再生核研究所声明 765(2024.8.8) 太平洋戦争とは 何であったか。ー 平和を願って | Institute of Reproducing Kernels

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再生核研究所声明 7652024.8.8) 太平洋戦争とは 何であったか。ー 平和を願って

 

直観的には ある種の歴史的な流れで 相当に自然な経緯に考えられる。 後で反省する様に 当時の状況は簡単では無かったように思われる。

 

尊敬する大谷杉郎先生の 手記における言葉

 

第二次世界大戦の本質は、世界列強の世界侵略に対する日本の切ない反逆です。

 

に 象徴的に表現されていると考える(添付)。

 

そこで存念を率直に表現して 関係者 ロシアの蛮行で、さくばくとした世界の世相の中で みんな仲良くしたい。

 

被害を受けたアジアの諸国の関係者、日本の心情も理解して頂きたい。 アジアが余りにも虐げられていたので、日本は立ち上がざるを得なかった。日本も甚大な被害を受けたが 結果としてアジア諸国の独立を勝ち得た。

 

欧米の植民地支配は目に余るので、欧米には反省の心情が求められる.  しかし、アジアの後進性も認め、自由、平等、博愛、基本的な人権などの文化で 大いに学ぶべきことが多かった。 敗戦国日本の復興においては アメリカに対する別格の感謝と敬意を表明して行くべきである。日本自身を含めて、如何なる国も、このような敗戦処置が取れたようには思えない。

 

アジアで乱を起こすことなど お互いに考えるべきでは無く、アジア不戦条約の精神を育成して行くべきである。アジアは広く漢字や儒教、仏教などで共通する文化的、心情的な一体性を有すると考える。

自然科学や社会文化の先進諸国アメリカやイギリス、EU等とは争うべきではなく、学んでいく謙虚な態度で 友好的に交流して行くべきである。

世界史は、国連の進化で、世界が一つの国のように、国が州や県のようになり、国境の概念などたいして意味の無いような状況を作っていき、平和な世界を実現させたい。

 

                                  以 上

 

2024.8.7.15:10 終戦を意識して一気に表現した。

2024.8.7.17:27 良い。

2024.8.7.19:40 良い。

2024.8.7.21:54 良い。ちょっとの夕立あり、近くで鹿が啼いた。ゴーヤを5本収穫した。

2024.8.8.5:23 良い,完成できる。

2024.8.8.5:54 良い、完成、公表。

 

付録: 大谷杉郎先生と交わしたメールの記録:

2.6 靖国神社問題、背景、厳しい歴史(2007/4/10):

大谷先生: 先ず素直なご意見を頂き大変有難うございます。 追加説明にもありますように、私は先生のご意見をよく理解しており、先生のメール 自然によく分かりました。後で、じっくり読ませていただき、大いに参考にさせていただきます。

各論については、先生のメールの中で、具体的に:

今回の声明案についての感想を書くべきかどうか、いささか迷いましたが、参考になるかもしれないと考えましたので、私の正直な感想をのべます。この感想は、私と同じ年代の人たちには、圧倒的に支持される自信があります。 「声明5」は、軽い現代の常識的立場の整理だと思いました。この程度の見解が「第2次世界大戦について、十分な反省」をした結果だかどうか、頼りないようにおもいました。

この声明案の基本的な問題は、「1.第二次世界大戦をどう考えるか」「2.いわゆる戦犯をどう考えるか」の二つに絞られると思います。 (声明の趣旨は それらにはなく、靖国神社に対する対応の仕方に在ります。 先生の挙げられている問題は 留保して、対応をどうするかが焦点です。 いつも国内で、そして外交で問題になるので、解決案を示しています。)

以下略  あの時代の歴史の中で巻き込まれた、多くの国々で、もっとひどいことをやってきた  これは歴史的な事実であり、日本だけが悪いというのは、おかしいと思います。

2.7 第二次世界大戦と日本の良心(2007/4/12):

5:30 ちょうど次のような事を考えて、目を覚ましました。 研究室に座るとなお桃の花があでやかで、桃の花の寿命の長さに驚かされます。鶯が遠くで鳴いています。

さて ここ数日 次のようなメールに改めて、日本の良心として触れておくべきではないかと どうしても気になっていたのです。それが今朝 吹き出したたわけです。

この感想は、私と同じ年代の人たちには、圧倒的に支持される自信があります。

「声明」は、軽い現代の常識的立場の整理だと思いました。この程度の見解が「第2次世界大戦について、十分な反省」をした結果だかどうか、頼りないようにおもいました。この声明案の基本的な問題は、「第二次世界大戦をどう考えるか」「いわゆる戦犯をどう考えるか」の二つに絞られると思います。(声明の趣旨は それらにはなく、それらを留保して、靖国問題の対応の仕方に在ります、外交や、国内で絶えず問題になっているからです)

小学校入学が満州事変、中学入学の時が日中戦争、4年の時に第二次大戦、高専卒業の時に終戦。正に戦争とともに大きくなりました。戦中派として「第二次世界大戦をどう考えるか」という問題についての回答は、「声明」が考えている現代の一般的常識とはかなり違います。次の資料を折に触れ、繰り返し見て、私の若き日の記憶と照らし合わせるだけです。「総合世界史図表(第一学習社)1987」「総合日本史図表」「コンサイス世界史年表」「世界年表(河出書房)」それに高校の教科書です。今日もこの返事を書くために世界史図表をめくりなおしました。(歴史的な流れがあったと述べ、一応の理解を示しましたが、具体的に事実を見ると、よく分かります。)

世界史はまさに戦争の歴史です。とったりとられたり、栄枯衰盛、食うか食われるかの争いです。この図表(全240頁)の半分ほどの120頁以降、欧米各国の世界侵略のすさまじさが記録されています。スペイン、イギリス、オランダ、フランス、アメリカ、それにロシアなどいわゆる当時の先進諸国が、インド、アフリカ、カナダ、アメリカ、南米、中央アジア、シベリア、にむけた目に余る身勝手な侵略戦争の歴史です。中国だってその渦のなかで、周辺諸国を侵し、欧米からは侵される、不思議なお混乱のなかにありました。これらの大国は、17世紀から20世紀にわたって、世界各地を恐るべき勢いで、傍若無人に侵略しまくって、植民地にしてしまいました。

