本日は第69期王将戦7番勝負/第2局・一日目「先手は広瀬八段、戦型は角換わり相腰掛銀」
初防衛を目指す渡辺明王将に
広瀬章人八段が挑戦する、第69期王将戦7番勝負。
開幕戦を渡辺王将が制して迎えた注目の第2局が
本日より、大阪府は高槻市「山水館」にて開幕。。
渡辺三冠の今期ここまで成績は
40戦32勝8敗(.800)。順位戦はA級で開幕7連勝中。
他の追随を許さぬ強さで独走し、あと2戦を残して早々と
豊島将之名人への挑戦権を手にしました。
今期は他にも棋聖奪取、将棋日本シリーズ連覇と
結果を積み上げる、「羽生世代」の次の時代の絶対王者は
2月に開幕を控える棋王戦と合わせて、王将戦の防衛へ
自信と充実感を漂わせながら、気合を入れ直します。。
対します、広瀬八段の今期ここまでの成績は
38戦21勝17敗(.553)。順位戦はA級で4勝3敗。
決勝へと駒を進めた将棋日本シリーズは渡辺王将に完敗。
初防衛を目指した竜王戦は豊島将之名人の前に見せ場なく
1勝4敗と完敗を喫し、失意の無冠転落となった広瀬八段。。
天下取り参戦へ、意気揚々と臨んだ
今期は一転、試練のシーズンとなりました。。
現在はNHK杯も含めて6連敗中と元気がありませんが
先手で迎えた本局で新年初白星を飾り、今後の番勝負へ
まずは一つ、気勢をあげたいところであります。。
51手目▲6七銀。
上図での持ち駒
▲広瀬八段: 歩
△渡辺三冠: 角
午前9時より始まりました対局は
広瀬八段の先手で「角換わり相腰掛銀」へと進行。
上図の局面で、昼食休憩突入となりました。。
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大きな勝利でA級残留へ前進!
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昨日は藤井七段も白星揃い踏み!