伏兵から主役へ。。第66回NHK杯/準決勝「佐藤六段、堂々の決勝戦進出」
【 投了図・153手目▲7七金打 】
投了図での持ち駒
▲橋本八段: 飛、金、銀2、歩
△佐藤六段: 桂、歩3
日曜日に放送されました
第66回NHK杯将棋トーナメント/準決勝
注目の「橋本祟載八段-佐藤和俊六段」は
上図152手までで、後手・佐藤六段が勝利。
23手目▲9九玉。
上図での持ち駒
▲橋本八段: なし
△佐藤六段: なし
ともに初優勝を目指し、決勝進出を懸けた
本局は佐藤六段が「ノーマル三間飛車」を投入。。
居飛車の橋本八段は早々と「穴熊」に玉を潜めます。
52手目△9七桂成。
上図での持ち駒
▲橋本八段: 歩2
△佐藤六段: 歩
ガッチリと「穴熊」を築いた橋本八段に対して
飛車を7筋に振り直した佐藤六段は桂馬を成り捨て
先手の玉頭から果敢に攻め込み、いざ開戦へ。。
【 投了図・153手目▲7七金打 】
投了図での持ち駒
▲橋本八段: 飛、金、銀2、歩
△佐藤六段: 桂、歩3
橋本八段もさすがの腕力で盛り返し
終盤戦は一手を争うスリリングな勝負となるも
上図の局面で、佐藤六段が橋本玉を打ち取り
際どく勝利をものにしました。。
今大会の台風の目から、主役へ。。
佐藤六段は勢いを加速させ、堂々の決勝戦進出。。
初優勝を懸け、佐藤康光九段との決勝戦に臨みます。
□□□
同日、神童は次世代のオンリーワンと対戦
告発の果てに。。
久保新王将が冤罪事件に言及。。
事件はここに始まり。。