 20世紀に入った頃、スペインはフィリッピンを、オランダはインドネシアを、イギリスはインド、ビルマ、マレー半島、それにオーストリアを、フランスはベトナム、カンボジャ、ラオスを、つまり東南アジアの全域を侵略しつくしていました。アメリカも遅ればせながら、スペインからフィリッピンを奪っています。太平洋の島々もイギリス、フランス、アメリカの領地にくみこまれてしまいました。その上、勢いをつけたイギリス、ドイツ、フランス、ロシアなどが、競って中国侵略を着々と実行していました。日本に対しても、中国に対する侵略と同じ手法で、治外法権の外人居留地をもうけたり、不平等条約を押しつけたり、で明治維新以来、侵略の初期段階にあったと思っています。ロシアと中国の清朝も、中国東北地区から韓国へと勢力を拡大すべく圧力を強めていました。

このような欧米諸外国からの侵略に対する危機感や対抗意識が、私の若い頃の日本の底流にあったと思っています。諸外国はみんなお行儀がよいのに、日本だけが侵略者でした、などとはどのようにひっくり返っても言えません。第二次世界大戦の本質は、世界列強の世界侵略に対する日本の切ない反逆です。(この事実を重く受け止めるのは 靖国問題に触れた私たちの良心と思います。)

次に「いわゆる戦犯をどう考えるか」です。第二次大戦を前述のように考えているから、戦争裁判がまともなものであったとはとても考えられません。どちらがより悪い侵略者だったかを純客観的に考えられる人はいません。非はいつも相手側にあるものです。 しかも勝敗がつけば、必ず敗者側に押しつけられるものです。それが正しいなどというわけにはいきません。たった1回の東京大空襲で非戦闘員の一般市民を徹底的に殺戮して10万人の死者を出し、同じ非人道的な殺戮をあちこちの都市でおこないました。その上、1発の原爆で広島20万人の非戦闘員を殺戮したことも許せません。このような桁外れの悪逆非道を犯した犯人を裁かないで、戦争裁判の正当性を主張することなどはとても承伏できません。戦犯問題は茶番です。(この辺は 私達は正確に理解していましたが、何か小さな事、慰安婦問題や、連行などでごたごたしているのは誠に変ではないかと、私達は述べてきているのです。そこで逆に 日本が小さな存在であったら、アジアは西欧列強に占領されて、どうなっていたか分からないという考えが 湧いてきました。しかし、声明は靖国問題に対する対応を述べているので、それでよいと思いますが、これらの事を心に止めて、明るい未来を志向し、友好関係を深めて行きたいと思います (2007/4/12)。

 

再生核研究所声明 716(2023.8.3): 日本外交の基本精神について ― 先史時代における在りよう

再生核研究所声明715で、 未だ野蛮な先史時代と嘆きを表明し、世界は如何に在るべきかにも言及してきた。数学の仕事や、楽しみも多々あるが、国論に揺らぎが出て居ると憂慮して、高いレベルから国の在りようについて表現したい(自負の念)。日本には 一応の言論の自由が有り、多様な意見が表明されている。多々存在する日本国の在りようについて ある基準的な考えと考えられる考えを お国を思う気持ちから表現したい。これは下記の文脈で、熱情が湧いてきたためである:

久しく再生核研究所声明を中止し、世界の状況と内部状況の調整を行なっていた。新規な歓びで下記の声明を纏めて発表したら、

再生核研究所声明 714 (2023.7.28): 高木凛々子様と高松あい様のYouTube 上におけるヴァイオリン演奏の映像の 美しさ、素晴らしさ ー 思い

再生核研究所声明 713 (2023.7.26):  華愛もとみ 様 のバラ - ご提案、ご褒美、楽しいビジネス

高松あい様の 凄い演奏で; 15曲くらい一気にバーと撮ったんですね。 凄い、 元気が湧いて来ました。 私も 15くらい存念を 表明したい。 まずは ロシアは軍を引け と助言したい、次は 数学界は恥ずかしい数学を改めよ。 そもそも我々の世界観は 野蛮な 前史時代である。 新世界を拓きたい。 雄大です。 2023.7.28.10:25 と表現した。 すると、暫く中止の予定が、突然熱い情念として構想が湧いてきたので、灼熱のエネルギーも得て、敢然と表現を試みたい。

明治以後の日本は、一応高く評価される。 時は植民地主義のいわば世界の戦国時代、帝国主義の時代、アジアの殆どは欧米の植民地になっていて、 日本も危ない状況にあったことは否めない。 結局は第2次世界大戦で無条件降伏をして、平和憲法の下で アメリカの庇護の下で 平和と経済的な発展を享受、世界に貢献してきた。ロシアの露骨な蛮行で、アメリカの庇護が如何に重要な役割を果たしてきたかを 今 実感されているのではないだろうか。日本国再生の恩人であるアメリカは いわば日本外交の基礎であり、家族で言えば父のような存在である。まずは、アメリカである。 次には当然、偉大な中国は漢字と儒教に代表されるように 日本文化の基礎であり、母なる大国である。中国を訪れて外国には感じられず、懐かしい故郷を想起し、多くの親族に会ったように感じられるだろう。台湾、韓国なども まるで兄弟のようではないだろうか。台湾の人たち、日本人以上に日本人と感じられる人は多い。 ー 空港で 余りにも台湾の方が親切なのには 驚いたと、日本人に話しかけたら、実はその方 台湾の方で、 親切さは日本から学んだと微笑みながら、言っていました。 これらのアジアの人々は、欧米では 多くは外見上区別が付かないのが 一般的ではないだろうか。 海外で日本人に会えたと思ったら、韓国人だったは 結構多い経験である。 他方、インドは日本にとって別格の国である。 お釈迦様の仏教の教え、影響は深く、日本の文化に深い影響を与えている。それは日本人の感性にも深い影響を与えている。 インドに行けば ああ お釈迦様の国か と思うが お釈迦様を偲ばせる、深い 重層な文化背景を感じることができる。

