お好み焼きと句読点 | 隠居ジイサンのへろへろ日誌

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九州北部の街で、愛するカミさんとふたり、ひっそりと暮らしているジイさんの記録

きのうの晩ごはんはお好み焼きをしました。カミさんもわたしも大好きです。

外食でお好み焼きを食べたのはいつか忘れましたが、以前、お店で食べるレベルくらいになるまで焼く練習をしましたから、お店に食べにいかなくても済みます(笑)。

わが家のお好み焼きのちょっとした秘密を教えます。

・粉の中にすりおろした山芋を入れる、

・混ぜるときに空気を含ませるようにする、

・卵は、焼く直前に混ぜ込み過ぎないように混ぜる、

・焼くとき、形を整えたあとは上から押さえつけない、

・ひっくり返したあとは、上に乗せた豚バラ肉をカリカリになるまでじっくりと焼く、

・焼きあがる直前にフライパンの端からソースをたらして、ソースの香りを立たせる、

もちろんそういうのもやりますが、わが家のは、あまり他ではやらないようなこと。

①刻んだキャベツとネギを半日ほど外で干して水分を抜く。野菜の味が濃くなり、べちゃっとならない。

②1センチくらいに刻んだ焼きそば麺をカリカリに焼いてソースで味付けしタネに混ぜ込む。

・・・ということで、きのうもカミさんに大好評。

わたしも、焼酎2杯飲んで、風呂入って寝ました。

 

話は変わって・・・。

きのう、朝ごはんを食べながら日本テレビ系列の情報番組をちらっと見ていたら、「若い人は、LINEやメールを打つときに句読点を打たない」というのをやってました。ほんの短時間しか見ていませんが「へぇ、そうなのか」と思いました。

※句読点(くとうてん)

「句点」は文末につける「。」マルのこと。

「読点」は文中につける「、」テンのこと。

文章を書くときは、テンやマルを必ずつけるというのがわたしの中での常識です。文末に「?」や「!」や「絵文字」を入れることもありますが、そういうのをつけないときは、必ずマルで締めくくります。そうしないと思考がひとまとまりにならないような、気持ちが落ち着かないような感じがします。

番組はちらっとしか見ていません。たぶんそのあと、句読点をつけない理由だとか例文だとかが紹介されたのでしょうけど・・・。見た人いる?

 

わたしのスマホで検証してみました。

ジジババと次男夫婦はLINEで連絡を取り合うことがあります。内容に差しさわりがないのを乗っけておきますと。

↓ ことしの新年のあいさつです。

年末にカミさんがコロナに感染したため、年末年始は行き来ができず、LINEでの「あけおめ」でした。

次男ヨメはいつもこんな感じです。ほとんどの文末に絵文字が入っています。絵文字がないときはマルがついています。文の中のテンもちゃんと打っています。さすがマジメヨメ。

次男の文にはマルがついていませんねぇ。さかのぼって見たら、短い文「例:ありがとう」にはマルがないのもありますが、長い文にはテンもマルもあります。さすが地方公務員。

次男夫婦は40歳前後、両人とも事務屋さんで、文章を書き慣れているからでしょうね。

 

ではでは、ものすご~く若い小学3年生の孫娘(次男ちの長女)はどうでしょう?

キッズ携帯ですから、LINEではなくショートメールです。ショートメールは、下から順に読みます。

「丸いのはママしか食べてない」というメール文は、去年の12月、わたしが持って行った京都土産のパンを食べたかどうかを聞いた返事です。主語と述語で構成された文章ですが、句読点はありませんね。

「お年玉ありがとう(絵文字)」では、文末が絵文字になっています。以前の孫娘の文を見たら「文末が絵文字」のパターンがほとんどです。マルで締めくくった文が1つだけありました。

わたしの返事には「はい。」にも「たいせつに使ってね。」にもマルがついています。事務仕事も長くやりましたから、文末にマルをつけるのって、もう本能ですね。マルをつけないと仕事が終わらない・・・仕事が終わらないと給料ももらえない(笑)。

小学校ではどんな教え方をしているのでしょうね。あまり「規則、規則」で縛ると、作文すること自体が嫌いになるかもしれませんが、文章の最後は必ずマルで締めくくる(絵文字や?!以外)くらいは教えてほしいと思うジジでした。