渡辺棋王の連勝ストップ。。第4期叡王戦決勝三番勝負は「菅井七段-永瀬七段に決定」
【 投了図・69手目▲3六桂 】
投了図での持ち駒
▲菅井七段: 銀、香
△渡辺棋王: 角2、銀、香、歩4
昨日行なわれました
第4期叡王戦挑戦者決定トーナメント/準決勝
注目の「渡辺明棋王-菅井竜也七段」の一戦は
上図69手までで、先手・菅井七段が勝利。
51手目▲4ニ銀。
上図での持ち駒
▲菅井七段: 角、桂、歩
△渡辺棋王: 角、銀、香、歩4
菅井七段は先手で「中飛車」を投入。
渡辺棋王は居飛車で迎えうち、戦型は「対抗形」に。
両者は盤中央で銀交換に続き飛車交換を成立させて
熱く、激しくいざ開戦となりました。。
互いに手にした飛車を敵陣に投入して
迎えた夕食休憩明け直後の一手で、菅井七段は
渡辺棋王の金取りには構わず(50手目△9九飛打)
露骨に銀を叩き込み、一気に勝負を決めに出ました。。
【 投了図・69手目▲3六桂 】
投了図での持ち駒
▲菅井七段: 銀、香
△渡辺棋王: 角2、銀、香、歩4
読み切りの菅井七段がそのまま攻守に圧倒。。
絶好調の渡辺棋王に見せ場を与えず、上図の局面で
切れ味鋭く、見事な完勝を飾りました。
この結果、渡辺棋王の連勝は「15」でストップ。
振り飛車が存在感を示し、価値ある一矢を報いました。
菅井七段は決勝三番勝負進出が決定。
高見泰地叡王への挑戦権を懸けて、同じ1992年生まれの
次世代のオンリーワン・永瀬拓矢七段との決戦に臨みます。
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王将戦/第2局終局直後の印象
王将戦/第2局・一日目の所感
王将戦/第2局は大阪決戦
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名人相手に問答無用の圧勝。。
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今泉四段、待望の戦術書第三弾!
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谷川浩司九段は「光速流」
では、実兄・俊昭氏のキャッチフレーズは。。