インドネシアやベトナムなどでも広く、心情的に共感、共鳴が感じられ、民族的、文化的にも共通の背景が感じられる。平和国家 日本は、既にどことでも争いはしたくはなく、まして同胞たるアジアで戦火など決して起こしたくはない。 アジア不戦条約などで 

タガをはめるのは 良い考えではないだろうか。共同体意識を高めて行くのが良いのではないだろうか。

しかしながら、ロシアの蛮行を目の前にして、日本はアメリカ、イギリスを中心とするNATOとその協力者たちと歩調を合わせて行くことが、日本の国是であるとすべきであると考える。 実際、NATO諸国の 民主主義体制で、自由の尊重、基本的な人権の尊重は 人間の尊い価値であると考える。ー そのような国と争うのは 気づけば、意味が無いように思われる。

このように思考すると、日本外交の基礎は、簡単である。NATOとその協力者と歩調を合わせながら、アジアの同胞との友好関係をしっかり図って行く事である。

戦後の経緯について、未だ日本に反感を感じておられる状況も伺えるが、日本は欧米のアジア侵略に対して切ない反旗を翻して、その延長線上で過ちを犯してしまったものと 大局的に判断して欲しい。理解を求めたい。

ロシアの蛮行に伴っても、父なるアメリカと母なる中国の緊張関係が高まっているのを憂慮している。 両親がぎすぎすしては 子供たちは困ってしまう。 偉大なる中国は14億の民を有する巨大国家、世界における影響はロシアの比どころでは無く、また中国は偉大な文化を持つ国家であり、ロシア程愚かでも 野蛮でもないと信じられる。 大国を纏めて行くのには、1朝1夕には上手く行かず、何事簡単には 欧米のようには 行かないと 柔軟に対応すべきである。 他方、中国も強すぎる国家主義や、覇権意識を強めず、徳のある世界観で 世界を導いて欲しい。 特に大罪を犯している ロシアとは距離をとり、 ロシアの侵略を諫めて欲しい。また変な北朝鮮についても 上手く導いて欲しい。そうすれば、中国の信頼を高め、 頼れる偉大な中国として、世界から、尊敬される存在になるだろう。

和を以て、尊しとなす。皆仲良くして 新しい世界を築いて行きたい。 住民のために組織、国家はあり、国家が住民の意志に逆らって存在するものではない。 やがて国は 国の中の州や県のような役割になり、領海や国境問題は大した意味を持たないものになるだろう。 世界の如何なる国も、そのような問題における武力介入などは 全て、ロシアの蛮行のように 世界中で 厳しい批判を受けるだろう。 世界の警察権が確立して、世界の暴力は本質的に少なくなり、愚かな軍事費は次第に減少して、豊な民生と文化の発展に向けることができるようになるだろう。

                                              以 上

 

 

 

2022年参院選について

2022年07月12日(火)NEW !

テーマ:社会

 

 

再生核研究所声明692(2022.7.5): 民主主義 投票率を上げればそれで良いのか ー 多数決の原理は適当か

 

民主主義とは何か。 普通は関係者の自由意思で 多数決の原理で重要事項を決定して行く事と理解されているのではないだろうか。 多数決で決定していく事には、本質的な問題が存在するのではないだろうか。 典型的な学である、数学や物理学などでは それらの理論の適否、正しさなどは はじめから多数による決定問題はなく、真偽は多数決の原理によるは馴染まないであろう。 例えば日本国憲法は改正されるべき否か、原子力発電所は廃止されるべきか否がなどの いわば政治的な決定、判断を求められる場合が 現に存在する。 大事な観点は難しく確信、自信をもって回答できないことである。 多くは事情が分らないで、意思表示を求められて 投票で決定される場合が多いことである。 感覚的にいい加減に投票してしまう場合は多い。 そこであれも霞と民主主義と 民主主義を揶揄した言葉が存在する。 民主主義は 衆愚政治に陥りやすい難点が存在すると考えられる。 ある尊敬する先生が 民主主義には問題があり、独裁者の出現を抑えるくらいしか効用がないと言っていたものである。 独裁者を抑えるには 確かに重要な観点であることは、独裁者国家の様を見れば 歴然に理解できる。 その様な国では言論の自由などが保証されず、報道は制限され、基本的な人権が抑圧されている。

学問、研究などでは 真理の追究が真摯になされ、 それらの前提の上で、場合によっては多数の意見が支配的になる。

唯でたらめに 多くが投票すれば良い、 多数が参加すれば それで良いとは原理的にならないのは当然であるから、 投票する人の関与する課題に対する真摯な態度が 必要ではないだろうか。 在るべき社会の在りように対する 適切なある見識が求められる。 その様な意味からも 政治に無関心な人たちに対して、単に形式的に投票率を上げるような無理な呼びかけは避けるべきではないだろうか。 反って投票の質を下げることになるのではないだろうか。 政治や選挙に真摯な者が投票すれば良いのではないだろうか。 言論界、マスコミ界の普段の努力が求められる。

衆愚政治、より良い民主的な国家を築くにはどうしたらよいか 絶えず 検討して行きたい。 見かけだけの状況や形式だけに拘らず、 健全な社会のありようを求めて行きたい。

 

以 上

 

再生核研究所声明324(2016.10:01) 日本国民の初歩的な誤解―真相を知らされていない

 

日本人は間違った情報、真相を知らされず、勝手に誤解、日本の大事な状況を全然知らされずに日本の置かれている状況を判断していると危惧される。ここに述べる認識が間違っているならば、このような議論は大事だから、真相を追求して行くのは 大事ではないだろうか。

