上海には『浦東(プードン)国際空港』と『虹橋(ホンチャオ)国際空港』の2つの空港があります。
上海市の中心部を挟み、東西に大きく分かれた2つの空港を東京の空港で例えると、虹橋を「上海の羽田空港」、浦東を「上海の成田空港」とイメージすると近いかもしれません。
 

今回はこの二つの空港のことを紹介します。

 

 

1. 上海浦東国際空港

 

羽田空港の一部の便を除き、日本から上海旅行に行くとき主に利用するのが「上海浦東国際空港」です。

 


 

上海の中心地(上海駅)までは直線距離で35kmと若干離れた位置にありますが、市内まで最速8分で到着するリニアモーターカーをはじめ、アクセス手段は充実しています。

 

多くの国際便が乗り入れる浦東空港は、荷物検査や出国検査が混み合うと予想以上に時間がかかります。
お帰りの便は、余裕を持って出発時刻の3時間前には空港へ到着しておくことをオススメします。

 

2. 虹橋(ホンチャオ)国際空港

 

上海の旧市街地の西郊にある上海虹橋国際空港
2017年春にターミナルの改装工事も完了し、より快適な空港へと生まれ変わりました。
国内線がメインとなる空港ですが、日本から羽田空港の定期便も就航しています。

 

 

国内便専門になった虹橋空港は市内や近隣の蘇州、無錫などの江蘇省都市群とのアクセスの良さが評価されています。

 

上海虹橋国際空港と上海浦東国際空港の違いは何ですか?

主な違いは、国際線の発着は浦東が圧倒的に多いです。浦東は本来の東郊外の浦東区にあり、上海ディズニーランドに近いです。

西にある虹橋の方が都心に近く、地鉄で南京東路まで30分に対して、浦東は59分かかります。虹橋は国内線主体の空港で、国際線は古い第1ターミナルからで、日本からは羽田のみです。また、隣接して、高速鉄道の上海虹橋駅と長距離バスターミナルがあり、陸上交通の中心となっています。

いかがでしたか?

上海の空港は、フリーwifiが利用できますが、google系のサービスは繋がりません。
普段から旅行中のアクセスを現地で調べるクセがついている方は、注意が必要です。