先日QTのファイナル予選が行われました。
前田プロは結局10オーバーで
212位という結果に終わりました。
1600人ほどいるツアープロで
QTのファイナルに出場するだけでも
かなり大変なことなのですが、
本人にとっては不本意な結果のようです。
ただ本人は悔しい気持ちはありながらも
すがすがしい声をしていました。
「自分に足りないものがはっきりわかりました。」
今回の大会では
ドライバー、アイアンなどのショットについては
リラックスして打てたそうで、
本人もこれまでにないよい手ごたえを感じていました。
その一方で、
パターがまったく入らなかったそうです。
短いパットを外しての3パットが相次ぎ、
また4パットまであったそうです。
私が出会ったころ、
前田プロはパターでものすごく悩んでいました。
それを克服し、
QTのサードまでは
むしろパターで救われたぐらいだったのですが
ファイナルでは途中からまったく入らなくなったそうです。
以前であれば言い訳と愚痴が出てくるのですが、
今回は成長できることが見つかったと
むしろ楽しみができたようでした。
一つ一つの勝ち負けや結果にこだわっていては、
絶対に楽しさは生まれてきません。
努力を楽しみながら自分自身のゴルフを極めて行けば
必ず結果が出る瞬間がやってきます。
ぜひ今回の悔しさを次につなげてほしい!!
来年への手ごたえを感じたファイナルになりました。