懸案の尖閣諸島問題と北朝鮮の拉致問題を取り上げたい。

尖閣諸島問題は、既に詳しく論じて来たので、表現は明瞭であると考える。中国の尖閣諸島周辺への出軍は道理であり、尖閣諸島の軍事占領すら、驚くに値しないということである。同じような状況に対して、サッチャー首相のフォークランド諸島への軍の派遣の実例が存在する:

 

尖閣諸島の国有化宣言をしてわざわざ緊張関係を日本が作っている。尖閣諸島問題は、阿吽の呼吸でうまくやっていたのに 日本がブチ壊した、それが最大の問題である。日本、中国その他の国々が領有権を主張している現実がある。また日中国交回復の際、その問題は棚上げして、仲良くしましょうとして仲良くしてきた。それを、相手の隙をみて、侮辱するような態度で、 一方的に領有権を宣言してしまった。このようなときは、サッチャー首相がしたように 軍事占領するのが 道理である。 政権交代期、直ぐに行動できなかった。さらに 中国は、おびき出して叩く考えを持つ者がいると 察していると考えられる。 アジアに内乱を起こして、漁夫の利を得ようと考える人は いつでもいるものである。 そこで、中国は困っていると考えられる。

なぜ尖閣諸島問題が起きたのか、相手の立場を考えるべきである。 少なくても 民主党政権前まで、大きな混乱が無かった事実は 大事ではないだろうか:

 

再生核研究所声明156(2014.5.1) 尖閣諸島、簡単な算数と 愚かで卑劣な日本国

再生核研究所声明153(2014.3.26) 日本国の危機 と 祖国救済の戦略

再生核研究所声明109(2013.2.8) 中国の出軍は、道理であり、日本の出軍は憲法違反である - 公正と法とは何か、おかしな日本のNHKと世相

 

拉致問題が進まなくなった直接の原因は、日本が北朝鮮との約束を守らず、約束を破ったのであるから、拉致問題は頓挫、進まないのが当然である。それなのに、拉致問題を解決したいなど言うことは、相当におかしな発言ではないだろうか。詳しい経過、分析、説明などは 良心的な政治家 加藤氏が詳しく述べられている:

 

20080707 北朝鮮拉致に対する加藤紘一の発言

https://www.youtube.com/watch?v=Xds6B9bufQ4

 

上記2件は、こともあろうに 我が美しい日本国が と信じられないのではないだろうか。しかしながら、真相を知れば多くの人は 中国の尖閣諸島周辺に対する対応や、拉致問題の頓挫もよく理解できるのではないだろうか。日本に明確な非があるということである。大いに問題なのは、NHKを始め、日本のマスコミ、言論界が物事の本質を隠して、触れないで、独善的に自分たちの主張を宣伝し、相手国への批判の世相を作っていると考えられることである。

 

これらは、戦前、欧米批判を展開し、開戦に導いた体質そのものではないかと危惧される。

 

国民はマスコミや言論界の論調を批判的に見て、真実を求め、絶えず、日本国の在るべき姿を求めていきたい。独善的な精神は公正の原則に反する、世の秩序の根幹を崩すものであると考える。相手を批判するのは簡単である。己に非はないか、相手の立場に思いを致したい。

 

国民は殆ど盲目的に映像に感化され、まともな批判精神など存在しない、集団的な存在であると考えられる、世相の悪化は 概ね映像の影響だと評価しているが如何であろうか。映像を作り、流す者の責任は大きいと考えられる。お互いに、みんなで気を付けたい。より良い社会にするように志し、努力して行きたい。

 

以 上

 

 

 

再生核研究所声明 52(2011.3.22): 選挙における心得、留意事項

          

プロ野球やサッカーチームの監督が、極めて重要な役割を果たすように、いわゆる選挙で選らばれる人は その組織において極めて重要である。それは選挙で選ばれた人は、逆に何らかの権力、決定する権利を有することになるからである。 例えば、衆議院は国権の最高機関として首相を選出する権利を有するばかりではなく、国家の意志にかかわる重要事項を決定する重要な権限を有している。地方議会や知事や市長等々、何らかの大きな影響力と権限を有している。 そこで、そのような人物の選出において、適切な人物を選ぶ大事な視点について考察したい。 どのように心得て人物を選ぶかという、視点である。

まず はじめに留意すべきことは、

1)職務を全うできる体力、健康の面、および能力が有るか。- これは当然である。

2)職務に取り組む真摯な態度が有るか否か。- この点は真剣に観察、判定を誤らないように留意すべきである。権力や名誉、地位のために立候補して、本務に対しては真剣でない人物が 世に多いということである。立候補の動機など注意深く観測する必要がある。 天下り、代理、後継者、団体の推薦、仲間の推薦などで、適任でない者が、仕方なく立候補する場合も世に多い。また、いろいろ良くやっているように、見せかけに奔走して、人気取りを図り、実際には組織に損害を与えていたり、組織を利用して楽しんでいる場合が 世に多いと言える。 立候補者の哲学、志の所在、本質を把握、捉える必要がある。

3)権力や影響力が大きいという観点から、選ばれる者は、信頼できる人物でなければならない。信用できるかどうかという観点は、発言に矛盾はないか、言行一致しているか、公正であるか、騙したり、裏切ったりすることはないかなど 注意深く観測する必要がある。しかしながら、これらにおいて大事なことは、それらが全ては守れない、実行できないのが、現実の政治社会であるから、全体として、判断する幅の広さも肝要である。

4)いわゆる、公約や政治姿勢、政策方針などは 党派や支持母体などの影響を受けるので、党や支持者の周辺の人物にも注意深く観測する必要がある。政党政治においては

所属政党が大きな判断基準になるのは やむを得ない。政治社会は大きな世界であり、個人では力を発揮することができない状況だからである。

5)職務を 如何に良く全うできるかが決定的な観点であるから、格好が良い、感じが良いなどの 本質的でないところについては 大いに妥協すべきである。 立会演説会などで、感じによって あるいは、弁舌の巧みさなどで 大きな影響が出やすいが、この点は大いに注意すべきである。

