藤井七冠、新たな金字塔~「永世棋聖」の称号獲得
藤井聡太棋聖が山崎隆之八段の挑戦を受ける、第95期棋聖戦5番勝負第3局が1日、名古屋市「亀岳林 万松寺」で行われ、後手の藤井棋聖が山崎に100手で勝利しました。
開幕3連勝で棋聖5連覇を達成し、史上最年少で自身初の永世称号「永世棋聖」の資格を獲得しました。この記録は、中原誠16世名人の持つ記録を、53年ぶりに更新する快挙となりました。
大分合同新聞7月2日号より
棋聖戦五番勝負第3局を振り返る
本局は、山崎八段の先手番で相掛かり模様となりました。中盤、藤井棋聖は果敢に攻勢に出て本格的な戦いへと突入しました。両者持ち時間をたっぷりと投入し難解な将棋へと発展しましたが、藤井棋聖が飛車交換の手順を選択し、局面を有利に持ち込むことに成功。山崎八段は苦しい中で技を駆使し攻め合いを目指しましたが、藤井棋聖が緩急自在の指し回しで圧倒し、100手で勝利しました。(詳しくは下記の記事を参照してください)
永世資格保持者は11人
木村義雄14世名人=永世名人
塚田正夫名誉十段=永世九段
大山康晴15世名人=永世名人、永世棋聖、永世王将、永世十段、永世王位
中原誠16世名人=永世棋聖、永世名人、永世十段、名誉王座、永世王位
米長邦雄永世棋聖=永世棋聖
谷川浩司17世名人=永世名人
羽生善治九段=永世棋王、永世棋聖、名誉王座、永世王位、永世王将、永世名人、永世竜王 佐藤康光九段=永世棋聖
森内俊之九段=永世名人
渡辺明九段=永世竜王、永世棋王
藤井聡太七冠=永世棋聖
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