を嗜むにはやはり、美味いお供が欲しくなる。![]()
肉と生ものが苦手な私は、自宅では上記のような料理が多い。![]()
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温泉旅館の料理には「先付」がお膳に載っている。料理屋さんだと「お通し」と称した簡単な料理が、注文しないのに出てくる。
もちろん、それ等が自分の意に叶っているものなら別だが、苦手なものが出てくると箸を付けるのも躊躇ってしまう。
その理由は、出来る限り旨い酒を飲みたいからである。![]()
石川県の天狗舞純米酒とウニを添えた生湯葉
そこで肴だが、人にはそれぞれの思いがある。日本酒好きな御仁ならたぶん、お造りなどの比較的味が薄く“酒の香”が失われない料理が欲しいのではないだろうか・・・そう考えるのは私だけだろうか。![]()
トコブシの煮もの
最初に酒を口にしたとき食する料理の味は、酒を舐めたあとの舌に快い刺激が欲しいものだ。![]()
松茸の土瓶蒸し
もちろん、天麩羅やフライも良いのだが・・・、飲んだ酒の量がそれなりに進み、箸休めの回数が増えた頃に少しだけ頂けば良いのではないだろうか。![]()
年季が入った酒蔵風景
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