雨の日は… | 卵巣がんになった`zaki‘の空間遊泳

卵巣がんになった`zaki‘の空間遊泳

2006年秋「悪性卵巣腫瘍の疑い」と告げられ、治療→再発転移を幾度も繰り返す。
◆受けた治療:手術4回・化学療法5ライン・放射線1回・がんカテーテル治療15回
◆現在: リムパーザ錠服用中
♫ 卵巣がんと長~くお付き合いしている、現役患者です。


このところの天気は、ジェトコースターの様ですね。

やっと冬の寒さから解放されたと思って、安心していたのに。

おかげで、私の身体はジェットコースターに酔ってしまいました。


先週頭から膀胱炎がやってきて、痛みと熱に苦しみました。

極端に気温が高い日は、頭が‘ぼー‘として何もしたくなくなります。

足の底から、力が抜けていくような気がする事もあります。



 今日は朝から冷たい雨。

 春恒例の「ゴミ出し」を、業者に頼んである日です。

 毎年の事ながら、今日に備えて1ヶ月前位からまとめて置いています。

 娘たちの本・ノート・洋服。壊れたプリンター・空気清浄機。

 期限ギレのレトルト食品や空き缶やら、

 とにかくなんでもカンでもまとめておけばきれい に持って行って貰えるので、大変助かっております。

 この日のためのゴミの山がなくなって、体重が軽くなったような気になる位スッキリしました。

 やはり、断舎利は必要ですね。

 精神的にも、改善されました。肩こりも、取れた様な気がします。


 で、近くの梨畑を覗いてみると、真っ白な梨の花が咲いておりました。

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 ここの畑の梨は、とっても美味しいです。
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 花を見ながら「今年も美味しい梨をお願いね」と話しかけてきました。


 
 家の前の空き地に、昨日はお日様みたいにまんまるに咲いていたタンポポの花が、今日は身を守る様に‘ギュ‘と小さく固まっています。

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 ピンクのお花も同じでした。

 小さな野の花は、自分を守る術を理解しているんですね。


 でも、雨にも負けず‘つん‘と頭を上げていたのは、土筆の子でした。

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 「ぷっ。無理しちゃって。」

 と、笑いがこみ上げてくるような姿。



 こんな雨の日に、傘をさして写真を取っている姿はヘンだったのでしょう。


 
 お隣の「コウちゃん」が、可愛いお顔をガラス窓にくっつけて見ていました。


 最近やっと歩いてお散歩できるようになった、ちっちゃいコウちゃん。

 将来は、イケメンになること間違いなし(太鼓判!)くらい可愛いんです♥


 今日は、お部屋にしか居られないので退屈している様子です。


 
 みんな雨の日は、出来る限り身を守っているんですね。



   …この雨が止めば、また暖かい日が来るさ。

    そしたら、また大きな花を咲かせよう。…って。


 少し、うつ気味だった身体と心が

 「今はギュっと耐えれば、良い日も来るさ」と思ったらば、

 心の中も、スッキリしたような気がしました。




 自然が私の師匠です。