第59期王位戦挑戦者決定リーグ・白組/3回戦「阿久津八段-豊島八段を振り返ろう」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ
2018年04月17日

第59期王位戦挑戦者決定リーグ・白組/3回戦「阿久津八段-豊島八段を振り返ろう」

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第59期挑戦者決定リーグ対戦表

 

 

 

 

今回は昨日行なわれました

第59期王位戦挑戦者決定リーグ戦の注目の好カード

白組/3回戦「阿久津主税八段-豊島将之八段」の模様を

振り返らせていただきます。

 

 

 

2手目△3四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島八段: なし

△阿久津八段: なし

 

先手は豊島八段。

その初手は角道を開く▲7六歩から。

対します、阿久津八段も2手目に同じく角道を開く

△3四歩と返して、対局はスタートとなりました。。

 

続く3手目に、豊島八段が

▲2六歩として居飛車を明示すると。。

 

 

 

4手目△4ニ飛。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島八段: なし

△阿久津八段: なし

 

阿久津八段は飛車に手をかけると

4筋へと振り、「四間飛車」を投入します。。

 

この手をみて

豊島八段が居玉を解除した(5手目▲6八玉)

次の瞬間。。

 

 

 

6手目△8八角成。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島八段: なし

△阿久津八段: 角

 

阿久津八段はすかさず角交換を敢行。。

戦型は後手の「角交換四間飛車」となりました。。

 

 

 

23手目▲7八金。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島八段: 角

△阿久津八段: 角

 

飛車のポジションが決まり、角交換が成立すると

両者は呼吸を合わせつつ、玉の囲いをガッチリ完成。。

 

豊島八段は「銀冠」に

阿久津八段は振り飛車の相棒「美濃囲いの中へ

それぞれ玉の入城を完了しました。。

 

駒組みの完成も近づく中、上図から次に

阿久津八段が不意に3筋の歩を突き越すと。。

(24手目△3五歩)

 

 

 

25手目▲2三角。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島八段: なし

△阿久津八段: 角

 

豊島八段は一瞬の隙を見逃すことなく

敵陣2筋へ、手持ちの角を投入しました。。

 

阿久津八段は格言通りに

「角には角」の合わせで対抗(26手目△3四角)

打たれた角を消しに出ますが。。

 

 

 

27手目▲4一角成。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島八段: 金

△阿久津八段: なし

 

豊島八段は角交換には応じずに

角切りの強襲で金を捕獲、一気に踏み込みます。

 

阿久津八段の△同飛(28手目)をみて、以下

▲3ニ金~△5一飛~▲3三金~△同桂に▲4ニ銀~

△2一飛~▲3三銀成~△2五歩~▲3四成銀~△2六歩~

▲3八金をみて、下図40手目△4九角と進行。。

 

 

 

40手目△4九角

 

▲豊島八段: 角、桂

△阿久津八段: 金、歩

 

豊島八段は躊躇なく駒を回転させながら

後手陣左側の駒を一掃しつつ、手持ちの戦力を補強。。

その間に、唯一生き残った2筋の飛車先から逆襲に転じた

阿久津八段は上図で敵陣に角を打ち込み畳み掛けます。。

 

 

 

42手目△2七歩成。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島八段: 角、桂

△阿久津八段: 金、歩

 

豊島八段は金取りを受けずに

9筋の端歩を突き合わせ(41手目▲9五歩)

後手からの仕掛けを呼び込みます。。

 

ならば、と阿久津八段は

飛車先の歩を成り込み、直後に飛車交換が成立。。

先手の仕掛けから、そのまま終盤戦へと突入しました。。

 

 

 

56手目△7一金打。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島八段: 角、歩3

△阿久津八段: 銀、桂

 

両者は手持ち飛車をすぐさま敵陣に投入し

一刻も早い寄せを狙いますが、一足お先に

豊島八段の成銀が後手の「美濃囲い」に到達。。

9筋の制空権も押さえ、主導権を掴みました。。

 

阿久津八段は囲いの隙間に金を打ち込み

守備を固めて徹底抗戦の構えをみせます。。

 

 

 

62手目△6九銀。

 

上図での持ち駒

 

▲豊島八段: 歩3

△阿久津八段: 桂

 

豊島八段は角を自軍1筋の歩の上に設置し

守備にも利かせつつ、ジッと敵陣を遠見の角で見据えると

阿久津八段も上図の局面で先手陣の急所に銀を引っ掛け

ともに敵将を仕留める準備が整いました。。

 

盤上の熱気と気合がピークに達した、上図から次に。。

豊島八段は事も無げに金で銀を捕獲(63手目▲6一金)

すると、阿久津八段も銀で金を捕獲し(64手目△7八銀成)

王手で宣戦布告、攻め合いに勝負をかけますが。。

 

【 投了図・81手目▲6一同飛成 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲豊島八段: 金、銀2、桂、歩3

△阿久津八段: 角、金2、銀、桂、歩

 

豊島八段は鉄壁の受けで後手の猛攻を凌ぎ

握った手番で鋭く反撃に転じると、上図の局面をみて

阿久津八段は万策尽き果て、無念の投了を告げました。

 

鋭い踏み込みと攻守の切り替えで快勝をおさめた

豊島八段はこれで白組開幕3連勝と首位をキープ。

一方、敗れた阿久津八段は1勝2敗となりました。。

 

 

 

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叡王戦に思うこと

 

新趣向、新タイトルは名古屋から

 

 

 

 

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長崎旅行を柔らかく。。

 

海と島々と。。

 

 

歴史、時代、文化と生活。。

 

丸かぶりの旅へ

 

 

 

 

 

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春の本場所、ついに開幕。。 

 

  

第一人者は更なる進化と未だ見ぬ高みへ。。

 

第45回将棋大賞決定「最優秀棋士は羽生竜王」

 

 

 

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神童・藤井六段は高校生活がスタート

 

春風にヒコウして

 

 

 

公式戦は新年度も白星発進

 

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詰将棋界最大の祭典

第15回詰将棋解答選手権にも神童登場

 

「藤井六段、貫禄の4連覇達成」

 

 

 

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「将棋界の一番長い日」は劇的なフィナーレ。。

 

因縁の鬼勝負は劇的な終結

 

A級/最終戦「渡辺棋王-三浦九段は角換わり」

 

 

 

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ふさわしき、伝説の始まり

 

 

午前の準決勝では羽生竜王に勝利!

 

歴史的初手合い「羽生竜王-藤井五段」実現

 

藤井六段前期成績一覧

 

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