ラヴシュプリーム 24.06.09

 まずまずのスタートから前半は5~6番手の内を追走していきましたが、直線に向いて余力がなくなり後退。結果15着での入線となっています。
「前半はいい走りでしたが、後半は馬がやめてしまったのが半分、スタミナ切れによるスピード不足が半分といった感じでギアが上がっていきませんでした。ダートの走り自体は悪くありませんので、思い切って距離を短縮し、集中力が持続しない点を補ってみるのも手かと。逆に距離が短くなると今日のようなポジションにはつけられないのかもしれませんが、試してみる価値はありそうです」(横山琉騎手)
「見ている限りではダートで苦しくなったのかと思いましたが、鞍上によると、そうでもなさそう。砂を被って少し嫌がるところはあったものの、初ダートにしては前半いい走りでしたね。ただ、後半の走りがちょっと・・・。集中力を持続させるために調教でブリンカーやチークピーシズを試してみるのも手ですが、まだ若いところがある馬ですから、いま馬具をつけるとおかしくなってしまうかもしれません。そのあたりはよく考えながらやっていきたいです」(鈴木慎調教師)
◆芝からダートに入る序盤の走りは良かったものの、ペースが上がり始めたところから徐々に追走が苦しくなる形。最後は心身ともにお釣りがなくなってしまいました。なお、このあとは、「短距離のレースは節をあけないと使えそうにないですし、4節以上あけるのであれば、交流競走に申し込んで今日のような先行力で押し切りを図る競馬もアリかと。いったん放牧を挟むかどうかは上がりの様子も窺いながら考えていく」(師)予定となっています。(HTC)

 

結果ブービーですから、敗因云々というより、能力が不足しているということではないでしょうかね。ジョッキーも自分の進言からのダート出走ですから、ダートが合わなかったとは言いにくいでしょうし、距離短縮に逃げ場を残した感じ、まあ今後の道が厳しいことは十分覚悟しましたから、可能性を求めて頑張ってもらいましょう。お疲れ様でした<(_ _)>