6)日本では未だに、地縁、友人、団体などの縁で投票する風潮があるが、公職に就く者の立場からあくまでも、選挙の趣旨に相応しい人物を 高い立場から、判断して投票すべきである。特に自分の利害の観点で投票するのは 卑小な態度である。 あくまでも組織全体のことを考えるべきである。

7)政治に無関心で、興味もない、あるいは政治に嫌気が差して、あるいは専門や仕事に追われていて真面目に考えられない人は、 利害や関係のない 第3者で 常日頃尊敬している人 の判断を参考にするのが良いのではないだろうか。信じられる人を探しておくのは 良い心得である。

8)政治や自分の関係する組織について、日ごろ興味を持ち、国の在り様、組織の在り様、社会の在り様について、意見を交わして、それらに関する文化レベルの向上に努めたい。お気に入りの政治家などの応援、支持活動を人生の1つの趣味にされると 人間関係や視野が広まり、それだけ豊かな人生になるのではないだろうか。

9)政治に多くの人が関心を持ち、真面目に考えることができるのは不可能であり、従って、自由な投票を保障した上で、投票を強制せず、1%の投票率でも十分と言えるような、投票の質を考えて行きたい。ただ投票率を高めれば良いとの風潮は 改めて行きたい。これは事情を知らずに 無理に投票する必要がないことを述べている。投票しない権利を認めている。

 

以上は前向きに検討する心構えを述べたが、逆に 避けるべき人物像についても特に述べておきたい。

A)  その職について、真摯でなく、意欲と情熱、使命感の足りない人

B)  権力欲の強い人、威張りたがる人、派手好きな人、軽い人

C)  エゴイスト、視野の狭い人、広く意見を率直に聞けない人

D)  公正でなく、公の立場に真剣でない人物、仲間の利益を考える人

E)  言行不一致の人物、 言葉に矛盾がある人

F)   選挙活動などにおいて、公正でないこと、いろいろ策をめぐらしたり 騙しや脅かし、利益誘導を行う者

G)  特に組織の代表者となると、格好や感じが良いかなど 見栄えに影響され易いので、くれぐれも気を付けたい

H)  できるだけ、若い世代を育てて、伸ばすように配慮したい。 指導部の若返りを常に心がけたい。特に過去の経歴で推薦され、惰性の状態にある人は、避ける方向で検討したい。これはまた、将来について永きにおいて 責任がとれる立場であることを示している。

I)    理想的な人物でも、当選の可能性の低いものは避けたい、最善よりは少しでも良い方向での、現実的な効果を考えたい。 政治社会は 現実が大事である。現実が少しでも良くなる方向で、考えたい。

特に 選挙に立つような人物は 一般に、賢い人物であるから、いろいろ上手な働きかけ、言葉を巧みにして、有権者の意を引こうとするので、 投票する人は くれぐれも惑わされないように 日ごろの行動、言動に気を付けて、良い代表者を選出したい。

以 上

 

 

再生核研究所声明 33 (2010/04/02): 民主主義と衆愚政治

 

民主主義( : 諸個人の意思の集合をもって物事を決める意思決定の原則・政治体制 ― 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 )の在りよう、 特に一般選挙で代表者を選出する方法、及び多数決で決定する方法 について考察し、問題点を露にし、より良い政治、決定が行われるように注意を喚起したい。

まず、このような方法をとる原理は、重要決定について 関係者がすべて平等に固有なる権利を有するから、その固有の権利の行使として、一般選挙を行い、選出された代表者も同じような考え方から、多数で決定すること、及びそのような過程、方式で多くの意見を基に討論して、みんなで決定する考え方である。この際、少数意見でも適切な意見である可能性があるから、それらを尊重して議論し、最終的には多数決で決定する(少数意見の尊重)というところも 民主主義の重要な点である。現在世界的に考えられている政治権力の決定方式である。それに対して、中国古代で考えられた いわゆる天子様による政治は、絶対権力を有する天子様が一部の人の意見を参考にして、決定していく方式であるが、多くの王政も日本の幕藩体制も大体同じような政治体制と考えられよう。これらの問題点は、権力者のいわば大義名分、すなわち、なぜ、天子や王や将軍が権力を有するのかという理由付けに難しい点がある。また、そのような権力者の決定に本質的な問題がある。しかしながら、そのような大義名分の問題があるものの、良き天子や王の下で、理想的な政治が行われた時代は 世界の各地で見出される。

民主主義の問題点は、まず、代表者の選出過程、重要事項の決定過程に 多くの労力を有し、時間と手間がかかることである。 そこで、多くの政治家、代表者は選出されるために膨大な労力を使い、本来の政治や仕事に取り組むためのエネルギーを費やしている。 また、有権者の支持を取り付けるために、構成員のためにならないようなことであっても、約束するような状況が多々起こり得る。 顕著な例として、日本国における膨大な借金と慢性的な財政赤字が挙げられよう。国民の支持を取り付けるために、必要ではあるが、課税を強化できない状況をもたらしている。このようなことを続ければ、国家破産を迎えるのは必然ではないだろうか。民主主義の失敗例に 日本国の場合が記録される可能性を有する ゆゆしき問題である。

民主主義の問題点は、投票者が 代表者の行使する行動について、良く理解できず、適切な代表者の選出ができず、いわば考えている代表者とあべこべの代表者を選出する可能性が 高いという、事実にある。 また、代表者の本来の要務以外の能力で、たとえば感じがいいから等で、代表者を選出しがちである。また、候補者に名演説などで いわば騙されてしまうことなどは、よく有りがちである。しかしながら、選んだのであるから、それは選出者の責任であるという観点は 良く理解できる大義名分である。

