ある若手のプロは、
バーディが出始めると
止まらない爆発力を持っていました。
しかし一つ悪い波がきたときに、
悪い波にのみこまれて
ボギーを連発してしまうのです。
結局上がってみれば、
出入りが激しく結果はついてこないのです。
この選手は、
バーディをとるための練習はしていましたが、
ボギーを防ぐ練習はしていなかったのです。
例えばセカンドショットがミスでバンカーに入る。
バンカーもミスして５メートルのパーパットが残る。
このプロはここではずしてボギーにして、
さらに悪い波の流れがはじまっていたのです。
次のホールもドライバーはかっ飛ばして
フェアウェーを捉えたものの、
２打目はまたもグリーンを外しました。
ここでアプローチは
何とか２メートルに寄せたもののパットを外してボギー。
何とか懸命に耐えようとしているのですが、
この流れは数ホールにわたって続き、
結局４つスコアを落としてしまいました。
ポイントはスコアを落としたことではないのです。
この数ホールは,
あのバーディをとっていた同じ選手とは思えないぐらい、
勢いを失った小さくなった姿でした。
「この流れはいつまでも終わらない地獄に思えるんです」
これまで多くの場面で
打ちのめされてきたのでしょう。
彼の表情は、
悲しみとあきらめに満ちていました。
ただ、そのとき起こっている事実としては、
一打一打の集中力が落ちているのです。
入れたい入れたいと気持ちが強くなり、
ラインを読んでも迷いが生じ、
ストロークもラインばかり気になり、
打ちきれないなどの症状が起こっていました。
そこで「最高のパット」
「最高のストローク」
「最高のバンカー」
という考え方を伝えました。
結果は打ってみないと分かりませんが、
最高の集中力なら自分で取り戻すことはできます。
そして最高の集中力をよみがえらすために、
自分でフィーリングのあった言葉を
選択するよう提案しました。
この選手は「最高のストローク」を選択しました。
パットでストロークに集中することで、
パターへの迷いがなくなりました。
結果としては、
次のホールで３メートルのパーパットを見事沈め、
流れを変えるきっかけになりました。
このように最高のショットやパターに集中することで、
大きく流れが変わってくるのです。
再び勢いを取り戻すことができるのです。
みなさんも「最高のパター」で
集中力を取り戻してくださいね。
人生に役立つキーワード満載の
赤野コーチメルマガ登録(無料)はこちらから
http://www.akanocoach.com/5/
プロゴルファーのメンタルコーチついての
お問い合わせはこちらから
http://www.akanocoach.com/11/
イベント情報
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.akanocoach.com/?id=event