暗譜 ③ 「指を這わせて覚える」 | 鈴木久美子のピアノライフと教室日記

鈴木久美子のピアノライフと教室日記

愛知県瀬戸市でピアノ教室を開いて30年になります。ソロリサイタルや、サロンコンサート等、積極的に行っています。
楽しい教室の活動、指導における思い、ブログに書いていきたいです。ピアノを通して感動したこと、心が豊かになったこと、綴っていきたいです。


実は、 たった2ヶ月で
他の難曲と同時に
7分半の新曲を暗譜して仕上げることになりました滝汗
永遠の課題のひとつ「暗譜」について、
自身の取り組みの中で、思いついたことを
わかりやすく書いていけたら…と思います。
 2024.1.16.



指を這わせる


これは、実は暗譜の為だけでなくても重要スター

例えば目隠しをして曲を弾くとしましょう。


指…怖くて上げられないですよね。笑い泣き

(停電した時に、壁を伝いながら懐中電灯を探しにいくイメージ泣き笑い



次の音は何かな?

探ります。


探る…その時点で、
つぎの音を準備しようとしている…と言う事。




音はほとんどの場合、常に次へ向かっているので、

🟰今弾いている指も次へ向かっているワケだし

(耳は今鳴っている音を聴きながらも)

頭と心は次へ意識がいっているはずなのです。




だから、



指の動きは、

最短コースであるべき






忍者🥷のような動き!







そして、もう一つ重要なのは、


『跳躍』驚き驚き驚き


本番中に、

突然 あれっ!?昇天ってなる

【ベスト3】に入っているはず!




ノリノリで弾いている時、思わずパフォーマンスも付けたくなるような「跳躍」だけど、

ここにも魔物が住んでいるのですおばけくん





跳躍するところは、


指を瞬時に置きにいく



これに尽きます…ハイUMAくん






👆 昔、本当にやった失敗笑い泣き

門下の発表会。

ショパン/バラード第1番を

ノリノリで弾き切ろうとした

最後の最後に起こったハプニング。

跳躍で頭が真っ白に…






最後に…


注意這いながら弾く練習は、

   絶対にゆっくりが良いですOK