みんなで、選出し、みんなで決めたことであるから、如何なる決定でも納得できるは 確かに大事な大義名分であるが、これを誤解すると何でも多数をそろえて、いわば多数の力で、政治その他を推し進めようとなりがちな弊害を生むことになる。多くの会議で、多数決で議事を決定する際、投票者が議事に対する理解と公正な判断能力を有しないために 言わば数の結果で悪い決定がなされるのが むしろ多いのが現状であろう。これは原理的にも本質的にそうなる傾向がある。一般に良いものから順に並べれば、多数の決定とは 中間くらいの決定になるのが世の法則だからである。多数による決定とは 決定の便法であり、適切とか、公正とが、正しいという種のものではないことに留意しておく必要がある。( 数学のゼミナールで討論すれば、議論している数学の結果に対する真偽を多数決で決めるのは 何の意味もなく、誰が真実を述べているかによって、自ずから客観的に決定するのとは大きな違いがある。)

さらに、難しい問題を多数の人が理解できるか、判断できるかという観点も大事である。 沖縄返還に伴う外交問題で、いろいろ密約をしていた状況が露になったが、状況を露にすると国民の反対が出て外交がうまく行かないという、高度な政治判断が行なわれたのは顕著な例である。 憲法改正や、国防の在りようなども同じように難しい問題がある。それらを素人の多くの国民に判断を求めるのは 逆に無責任で、危険であるという面も有する。

次の時代には、より進んだ政治体制が考えられなければならないが、当分は適切に適用できる方法が現実的に見当たらないから、現状の体制を維持するとして、民主主義の弊害を少なくするために、具体的に運用の在りようについて提案したい:

 1)いわゆる代表者の選挙については、 選挙の広報をきちんと行うのは当然であるが、 投票しない権利を明確に認め、いわゆる投票率を上げるような行動は慎むこと。 これは投票に興味と関心を有する人に参加して頂き、興味や関心を持たない人に無理に投票しても貰うのは 無責任につながりかねないからである。特に政治や社会に関心のない人への勧誘による投票は慎むべきである。投票の案内は当然であるが、投票しましょうという勧誘は良くないと考える。これは、いわば真面目な投票人による選挙を意図していて、いわば無責任な人の投票を排除しようとする意図があることを肯定するものである。( 高校時代の世界史の 尊敬する先生の 授業中に述べられた ひっとした言葉が 今鮮やかに蘇り、ここに成文化したい: 私は、よくよく考えて 1票を投じているのに、よく考えないで投票する人と 同じ1票かと思うと 考えてしまう という嘆きの言葉です。)。

2)代表者の身分が民主主義ゆえに不安定では 責任ある政治を行うことができないから、在任中は特に厚く身分を保証して 本務に専念できるように配慮すること。

3)代表者は 広い視点に立って、自分の立場より、公の立場を優先させて考え、評価については 近視眼的ではなくて、歴史的な評価を大事にすること。

4)代表者の投票者(有権者)は 日ごろ研鑽を行い、投票に責任が負えるように努力すること。

5)特に 代表者の選出過程や代表者の立場が、マスコミの影響を受け易いのが、民主主義の特徴であるから、マスコミ関係者は 高い見識を持つように 特に努力して 次の報道の5原則にいつも留意すること:

 

 (2010年01月31日)                                              

原口一博氏がtwitter でつぶやいたという報道の5原則

原則1「推定無罪の原則」

…….(最初から有罪であるよう印象づける報道はしないこと)

原則2「公正な報道」

…… (検察の発表だけをたれ流すのでなく巻き込まれた人や弁護人の考えを平等に報道すること))

原則3「人権を配慮した報道」

…….(他の先進国並みに捜査権の乱用を防ぐため、検察・警察の逮捕権、家宅捜索権の行使には、正当な理由があるかを取材、報道すること)

原則4「真実の報道」

……(自主取材は自主取材として、検察・警察の情報は、あくまでも検察・警察の情報である旨を明記すること)

原則5「客観報道」

…… (問題の歴史的経緯・背景、問題の全体構図、相関関係、別の視点などをきちんと報道すること)

 

以 上

注:

衆愚政治(しゅうぐせいじ、Ochlocracy)とは、多数の愚民による政治の意で、民主政を揶揄して用いられる言葉。有権者の大半が知的訓練を受けずに参政権を得ている状況で、その愚かさゆえに互いに譲り合い(互譲)や合意形成ができず、政策が停滞してしまったり、愚かな合意が得られたりする状況をさす。 また有権者がおのおののエゴイズムを追求して意思決定する政治状況を指す。知的訓練を受けない民が意思決定に参加することで、議論が低廻したり、扇動者の詭弁に誘導されて誤った意思決定をおこない、 誤った政策執行に至る場合などをさす。また知的訓練を受けた僭主による利益誘導や、地縁血縁からくる心理的な同調、刹那的で深い考えにもとづかない怒りや恐怖、嫉妬、見せかけの正しさや大義、あるいは利己的な欲求などさまざまな誘引に導かれ意思決定をおこなうことで、コミュニティ全体が不利益をこうむる政治状況をさす。 また場の空気を忖度することで構成員の誰もが望んでいないことを合意することがある(アビリーンのパラドックス)。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』。

 

欧米では時間を越えて、真理・真実を追求しようとする文化がある(これは神の前に出るときには 清い心で望みたいという宗教が背後にあるように感じられる)のに比べて、日本には誤魔化したり、隠蔽したり、曖昧にする文化があることに深く根ざしているとも言える。

 

GHQから「日本の将棋は取った相手の駒を自分の兵隊として使用するので、これは捕虜の虐待ではないか」と問われた升田は次のように反論する。

「冗談をいわれては困る。チェスで取った駒をつかわんのこそ、捕虜の虐殺である。そこへ行くと日本の将棋は、捕虜を虐待も虐殺もしない。常に全部の駒が生きておる。これは能力を尊重し、それぞれに仕事場を与えようという思想である。しかも敵から味方に移ってきても、金は金、飛車は飛車と元の官位のままで仕事をさせる。これこそ本当の民主主義ではないか」

格好良すぎるぞ。升田幸三!

