レモンシフォン 24.06.15

 差のないスタートから、前半は7~8番手を追走。直線に向いてじわじわと脚を伸ばし、結果5着での入線となっています。
「前走で出して行ったぶん、道中は楽に行けましたね。ただ、トモを中心として全体的に緩さがあり、最後はギアが上がりませんでした。使いつつ良くなっているものの、ゴール後の息遣いがもうひとつでしたので、今後そのあたりがどうなるかでしょう。気性はおとなしく、走り的には距離はこれくらいあった方が良さそう。ただ、息のことを考えれば、もう少し短くてもいいのかもしれません」(吉田豊騎手)
「ある程度スタートを決めて、流れに乗れました。最初モタモタするところはありましたが、直線に入って渋太く頑張ってくれましたね。前半に楽できれば、短距離よりは1700mのほうがいい気もしますが、ジョッキーによれば『最後で息が気になった』とのこと。そのあたりが悩ましいところです」(尾関調教師)
◆道中は好位集団の直後につけて、直線入口で外めに持ち出されると、最後まで下がることなく5着でのゴール。上位からは離されてしまったものの、2月のデビューから一戦ごとに着順を上げ、掲示板を確保してくれました。なお、このあとは、「権利が取れたことで、さてどうするべきか。東京開催が終わると距離の選択肢が限られてしまいますので、上がりの様子とも相談しながら慎重に次走を検討していく」(師)予定となっています。(HTC)

 

レモンシフォン優先権確保の5着でした。とはいえ、3着までの馬とは差がありましたので、まだまだ勝ち上がりを意識できるまでには至りませんね。それからジョッキー、調教師のコメントからも、今後のレース選択も悩ましい所ですね。使われるたびに前進してはいるものの、残された期間を考えると、悠長なことを言ってられる余裕はありません。ここは尾関調教師の判断に任せるしかありません。取り敢えずお疲れ様でした<(_ _)>