準決勝で対羽生竜王が実現。。第11回朝日杯in名古屋「藤井四段、名人を撃破」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ
2018年01月14日

準決勝で対羽生竜王が実現。。第11回朝日杯in名古屋「藤井四段、名人を撃破」

テーマ:ブログ

第11回朝日杯将棋オープン中継サイト
朝日杯将棋オープン戦 名古屋対局

 

【 投了図・121手目▲8一角 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲藤井四段: 桂3、歩2

△佐藤名人: 飛、銀、歩5

 

本日行なわれました

第11回朝日杯将棋オープンin名古屋の2回戦で

「佐藤天彦名人-藤井聡太四段」が実現。。

 

結果は、上図121手までで

神童・藤井四段が現役名人との初手合いで

見事な勝利を飾りました!

 

 

 

2手目△3四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: なし

△佐藤名人: なし

 

午前の1回戦で藤井四段は澤田真吾六段に

佐藤名人は永瀬拓矢七段に勝利をおさめて

藤井四段の地元で実現した夢の対局。。

 

振り駒の結果

先手となった藤井四段の初手は飛車先を突く▲2六歩。

対します、佐藤名人は2手目△3四歩と角道を開き

対局はスタートとなりました。。

 

 

 

6手目△8五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: なし

△佐藤名人: なし

 

続く3手目に、藤井四段が角道を開けば

佐藤名人は飛車先を突く互い違いの出だしから

次に両者は息を合わせて飛車先の歩を伸ばし

いざ、「横歩取り」を目指す進行に。。

 

 

 

14手目△8六同飛。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 歩2

△佐藤名人: 歩2

 

そのまま定跡手順の進行となり

互いに角頭を金で受け、飛車先で歩を交換した

上図から次に、藤井四段は。。

 

 

 

15手目▲3四飛。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 歩3

△佐藤名人: 歩2

 

2筋に浮いた飛車でお隣り3筋の歩をかすめとり

戦型は「横歩取り」に決定しました。。

 

得意の「横歩取り」へと誘導した

後手番最強との呼び声も高い佐藤名人は、次に

3筋に回った先手の飛車先を定跡通りに角で受けると。。

(16手目△3三角)

 

 

 

17手目▲5八玉。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 歩3

△佐藤名人: 歩2

 

藤井四段は飛車をすぐには引かずに

スッと玉を立て、「中住まい」に構えました。。

 

この手をみて

佐藤名人も居玉を解除し、玉を6筋に上げました。

(18手目△6ニ玉)

 

 

 

26手目△2四飛。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 歩3

△佐藤名人: 歩2

 

藤井四段がオーソドックスな金開きに構えると

佐藤名人は8四の地点に引いた飛車を2筋に移動し

先手の駒組みをけん制します。。

 

この手に対し

藤井四段が▲2八歩(27手目)と低く受けたのをみて

佐藤名人はさっと飛車を元居た8筋に戻しました。。

(28手目△8四飛)

 

 

 

41手目▲3七桂。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 歩

△佐藤名人: 歩2

 

研究将棋の代名詞である「横歩取り」で

主役となるのが飛び道具である左右の桂馬。。

藤井四段は迷い無く、左に続いて右の桂馬を跳ねて

より立体的に駒を組み上げて行きます。。

 

一方、6筋に上げた玉を

手損覚悟で4筋へと移動させた佐藤名人が

上図から次に、左の銀を戦場に繰り出したのをみて。

(42手目△4四銀)

 

 

 

43手目▲8四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 歩

△佐藤名人: 歩2

 

後手の飛車の横利きが止まった

この瞬間を見逃さず、8筋の歩を突き越します。。

 

次に先手の▲8六飛がみえており

佐藤名人もここは自陣低くに歩を打ち込み

穏便に安定化を図ります(44手目△8ニ歩)。。

 

 

 

54手目△3五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 歩

△佐藤名人: なし

 

ともに十分に駒を組み上げると

上図で佐藤名人が3筋の歩を突き出し

先に仕掛けに入りますが。。

 

 

 

55手目▲8五桂。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 歩

△佐藤名人: なし

 

藤井四段は同歩とは応じず、すぐに反発。

左の桂馬を跳躍させて、わが道を行きます。。

 