名人に香車を引いた男―升田幸三自伝 (中公文庫) [文庫]

升田 幸三 (著) 

 

 

再生核研究所声明 50(2011.2.24): 日本における 民主主義の脆さ、危うさ

                     

民主主義は 衆愚政治に近いものであり(声明 33:民主主義と衆愚政治)、日本は既に衆愚政治の状態ではないか との危惧を表明している(声明 49:アジアの愚か者、アジアの野蛮性)。しからば、どうして、このような状態に至ったかを考察して、日本国の弱点を克服して、少しでも歴史を進化させるように努力したい。

はじめに、民主主義は 日本の国民性に合っておらず、本質的な問題を抱えていると言えるのではないだろうか。 先ず、大多数を占める一般庶民を見ると、

 

1)政治に興味が無い、関心が無い、政治に嫌気がさしている、政争を好まない、政治論争も嫌いである、あるいは政治に絶望している。

2)政治を語ると 変な偏った思想の持ち主であるかのように感じられる風土、文化、和の精神で、表に出さず、内緒に政治に関与したい。 みんなで連なっていたい文化背景を有しているように考えられる。

3)日本のあるべき形や、組織のあるべき姿など 真剣に考える余裕も無く、認識が、理解が薄いので、多分に感じやムード、評判などで、判断内容の質は 相当に悪く、あれも霞と民主主義 のレべル を越えているようには見えない。

4)公の選挙でも、地縁、など まるで、ある勢力の争いのような雰囲気で、政策や政治理念、政策以外で、選挙に参加するのは よく見られる情景である。多くの場合、社会を良くするには、国を良くするには の観点より、勢力争いに費やしている方が主になっている。

5)本質的な問題としては、日本では、個、個人が確立しておらず、ふらふら仲間のムードで動いている、生きている、意思表示しているような背景がある。

近年に見られる背景は、

1)真面目に社会や、国の在りようについて考える、時間的な、精神的な余裕が無い、国防や税の問題、経済、福祉など、難しすぎて、真面目に検討できない

2)政治社会は あまりにも大きな世界のために、個人の空しさを感じて、絶望的になってしまう。 諦めてしまう

3)醜い政争、あるいは公約違反などを見て、うんざりして、諦めてしまう、信じられる政党も、政治家も、人物もいない

などの理由で、政治に無関心な層が増加していると考えられる。

それらのために 投票しても、質が低く、変な投票結果すら、出していると考えられる。これこそ、衆愚政治に陥っている ということの、その背景ではないだろうか。

多くの人が政治に関心を持ち、日ごろ議論などして 高い見識を維持することは 不可能である。 そこで、言論界やマスコミなどが 建設的な意見や、あるべき姿について見識ある見解を表明して、多くの国民がそれらを参考にして、選択するというのが、民主主義のあるべき実体である、 実相であると考える。 そこで、マスコミや言論界がしっかりしていれば、民主主義は 国民が最終的な、総合的な判断をするという意味で、うまく機能すると、民主主義制度を高く評価できる。ところが、日本で重大な問題が起きていると危惧している。日本の言論界、マスコミが誠に低級で、偏っているという、判断である。そのために、国民は混乱させられ、政局は混乱し、全体として衆愚政治に陥っているという、判断である。

マスコミが 不偏不党、法と社会正義を守り、客観的な報道を行なうのは、当然であると考えられてきたが、公然と偏向報道を行い、法や道理を自ら破ぶっているように見える。 国家の在り様についての見識も、低級であると判断される。具体例を挙げると、検察が徹底的に調べて、不起訴処分を決定している者を、あたかも有罪判決を受けた者のように、大騒ぎさせて、日本の指導的な政治家を 政治的に抹殺しようとしている事実は 顕著ではないだろうか。推定無罪の原則など、法治国家の常識ではないだろうか。ようやく実現した政権交代を散々攻撃して、政権交代を空中分解させている。 健全にマスコミが機能していれば、このように混乱した状況は 起きなかったものと考えられ、誠に残念である。更に、国家の在るべき姿に対しても アジアに緊張を起こし、軍拡を煽り、アジアの愚か者を 扇動する浅ましさが目立つ。

更に信じられない事件は、検察の政治介入である。これには繰り返し述べてきたところであるが、公然と与党幹事長や首相になろうという人に 政治的な弾圧を加えていると理解されるということである。 これは、民主主義に対する官憲による政治介入に繋がるので、極めて重要な問題を含んでいる。 関係声明を参照して頂きたい:

 

再生核研究所声明 23: 秘書の逮捕、起訴事件における検察庁の対応と公正の原則

再生核研究所声明 30: 検察庁の暴走と民主主義の危機 - 広い視点

再生核研究所声明 31: 法の精神と - 罪と罰

再生核研究所声明 41: 世界史、大義、評価、神、最後の審判

 

マスコミも検察も終戦に当たって、大きな反省をした筈であるが、何を学習したのだろうか。 国民のレベルも戦前以下であり、日本国の民主主義に危うさ、危惧の念を抱いている。 それらは、平和の問題に直結している、日本国の大事であると考える。

以 上

 

欧米では時間を越えて、真理・真実を追求しようとする文化がある(これは神の前に出るときには 清い心で望みたいという宗教が背後にあるように感じられる)のに比べて、日本には誤魔化したり、隠蔽したり、曖昧にする文化があることに深く根ざしているとも言える。

 

 

小沢氏「既存メディア」不信? フリー記者らに積極露出

http://www.asahi.com/politics/update/0128/TKY201101270535.html

 

小沢氏だけでなく、多くの人が、日本のマスコミが、法を尊重せず、公正でもなく、不偏不党でもないとは感じておられると思います。

政治に関心のない・真面目な研究者が、日本のマスコミは外国誌のようだ、小沢氏をたたいている、おかしいと言っていたのは、日本の常識を言っていると思います。首相になろうという人に疑いをかけて、さんざん騒ぎ、政治家失脚のように追い詰めて、結局不起訴を決めた、検察の重大な過失、その事実だけで、検察の責任は、民主主義への本質的な挑戦ではないでしょうか。 

