たまに、過去に書いた作品を見直す機会があるんです。
どこかに提出したりする場面とか。
そのとき、やっぱり、過去の俺が書いたものだから、言葉が幼かったり、「表現が未熟だなぁ」と思うこともあるんです。
「もっと上手く書けただろう」みたいに思うこともね。
「直した方がいいかなぁ」なんて思うし、直したくもなるんですけど。
それに、あの頃の俺はこれを大事にしてたんだよなぁって。
この書き方、この言葉、この表現で書きたかったんです。
それを、今の俺が直しちゃうのも、なんかイヤで。
バカなことを言えば、昔の俺から「てめー、なにすんだ!」って文句言われそうだからさ。
それに、それを読んで「良い」って言ってくれた人もたくさんいるわけだから。
今の俺が横からしゃしゃり出て、「もっと良くしてやるよ」なんて、そんなこと言えません。
明らかな誤字脱字だったら、素早く直しますけどね。(笑)
それに、過去の自分の未熟さに気づけるってことは、自分が成長している証拠でもあるのかなって。
そんな風に、自分に都合よく、プラスに捉えたりして。(笑)
今の俺は、今の俺が書きたいことに全力で向きあいます。
この作品たちには、その時の俺が感じていたこと、書きたかった事が詰まってます。
読んでいただけたら、嬉しいです。