ちょい前まではPV(プロモーションビデオ)って言われてたけど。
小学生の頃、うちのテレビはケーブルテレビが引いてあって、よくスペースシャワーTVとかMTVのヒットランキングでよくMVがフルで放送されてた。
その頃から自分はMVが好きではないです。
もちろん、全部が全部苦手って意味ではなく、
『あらかじめスタジオでレコーディングした音源に合わせて、口パクと当て振りの映像を乗せる』
っていう、かなしいかな1番オーソドックスな映像表現で構成されたMVが苦手です。
元々僕は人の見た目とか、着ている服とか、髪型とか、身につけているもので善し悪しを付けるのがすごく嫌なんです。
だから、その人の『中身』(人柄や発想、価値観など)が判断できる要因以外は、あまり興味が湧かないです。
なので、そういった要素をおおっぴらにした表現方法で作られたものを見聞きしても『見掛け倒し』のように感じてしまう。
どこに魅力を感じ、何に感動すればいいのか分からなくなってしまうんです。
でも、時折例外があって、意表を突くMV作品もあるんです。
いくつか紹介します。
(以降、曲のタイトルをクリックすると動画ページにジャンプします)
GANRYU / MIYAVI vs HIFANA
一発録りレコーディングとMV撮影を同時に行ったという斬新な作品。
1分半ほどの短いインストゥルメンタルの曲ですが、鬼気迫る緊張感は何度見ても鳥肌モノです。
メジャーデビュー / NakamuraEmi
1カット一発録りで撮影されたMV。
もちろん、音声も撮影時に発生したそのままの音です。
サバイバル / GLAY
全編アニメーションで構成されたもの。
当時、「ビデオシングル」としてVHSで発売されてめっちゃ注目されてました。
One Night Carnival / 氣志團
氣志團のメジャーデビューシングル。
ライブ映像をそのままMVとして昇華させたもの。
音声も、スタジオレコーディングのものではなく、現場でリアルタイムに発生したものが使われてます。
クリスマス / amazarashi
こちらも全編アニメーションの作品。
直接的過ぎず、抽象的過ぎずな映像と、ほぼBGMのようにすら思える楽曲とのバランスがすごい!
東京終曲 / 銀杏BOYZ
40分以上あります。
ショートフィルムのような、ドラマ仕立ての作品。
楽曲はクライマックスシーンで流れます。
空谷の跫音 / DIR EN GREY
こちらはMVと言うより、リリックビデオですね。
メンバーは一切映像に出てきません。
OMINOUS / the GazettE
こちらもリリックビデオ。
他にも探せば沢山あります。
こういった「映像作品」として楽しめる要素をふんだんに盛り込んだものが僕は好きです。
嘘臭くないというか、芯が通っていると感じる。
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