健全なマスコミならば、そのような経過を許さず、また検察の責任を追及するのが正義と法を守り、民主主義を守るマスコミの使命ではないでしょうか。 マスコミ・検察・政治家が団結して、小沢氏をいじめているように見えますね。 おかしな日本。 法も道理も義もないのかと怒りを覚えます。

 

 

何故マスコミは乗っ取られたのか?

http://oshiete1.nifty.com/qa6462614.html

                        

何時の世にも宣伝は大事であり、権力者ばかりではなく、多くの人が、マスコミを利用しようとするのは、普遍的な事実ではないでしょうか。

そこで、そのような圧力に対して、社会正義や世界のための大きな視点を失って、圧力で動いていれば、それはマスコミの役割を放棄し、信頼を失い結局衰退するのではないでしょうか。 

いつでも信頼の上に成り立つものは世に多いですね。

マスコミは、公器なので、社会正義や不偏不党などの条件が有ると考えますが、アメリカ流の考えによれば、いまや電波や情報は広く拡散できますので、新聞社は、勝手に商業紙の様に自由に書いても良いという考え方があるようです。 ですから、新聞内容を丸呑みしないで、いろいろな情報と比較したりして 批判的・理解する態度が必要ではないでしょうか。

日本の新聞など、外国の圧力で書いているようなところが多く、商業紙のようで、論説記事なども批判的に見る態度が大事ではないでしょうか。 実際、日本のマスコミには、日本を衆愚政治に導いていて、法や道理を無視しているようなところがありますね。 小沢氏の問題などに顕著に現れていると思います。 検察が小沢氏の問題について、不起訴処分を決定したという、重い事実など無視して、政治と金などのキャンペーンを繰り返していますね。 検察の政治介入の巨悪を追及すべきところ、検察とマスコミの癒着では、マスコミの腐敗は深刻ではないでしょうか

平成暗黒時代の演出者として、やがて世界史の厳しい批判を受けるのではないでしょうか。

 

再生核研究所声明41(2010/06/10):世界史、大義、評価、神、最後の審判

 

 

日本のマスコミは、どの部分を改善したら、素晴らしくなるでしょうか

 

 

日本のマスコミについて、果たして自分たちの良心と社会正義観から、政治問題や防衛問題を 真面目に考えているようには見えず、外圧によって、偏向報道をやっているように思われ、報道の信頼が揺らいでいるのは根本的な問題ではないでしょうか。 

編集者の責任は、重大ではないでしょうか。

政治以外の文化面その他の多くの記事が素晴らしくても、大事な政治で偏向・社会正義について信頼を失えば、新聞全体の評価は、著しく下がるのは当然ですから、関係者が内部から、絶えず、社会正義を追求すべきでは。 特にいろいろな意見や反対意見を幅広く取り上げ、いろいろな視点から、幅広く読者が判断できるように、情報を提供すべきではないでしょうか。

良い意見を広く採択でき、紹介するためには、編集者の高い能力と公正な判断能力が求められるのではないでしょうか。

 

 

GHQから「日本の将棋は取った相手の駒を自分の兵隊として使用するので、これは捕虜の虐待ではないか」と問われた升田は次のように反論する。

「冗談をいわれては困る。チェスで取った駒をつかわんのこそ、捕虜の虐殺である。そこへ行くと日本の将棋は、捕虜を虐待も虐殺もしない。常に全部の駒が生きておる。これは能力を尊重し、それぞれに仕事場を与えようという思想である。しかも敵から味方に移ってきても、金は金、飛車は飛車と元の官位のままで仕事をさせる。これこそ本当の民主主義ではないか」。チェスは取った駒を殺すが、これこそ捕虜の虐待ではないか。キングは危なくなるとクイーンを盾にしてまで逃げるが、これは貴殿の民主主義レディーファーストの思想に反するではないか」と反論した。

格好良すぎるぞ。升田幸三!

 

名人に香車を引いた男―升田幸三自伝 (中公文庫) [文庫]

升田 幸三 (著)

http://www.amazon.co.jp/%E5%90%8D%E4%BA%BA%E3%81%AB%E9%A6%99%E8%BB%8A%E3%82%92%E5%BC%95%E3%81%84%E3%81%9F%E7%94%B7%E2%80%95%E5%8D%87%E7%94%B0%E5%B9%B8%E4%B8%89%E8%87%AA%E4%BC%9D-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8D%87%E7%94%B0-%E5%B9%B8%E4%B8%89/dp/412204247X

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%87%E7%94%B0%E5%B9%B8%E4%B8%89

天野宗歩

 

 

日本の政党は「腐敗している」80%(独NGO調査)

http://irorio.jp/mayfly/20130714/68903/

「政治家信用せず」80%、17、18歳に政治家不信の傾向浮き彫り

http://www.sankei.com/politics/news/150628/plt1506280015-n1.html

 

国の借金1000兆円を突破 6月末時点

http://www.cnn.co.jp/business/35035799.html

高学歴エリートが沢山いるのになんで財政難なんだよ?

 (;_; )( ;_;) シクシク・(-。-;)・(◎_◎)・(^_-)db(-_^) 指切りげんまん

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10114138890

 

 

自民が勝つ 

民主が負ける 

俺たちが笑う 

日本が元気になる 

 

それでおk 

 

惜しい 途中までは合ってるけど最後が少し間違ってる 

 

自民が勝つ 

↓ 

民主が負ける 

↓ 

お前らが笑う 

↓ 

自民が日本を終わらす 

↓ 

お前らが騙されたと気づく 

http://speq.hatenablog.com/entry/2013/07/17/150528

 

 美しい人たちの活かされない努力、無駄な努力 

 

五輪決定圧勝劇の裏 北朝鮮が「4票」に協力 - 東スポWeb

http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/181725/