硬いシャフト、柔らかいシャフト、一晩黄昏ながら考えておりました。
今日は仮説を立てて考えたお話です。
自分に合ったシャフトを選ぶという文言で検索をして、いろいろな記事を読んでみると
「軽やかな走り感と力強い高弾道で、戦略的なショットを可能に」とか
「スムーズな振り抜きとインパクト時の安定したシャフト挙動を両立」など
もはや何語?
これで自分に合ったシャフトを探せとか言われても全くわからんよ
本当にいろんなシャフトがあって、特徴が異なってるのか、大した差はないのか、、、
分かりずらいんですよ。
あやふやにして、いろいろ試させようとするメーカーの罠?とさえ思ってしまう。
自分なりに考え、答えのようなものが見えてきたのですが
シャフト選びをする上で考えることは3タイプの人に分かれるのではないか?ということ
パワータイプ
自分で運動エネルギーを作るので、できるだけシャフトに邪魔をしてほしくないタイプ
バランスタイプ
自分でも運動エネルギーを作るがシャフトにも仕事をしてほしいタイプ
技タイプ
自分では運動エネルギーを作るのが難しいのでシャフトを上手く使い飛ばしたいタイプ
まずパワータイプですが「松山英樹」プロのように80gのTXシャフトで重くて硬いタイプのシャフト
こちらは自分の体で運動エネルギーを作るので球があまり暴れないように重くて硬くしたい。
安定した球が打てるかもしれませんが飛距離はそこまで出ません。
バランスタイプは、あえて「マキロイ」を出しますが175cm73kgと海外勢にしてはそこまで大柄とはいえません。
それでもPGAツアーでドライビングディスタンス1位になっています。
もちろん体は鍛えていて自分でパワーを作ることができて、さらにシャフトにも仕事をさせたいので60gのXシャフトなどを使っている。
マキロイの筋肉をもってすれば60gのXシャフトは十分にしなるのでしょう。(軽硬シャフト)
技タイプはシニアや女性で柔らかいシャフトを使い、シャフトのしなりで飛距離を出していくタイプです。
シャフトのしなり戻りのタイミングで上手くボールにヒットできないと最大飛距離は出せません。
こちらは練習量で技を磨き飛距離を出すタイプといえます。
この3タイプに分かれるという仮説をまずは立てました。
パワータイプの人は自分に合うシャフトを探すというイメージで良いと思います。
自分が主体で、できるだけ真っすぐ飛ぶように暴れないシャフトを探す
私もこちらを経験してきました。
バランスタイプの人は、なかなかピッタリ合うというものは探せないでしょう。
自分の全力とシャフトのしなりが合うシャフトを見つけるのはお金と時間が無いとなかなかできませんね。
トッププロでメーカーが、ずらーっとシャフトを並べてくれればできそうなものですが、アマチュアには難しいので少しアンダースペックと思われる物の中から合わせやすい物を選ぶというイメージでしょうか。
自分に合うものを探す、というよりは自分が合わせやすいと思う物を探すが正解でしょうね。
シャフトのしなりがしっかりとわかるものでないと意味がありません。
最後に技タイプの人!ここを今後研究していく予定ですが、多分かなりアンダースペックを使ってシャフトを鞭のように使った方が、きっと最大飛距離は出せるはずだと思います。
結論を出すにはまだ早いですが、なぜそう思ったかを説明すると、ドラコンの選手がRシャフトを使っていたからです。
以前はドラコンといえば長くて軽くて硬い物が一般的でしたが、昨年の世界大会で三隅直人さんが日本人として初めて優勝しました。
三隅さん、jbeamのドライバーでRシャフトを使っているんですよ。
海外の瞬発力モンスターたちに勝つためには、もちろん体も鍛えて、さらにシャフトにも仕事をさせる。
パワーと技が必要なわけです。
ドラコンのチャンピオンがRシャフトを使っているんですよ!
自分の肉体より、かなりアンダースペックを使っても飛距離は出せるんです。
実は私も30代の頃に300ヤード飛ばせるようになりたいと言って足立区のjbeamに行ってドラコンプロ山崎さんにフィッテングしてもらいドライバーを購入したことがあります。
その頃は、まだヘタクソで柔らかいシャフトを使いこなすことができずに悩んだ挙句に売ってしまったのです、、、
山崎さんごめんなさい。
jbeamドライバーの一発の飛距離はすごかったことを記憶しています。
もったいない。今こそ、あのドライバーが使いたい。
以前は飛距離を出すために体が絶対だと思っていたのですが、今後は体だけではないという研究をしていきたいと思います。
現時点で言える最高のシャフトとは
自分がしなりを感じれる少しアンダースペックのシャフトでしっかりとしなり戻りで打てること!
その為にはシャフトをころころ変えるより、道具の癖がわかるような熟練度が必要です。
アンダースペックなシャフトなら、どんなシャフトでもアジャストできる技を身に付けたらかっこいいですよね。
ドラコンプロの山崎さんも腕を使わずに柔らかいシャフトを打てるようになったら飛距離は伸びると言っておりました。
Rシャフトの可能性を今後は研究していきたいと思います。
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