将棋界の気になるつぶやき






2017年12月04日

第30期竜王戦7番勝負/第5局・一日目「大一番も積極的に。。羽生棋聖が封じ手」

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通算12期目の防衛を目指す渡辺明竜王に

「永世七冠」達成が懸かる羽生善治棋聖が挑戦する

将棋界「冬の本場所」第30期竜王戦7番勝負。

 

ここまで4局を消化し、羽生棋聖が3勝1敗とリード。

悲願の竜王奪取に王手をかけて迎えた世紀の大一番

第5局が本日より、鹿児島県指宿市「指宿白水館」にて

いよいよ運命の幕を開きました。。

 

 

 

 

竜王戦/第5局・柔らかいプレビュー

 

 

第5局の先手は、羽生棋聖。

その初手は普段通りに角道を開く▲7六歩から。。

 

 

 

2手目△8四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: なし

△渡辺竜王: なし

 

対します、カド番でもう後の無い

渡辺竜王は2手目△8四歩と飛車先を突き

対局はスタートとなりました。。

 

早々と居飛車を明示し

戦型の選択権を先手に委ねた渡辺竜王に対し

羽生棋聖の作戦が明らかとなる、次の3手目は。。

 

 

 

3手目▲2六歩。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: なし

△渡辺竜王: なし

 

代えて▲6八銀からの「矢倉」も考えられましたが

羽生棋聖は3分の少考の後、3手目▲2六歩として

「角換わり」での勝負を指向しました。。

 

 

 

9手目▲6八銀。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: なし

△渡辺竜王: なし

 

2手目△8四歩と突いたからには

渡辺竜王も「角換わり」に異存はなく、大一番らしく

確立された定跡手順を嚙みしめるように進行。。

 

迎えた上図で羽生棋聖が

▲6八銀と上がった局面が後手の作戦の分かれ道。

△7七角成の角交換か、△4四歩の角交換拒否か。。

どちらも同じくらい考えられましたが。。

 

 

 

10手目△7七角成。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: なし

△渡辺竜王: 角

 

渡辺竜王は2分の少考で気息を整えると

覚悟は決まっているとばかりに角交換を敢行。。

手損のない「ノーマル角換わり」となりました。

 

 

 

16手目△4ニ玉。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 角

 

角交換成立後

次なる焦点は右銀のポジショニングとなりますが

羽生棋聖が4筋の歩を突いたのをみて(15手目▲4六歩)

渡辺竜王は右銀の態度を保留し、先に居玉を解除します。。

 

この手に対し、羽生棋聖は。。

 

 

 

17手目▲4七銀。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 角

 

2分の少考で銀を4筋に繰り上げ

「ノーマル角換わり」の常套手段「腰掛銀」を

ケレン味なく目指します。。

 

 

 

19手目▲5六銀。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 角

 

次に、渡辺竜王の△3三銀(18手目)をみて

羽生棋聖はそのまま銀を中央5筋へと繰り出し

居玉のまま、先に「腰掛銀」に形を決めました。。

 

この手をみて

渡辺竜王は手を止め、しばし考慮に耽ります。。

 

 

 

20手目△7四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 角

 

19分、時間を使ってから

渡辺竜王は7筋の歩を突いて飛車のコビンを開き

先手の「腰掛銀」に対して、「棒銀」と「早繰り銀」を

それぞれ含みとしました。。

 

が、しかし

 

 

 

24手目△6三銀。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 角

 

羽生棋聖が居玉を解除したところで(23手目▲6八玉)

渡辺竜王は銀を7筋ではなく6筋に立て、先手と同じく

「腰掛銀」を目指す進行を選択しました。。

 

 

 

32手目△6ニ金。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 角

 

渡辺竜王はすぐには銀を戦場に構えず

6筋に保留したまま、まずは現在の流行形である

「△4ニ玉+6ニ金+8一飛」型に駒を組みます。。

 

上図から次に

羽生棋聖が右の桂馬を跳躍させると。。

(33手目▲3七桂)

 

 

 

34手目△3一玉。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 角

 

玉を3一の地点に移動させて

銀の態度よりも玉の安全確保を優先しました。。

 

この局面で、羽生棋聖が長考に入り

そのまま午前の対局は終了、お昼休憩に突入。。

 

 

【 お昼のメニュー 】

 

羽生棋聖: 黒豚カツカレー

渡辺竜王: 黒豚カツカレー(辛さ控え目)

 

 

 

36手目△5四銀。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 角

 

午後の対局開始の一手で

羽生棋聖は午前と合わせて53分の長考の末に

6筋の歩を突きました(35手目▲6六歩)。。

 

この手をみて、渡辺竜王は16分の考慮で

銀を中央5筋へと繰り出し、世紀の大一番の戦型は

「角換わり相腰掛銀」に決定しました。。

 

すると、次の瞬間。。

 

 

 

37手目▲4五銀。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 角

 

羽生棋聖はいきなり4筋に銀を繰り上げ

「腰掛銀」の激突から、強く仕掛けを開始しました。。

 

渡辺竜王はこのタイミングでの銀交換を拒み

「腰掛銀」を前進させると(38手目△5五銀)。。

 

 

 

39手目▲2五桂。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 角

 

羽生棋聖は桂馬をヒラリと2筋に跳躍。。

今シリーズの流れそのままに、積極的な指し回しで

純然と、そして強かに、いざ勝負を求めます。。

 

 

 

41手目▲1五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 角

 

渡辺竜王が桂馬に狙われた銀を

自陣に引き下げたのをみて(40手目△4ニ銀)

羽生棋聖は1筋の端歩を突き合わせ畳み掛けます。。

 

すると。。

 

 

 

42手目△3七角。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: なし

 

ここまで受けに回った渡辺竜王がようやく反撃。。

34分の考慮の後、手持ちの角を敵陣に打ち込み

羽生飛車のコメカミに当てて手番を稼ぎます。。

 

この手に対し、羽生棋聖は37分の考慮で

狙われた飛車を一段引き下げ(43手目▲2九飛)、以下

△4六角成に▲4九飛に下図46手目△1五歩と進行。。

 

 

 

46手目△1五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生棋聖: 角

△渡辺竜王: 歩2

 

渡辺竜王が馬を作ってから1筋の歩を取り込んだ

上図の局面で終了時刻(午後6時)を迎え、羽生棋聖が

次の手を封じて、一日目は終了となりました。。

 

竜王戦/第5局の棋譜中継はこちら

 

本格開戦を前に、形勢はまだ互角ながらも

積極的に仕掛けた羽生棋聖は自信有り気に感じます。

今シリーズは二日目の失速が目に付く渡辺竜王は

果たして、現在の形勢をどうみているのか。。

 

明日は決着の二日目。

世紀の大一番のクライマックスへ、いざ。。

 

 

□□□

 

世紀の決戦、鹿児島にて開幕。。

 

竜王戦/第5局開幕前夜

 

Behind the game

 

 

 

将棋の代名詞・羽生棋聖の現在地

 

過去の衝撃、未来への衝撃

 

 

 

 

【速報版】「羽生棋聖、圧勝」

羽生棋聖今期成績一覧

 

□□□

 

前哨戦の先に見据えるものは。。

 

点はすでに線上に。。

 

 

□□□

 

羽生棋聖、悲願の竜王奪取に王手!

竜王戦/第4局終局直後の感想

 

一方的な、この余韻。。


竜王戦/第4局・一日目の所感。。

 

デザインはシンクロするか。。

 

 

 

 

第4局の舞台は新潟

 

竜王戦/第4局開幕

 

 

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