再出発は完勝から。。第31期竜王戦ランキング戦2組/1回戦「三浦九段-大石七段を振り返ろう」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ
2018年02月23日

再出発は完勝から。。第31期竜王戦ランキング戦2組/1回戦「三浦九段-大石七段を振り返ろう」

テーマ:ブログ

第30期竜王戦中継サイト

第31期ランキング戦2組トーナメント表

 

 

 

 

本日は藤井聡太六段の対局、そして

カーリング女子/準決勝も気になりますが、まずは注目の一戦

昨日行なわれました、第31期竜王戦ランキング戦2組/1回戦

「三浦弘行九段-大石直嗣七段」を振り返らせて頂きます。。

 

 

 

2手目△3四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: なし

△三浦九段: なし

 

先手は大石七段。

その初手でいきなり中央5筋の歩を突き

振り飛車投入を示唆します。。

 

対します、三浦九段は2手目に角道を開く

△3四歩と返し、含みを持たせて対局はスタート。。

 

すると

 

 

 

3手目▲5八飛。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: なし

△三浦九段: なし

 

大石七段は続く3手目に飛車に手をかけ

歩を突いた5筋へと振り、「中飛車」を投入しました。。

 

 

 

16手目△6四銀。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: なし

△三浦九段: なし

 

飛車先と1筋の位を取った大石七段に対して

三浦九段は飛車のコビンから銀を戦場へと繰り出し

5筋の位を目印に、急戦投入の準備を整えます。。

 

 

 

23手目▲6五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: なし

△三浦九段: なし

 

その後、両者は玉の囲いを目指しますが

大石七段は居座る後手の銀が目障りとばかりに

6筋の歩を突き立てました。。

 

しかし、この突き出しは不用意だったのか

三浦九段が△同銀(24手目)で払うと、先手はこれ以上

追撃はなく、むしろ銀がヒモのついていない7筋の歩に当たり

後手の模様が伸びる形となりました。。

 

 

 

30手目△7六銀。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: 歩

△三浦九段: 歩2

 

序盤の主導権を握った三浦九段は

飛車先の歩を切ってから、銀を力強く前進させて

7筋の歩を捕獲、確実と圧力を強めます。。

 

この手をみて、大石七段は。。

 

 

 

31手目▲5四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: 歩

△三浦九段: 歩2

 

押しつぶされる前に

飛車先5筋の歩を突き合わせ反撃開始。。

攻め合いを求め、局面を動かしに行きます。。

 

 

 

38手目△7五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: 歩

△三浦九段: 歩4

 

大石七段は5筋に起点を作りつつ

飛車を攻守に利かせてポイントを稼ぎますが

三浦九段は慌てることなく、銀の真下に歩をあてがい

ジッと反撃のチャンスを待ちます。。

 

上図から次に

大石八段がこの銀に歩を突き立てると。。

(39手目▲7七歩)

 

 

 

40手目△2四銀。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: なし

△三浦九段: 歩4

 

三浦九段は、次の瞬間

サッと自陣の銀を開いて角道を通しました。。

 

大石七段はそれでも銀を取り込み(41手目▲7六歩)

以下、△8八角成~▲同金~△同飛成~▲7七角に△8九龍をみて

▲1一角成~△3三角~同馬~▲同銀~下図51手目▲2六香と進行。

 

 

 

51手目▲2六香。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: 角、銀

△三浦九段: 角、金、桂、歩4

 

気持ちよく駒を捌いた後手に対して

大石七段も反撃の意志を盤上に示しますが。。

 

 

 

52手目△9ニ角。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: 角、銀

△三浦九段: 金、桂、歩4

 

三浦九段は悠々と遠見の角を投入。。

形勢リードを自覚しつつ、確実に差を広げに行きます。。

 

 

しかし

 

 

 

73手目▲2四香。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: 銀、桂

△三浦九段: 金、歩3

 

層の熱い関西若手陣と鎬を削り、鍛え込まれた

大石七段の勝負根性は、簡単には折れることなく

しぶとく攻守に食らいつき勝利への執念を燃やします。

 

 

 

95手目▲1一角。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: 金、歩3

△三浦九段: 歩2

 

大石七段の頑張りで、終盤戦は見応え十分。。

しかし、静かに闘志を燃やす三浦九段の大局観は

ぶれることなく、模様を俯瞰しその先を見据えます。。

 

 

 

108手目△3三歩。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: 金、歩4

△三浦九段: 銀、香、歩

 

大石七段の猛攻を凌いだ

三浦九段は玉頭にそっと歩の盾を配置すると。。

 

 

 

110手目△2八銀。

 

上図での持ち駒

 

▲大石七段: 金、銀、歩4

△三浦九段: 香、歩

 

威風堂々、勝負を決めに出ました。。

 

 

【 投了図・140手目△2九銀打 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲大石七段: 飛、金2、銀、香、歩

△三浦九段: 歩4

 

大石七段は最後の最後まで食い下がりますが

形勢は揺るがず、上図の局面で無念の投了を告げました。

 

見事な完勝で貫禄を示した三浦九段は1回戦突破。

因縁の舞台・竜王戦出場へ、力強く第一歩を踏み出しました。

 

 □□□

 

渡辺棋王は絶不調。。

 

勝率5割も赤信号点滅。。渡辺棋王、元気なく

 

 

 

□□□

 

羽生竜王は新たな第一歩

 

 

王位戦・紅組/1回戦「羽生竜王、受賞後初白星」

 

 

 

 

□□□

 

王将戦/第4局・一日目の所感

 

攻めるのか、渡すのか。。

 

舞台は尼崎。。

 

王将戦/第4局開幕前夜

 

 

□□□

 

美しき挑戦は叶わず。。

 

里見三段、奨励会退会決定

 

 

□□□

 

ふさわしき、伝説の始まり

 

 

 

午前の準決勝では羽生竜王に勝利!

 

歴史的初手合い「羽生竜王-藤井五段」実現

 

藤井六段今期成績一覧

 

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