私が僧侶になってすぐに、
先輩の僧侶の方々より、
霊が見えるとか聞こえるとか、
霊のことは言わないよう指導されました。
それは、霊の存在を教えてくれた父の考え方や、
自分自身見たり体験したものとは、考え方がかけ離れており、
随分戸惑ったものでした。
そして昨年やっと初めてとある本で
最先端量子科学の研究が進んでいる事、
またその中のまだ仮説ではありますが、
霊の存在や、スピリチュアルな事も
説明できるようになってきていると知り、
なんだかもっと対外的に霊のことを言っても良いんだと、
心が解放されたように思いました。
何十年も前のことです。
父のお供で、とあるお寺に行くことがありました。
丁度その時にそのお寺の後継者の方が、修行が終わって
僧侶として帰ったところでした。
その僧侶になりたての後継者の方が、父に、
「先生、霊はいますか」
と聞いたのです。
「霊はおるぞ！」
と父は本当に嬉しそうに答えてました。
現在その方は大変修行をされ、
立派にお寺の後を継がれたそうです。
私は今後も父の教えてくれたこと
また今まで自分で見たり経験した事を活かして、
各家の因縁がどこから来るものか、
そしてご先祖さまがどうして欲しいのか、
どう手を合わせれば良いのか、
お伝えできればと思っております。
合掌
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