ならば、と佐藤名人は3筋の歩を取り込み(56手目△3六歩)

以下、▲同銀~△3四飛~▲2七金~△3五歩に▲4七銀~

△6五歩~▲5七銀~△5ニ玉に下図65手目▲6八金と進行。。

 

 

 

65手目▲6八金。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 歩2

△佐藤名人: なし

 

藤井四段が3筋を巧みに収めると

すぐの開戦には至らず、両者は再び息を合わせて

自陣を整備し、間合いを計り合います。。

 

 

 

81手目▲3六歩。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 歩2

△佐藤名人: 歩2

 

中盤の押し問答の後

藤井四段は上図で争点の3筋で歩をあわせ

局面を動かしに出ました。。

 

佐藤名人が△同歩(82手目)で取り込むと

藤井四段は金でこの歩を払い、歩交換が成立。。

(83手目▲3六同歩)

 

すると、手番の佐藤名人は

金がどいた2筋へ飛車を合わせますが。。

(84手目△2四飛)

 

 

 

85手目▲2九飛。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 歩3

△佐藤名人: 歩2

 

藤井四段は事前に自陣最下段へと引き下げた

飛車を2筋にスライドさせ、突破を許さぬばかりか

後手の飛車を華麗に押さえ込みました。。

 

ここまで派手な応酬はないものの

要所でしっかりと主導権を握った藤井四段へと

形勢の針は傾き始めます。。

 

 

 

105手目▲5五銀。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井四段: 金、歩2

△佐藤名人: 歩4

 

ここまで焦らしに焦らし、模様を引きつけた

藤井四段は、天王山の位で満を持して銀をぶつけ

ついに開戦への口火を切りました。。

 

すると。。

 

 

【 投了図・121手目▲8一角 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲藤井四段: 桂3、歩2

△佐藤名人: 飛、銀、歩5

 

佐藤名人の捨て身の猛攻を相手にせず

藤井四段がそのまま一方的に寄せに入り

上図の局面をみて、佐藤名人は為す術なく

無念の投了を告げました。。

 

 

棋譜中継はこちら

 

 

事前研究、戦略、そして素晴らしい大局観で

名人に何もさせずに完勝を飾った藤井四段は

確かな実力と無限の才能をあらためてみせつけ

堂々のベスト4進出を決めました。。

 

そして、準決勝ではついに

羽生善治竜王との夢の対決が実現致します!

 

 

 

□□□

 

新年初白星は

魅惑の「藤井システム」で。。

 

朝日杯in名古屋「羽生竜王、1回戦も貫禄の勝利」

 

 

□□□

 

藤井四段、スペシャリストから見事勝利

 

藤井四段、圧勝で2018年初白星

 

 

 

□□□

 

伝統のタイトル戦

王将戦/第1局終局直後の感想

 

思わぬ大差のスタートも。。

 

王将戦/第1局・一日目の所感と封じ手予想

 

急所の長考。。

 


□□□

 

羽生竜王、祝・国民栄誉賞受賞決定。

 

指し初め式。。公式戦取組が再開

 

 

 

 

□□□

  

羽生永世七冠、かく語りき

 

 

 

永世七冠達成の興奮はさめず。。

 

世紀の瞬間、その余韻

 

 

  

□□□

 

前人未到空前絶後の偉業達成!

 

羽生永世七冠、いまなお進化の途中で

 

 

竜王戦/第5局・一日目の所感。。

 

風は先手に。。

 

 

世紀の決戦、舞台は鹿児島。。

 

竜王戦/第5局開幕前夜

Behind the game

 

 

将棋の代名詞・羽生棋聖の現在地

 

過去の衝撃、未来への衝撃

 

 

【速報版】「羽生棋聖、圧勝」

羽生棋聖今期成績一覧

 

□□□

 

前哨戦の先に見据えるものは。。

 

点はすでに線上に。。

 

 

□□□

 

羽生棋聖、悲願の竜王奪取に王手!

竜王戦/第4局終局直後の感想

 

一方的な、この余韻。。


竜王戦/第4局・一日目の所感。。

 

デザインはシンクロするか。。

 

 

 

 

第4局の舞台は新潟

 

竜王戦/第4局開幕

 

 

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