ビジョンはすでに異次元へ。。第66期王座戦・二次予選/決勝「糸谷八段-藤井六段を振り返ろう」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ
2018年03月23日

ビジョンはすでに異次元へ。。第66期王座戦・二次予選/決勝「糸谷八段-藤井六段を振り返ろう」

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第65期王座戦中継サイト

第66期二次予選トーナメント表

 

 

 

 

今回は昨日行なわれました

第66期王座戦・二次予選/決勝で実現した好カード

「糸谷哲郎八段-藤井聡太六段」の初手合いの模様を

振り返らせていただきます。。

 

 

 

2手目△3四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: なし

△糸谷八段: なし

 

振り駒の結果、先手は藤井六段に。。

その初手は飛車先を突く▲2六歩から。。

対します、糸谷八段は2手目に角道を開く

△3四歩と返して、対局はスタート。。

 

続く3手目に

藤井六段が▲7六歩と角道を開くと。。

 

 

 

4手目△3ニ金。

 

上図での持ち駒

 

▲糸谷八段: なし

△藤井六段: なし

 

代えて△8八角成と角を換える手もありましたが

糸谷八段は△3ニ金とし、先手からの角交換に備えます。。

 

この手をみて

藤井六段は飛車先を決め(5手目▲2五歩)

後手に△3三角(6手目)の受けを強要してから。。

 

 

 

7手目▲3三角成。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: 角

△糸谷八段: なし

 

注文通りに角交換を敢行しました。。

糸谷八段はすぐに△同金(8手目)で馬を払うと。。

 

 

 

10手目△2ニ飛。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: 角

△糸谷八段: 角

 

サッと飛車に手をかけ、2筋へと振り

浪速が生んだ伝説の棋士・坂田三吉の名を冠す

「坂田流向かい飛車」を投入しました。。

 

 

 

20手目△2四飛。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: 角

△糸谷八段: 角

 

角交換が成立し、飛車のポジションも決まると

両者は居玉を解除し、玉の囲いを目指しますが

その最中、糸谷八段は飛車先で歩を合わせます。。

 

 

 

26手目△2五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: 角、歩

△糸谷八段: 角

 

藤井六段が▲同歩(21手目)で応じると

糸谷八段は金でこの歩を捕獲つつ、飛車先に乗せ

「棒銀」ならぬ「棒金」に構えると、桂馬も跳躍させて

先手の飛車先を押さえ込みました。。

 

 

 

36手目△4四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: 角、歩2

△糸谷八段: 角

 

厚みを築いてグイグイと圧力をかける後手に対して

重心低く迎え撃ち、慎重に様子をうかがう藤井六段は

上図で糸谷八段が4筋の歩を突いたのをみて。。

 

 

 

37手目▲6五角。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: 歩2

△糸谷八段: 角

 

6筋の桂馬の利きに、ポーンと角を投入。。。

「筋違い角」のにらみで、反撃の狼煙を上げました。。

 

この手に対し、糸谷八段が

守りの要であるはずの金を、まだ囲いもままならない

玉から離して5筋に繰り上げると(38手目△5ニ金)。。

 

 

 

39手目▲2五桂。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: 歩3

△糸谷八段: 角

 

一瞬、怯んだ後手の綻びを逃すことなく

飛車先へ軽快に桂馬を跳ねて、仕掛けを開始します。。

次に、糸谷八段は△同桂(40手目)と応じますが。。

 

 

 

41手目▲2三歩。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: 歩2

△糸谷八段: 角、桂

 

藤井六段は返す刀で

糸谷飛車の頭上を叩く激痛の一着を披露。。

 

一発で飛車を仕留められた糸谷八段は、力なく

それでもこれしかない△同飛(42手目)と応じて、以下

▲3ニ角成~△4三飛~▲2六歩~△3三金~▲4三馬に

△同金寄をみて、下図49手目▲2五歩と進行。。

 

 

 

49手目▲2五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: 飛、桂、歩

△糸谷八段: 角2、桂、歩

 

藤井六段は角との交換で飛車を捕獲すると

桂馬も捕獲し押さえ込まれた飛車先を見事に解し

攻防の主導権をガッチリと握りました。。

 

 

 

58手目△4六歩。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: 飛、桂、歩2

△糸谷八段: 角2、歩2

 

一方、あっけなく形勢を損ねた格好の

糸谷八段は桂馬での金取りに続き、歩を突き立てて

銀取りを仕掛け、怒りの攻勢に転じますが。。

 

しかし

 

 

 

59手目▲4ニ「と」金。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井六段: 飛、銀、桂、歩2

△糸谷八段: 角2、歩2

 

「金でも銀でもお好きにどうぞ」と

藤井六段は将棋界屈指の豪腕でならす糸谷八段の

攻め手を全く相手にせず、飛車先から淡々と成り込んだ

「と」金で敵陣に踏み込み、あっさり終盤戦突入を告げました。

 

 

「糸谷八段-藤井六段」の棋譜はこちら

 

 

【 投了図・89手目▲7三銀 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲藤井六段: 桂、歩

△糸谷八段: 金、銀、桂、歩4

 

糸谷八段は豪腕全開で攻守に食らいつきますが

しかし、藤井六段の確信は最後まで揺らぐことなく

後手玉へと力強く迫り続けると、上図の局面をみて

糸谷八段は為す術なく、無念の投了を告げました。。

 

来期からA級初参戦を果たす西の怪童を一蹴。。

本局も磐石にして圧倒的な強さをみせつけた藤井六段は

王座戦本戦入りを決め、公式戦16連勝を飾りました。。。

 

 

 

□□□

 

前代未聞のプレーオフがついに決着

 

【速報版】「名人挑戦者は羽生竜王に決定!」

 

 

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名人挑戦権を懸けて。。

 

プレーオフ/決勝「羽生竜王-稲葉八段」

 

 

 

 

□□□

 

NHK杯/決勝では山崎八段が天才の煌き

 

らしさ存分。。「山崎八段、2度目の制覇成る」

 

 

 

 

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決着はパラマス式五番勝負。。A級プレーオフ開幕!

 

 

 

 

「将棋界の一番長い日」は劇的なフィナーレ。。

 

因縁の鬼勝負は劇的な終結

 

A級/最終戦「渡辺棋王-三浦九段は角換わり」

 

 

 

 

□□□

 

美しき挑戦は叶わず。。

 

里見三段、奨励会退会決定

 

 

□□□

 

ふさわしき、伝説の始まり

 

 

 

午前の準決勝では羽生竜王に勝利!

 

歴史的初手合い「羽生竜王-藤井五段」実現

 

藤井六段今期成績一覧

 

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