第39回将棋日本シリーズ/2回戦「羽生竜王、快勝でベスト4進出」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ
2018年09月15日

第39回将棋日本シリーズ/2回戦「羽生竜王、快勝でベスト4進出」

テーマ:ブログ

第39回将棋日本シリーズ公式HP
JT杯プロ公式戦日程&対戦表

 

 

 

 

本日、香川県にて行なわれました

注目の第39回将棋日本シリーズ/2回戦

「羽生善治竜王-豊島将之八段」は、振り駒の結果

豊島棋聖の先手となりました。。

 

 

 

2手目△8四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: なし

△羽生竜王: なし

 

豊島棋聖の初手は飛車先を突く▲2六歩。

対します、羽生竜王も2手目に同じく飛車先を突く

△8四歩と返し、対局はスタート。。

 

 

 

9手目▲6八銀。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: なし

△羽生竜王: なし

 

続く3手目に、豊島棋聖が角道を開くと

羽生竜王は追随はせず、先に飛車先を決めて

先手の角を7七の地点に呼んでから、自らの

角道を開きます(8手目△3四歩)。。

 

後手が誘導する形で「角換わり」模様となると

豊島棋聖は上図で銀を6筋に上げ、後手からの角交換

あるいは角交換拒否に備えました。。

 

この手に対し、羽生竜王は次に。。

 

 

 

10手目△7七角成。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: なし

△羽生竜王: 角

 

ズバリと角交換を敢行。。

手損のない「ノーマル角換わり」となりました。。

 

 

 

18手目△6三銀。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: 角

△羽生竜王: 角

 

角交換成立後

両者は息を合わせて銀を中央へと繰り出す動きをみせ

「ノーマル角換わり」の常套手段「腰掛銀」を目指します。。

 

 

 

24手目△9四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: 角

△羽生竜王: 角

 

しかし、すぐには銀を掛けずに

両者は居玉を解除し、両サイドの端歩を突き合い

盤全体を使って大きな模様を描いていきます。。

 

 

 

31手目▲4八金。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: 角

△羽生竜王: 角

 

豊島棋聖は上図の局面で

最新流行形の「▲6八玉+4八金+2九飛」型に

自陣の駒を組み上げました。。

 

 

 

34手目△7ニ金。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: 角

△羽生竜王: 角

 

一方の羽生竜王は、金を6二の地点ではなく

7二の地点に構える最新改良形を採用しました。。

 

 

 

40手目△5ニ玉。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: 角

△羽生竜王: 角

 

互いに自陣の駒を組み上げてから

銀を中央5筋の戦場に繰り上げ、戦型は

おなじみの「角換わり相腰掛銀」に決定。。

 

すると

豊島棋聖が手堅く玉の入城を完了させたのに対し

羽生竜王は7筋に上げた金を6筋へ、さらには玉も

6筋から5筋に寄せて、手損を重ねて手番を渡します。。

 

 

 

45手目▲4六角。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: なし

△羽生竜王: 角

 

羽生竜王が手数をかけて玉を7筋まで寄せる間に

豊島棋聖は飛車を6筋に合わせると、上図で角を投入。

4六の地点に構え、形を決めました。。

 

 

 

51手目▲2五桂。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: なし

△羽生竜王: 角

 

先に仕掛けたのは、羽生竜王。

角頭めがけて4筋の歩を突き合わせますが(50手目△4四歩)

豊島棋聖は▲同歩とは応じずに、桂馬を2筋へ跳躍させます。。

 

次に、羽生竜王が4筋の歩を取り込むと。。

(52手目△4五歩)

 

 

 

53手目▲3三桂成。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: 銀

△羽生竜王: 角、歩

 

豊島棋聖は桂馬を敵陣に飛び込ませ、銀を捕獲。。

すると、羽生竜王もそのまま歩で先手の角を取り込み

互いに我が道を行く踏み込みで、いざ開戦となりました。。

 

 

 

66手目△3六角成。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: 銀、歩2

△羽生竜王: 角、歩

 

大捌きが一段落すると

羽生竜王は8筋に味をつけてから機敏に角を成り込み

攻守に拠点を作り、攻防の主導権を握ります。。

 

 

 

80手目△5七銀。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: 銀、歩2

△羽生竜王: 角、歩4

 

豊島棋聖は後手の馬をけん制しながら

後手陣に執拗に絡みつきますが、冷静に間合いを計った

羽生竜王は上図で銀を強く打ち込み、終盤戦の幕を開きます。。

 

豊島棋聖は成銀を突き出し(81手目▲7三成銀)、以下

△同馬~▲5七金~△4八角~▲6九飛~△5七角成~

▲5三歩成に△5八銀~▲6八飛~△6七歩~▲5八飛~

△同馬~▲2五桂をみて、下図94手目△6九馬と進行。。

 

 

 

94手目△6九馬。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: 銀3、歩3

△羽生竜王: 飛、金、歩3

 

羽生竜王は丸裸の自玉に詰みはないと

強く強く駒を前に出し、豊島玉を仕留めに行きます。。

 

 

「羽生竜王-豊島棋聖」の棋譜中継はこちら

 

 

【 投了図・120手目△7九金 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲豊島棋聖: 角2、金、歩

△羽生竜王: 金、銀2、桂、歩4

 

豊島棋聖の猛攻を龍と馬の大駒が跳ね返し

羽生竜王が磐石の寄せに入った上図の局面をみて

豊島棋聖は万策尽き果て、無念の投了を告げました。。

 

 

攻守にしっかりと手が伸びた見事な快勝で

公式戦連敗と対豊島棋聖の連敗を「2」で止めた

羽生竜王は気持ちよく、ベスト4進出を決めました。。

 

羽生竜王今期成績一覧

 

 

 

□□□

 

先輩の意地と貫禄。

 

山崎八段、藤井七段との初手合いを制す

 

 

 

 

□□□

 

ハイレベルな番勝負はフルセット。。

 

見事な切り返し、そして猛攻。。

 

王位戦/第6局・一日目の所感。。

 

飛龍の陣に二枚角。。封じ手は悩ましく

 

 

大一番は「陣屋」にて

 

王位戦/第6局開幕前夜。。

 

 

 

 

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