私は鉄道ファンではあるが、最新情報には強くない。
「鉄道ジャーナル」等の雑誌は購入しないし、立ち読みもほとんどしない。ネット情報も、定期的にチェックしているのは、お気に入りのアメーバブログだけだ。（歩王さん「歩王のＬｅｔ’ｓらＧｏ」、ままてつこさんの「電車と、子鉄と、ママ鉄と。」等の約10ブログになる）
案外と情報は少ないのだが、暇があれば列車に乗っているだけに、一応ダイヤ非公開の珍しい列車に出会うことが、結構ある。昨日は「四季島」の試運転を偶然見た。
今回は、試運転などの珍しい列車の話。
【1】豪華寝台列車「四季島」
昨日の15時30分ごろ、常磐線松戸駅で普通列車グリーン車を待っていた。15：32に単行機関車が通過した。次は15：36の快速だ、と思っていたら「列車が通過します」と電光表示。
「何だ？このスジに入る列車？」台風が近づいていたが、ダイヤは正常だ。何か特殊な列車ではないかというニオイがして、カメラを向けて待った。
まぶしいライトだが、何か見たことがない列車だった。近鉄の「しまかぜ」に見えたが、ＪＲを走るわけがない。
やってきた列車は、これだ！
何だ？見たことがないぞ！
ただ、すごく豪華な列車というのは分かる。
減速せずに、松戸駅を通過していった。
2分後に、快速上野行が到着した。私は快速に乗り込んだが、うまく写真が撮れなかったのが残念だった。
顔見知りのグリーンアテンダントさんから、車内販売で缶コーヒーを買いながら「この列車の2分前に、豪華寝台列車が走ってますね」と話かけたところ、「四季島ですね」と返事。列車名が、あやふやで、四季島とパッと出て来ない情報弱者ぶりだ。
ここでふと考えた。「この快速は、『四季島』を金町で追い抜くのではないか？」
北千住は、追い抜く線路はあるが、この快速を後続の特別快速が追い抜くので、使用できない。まさか金町から貨物線通って新小岩に行くわけない。金町の待避線で、試運転の「四季島」は、この快速に抜かれるのではないかと考えたわけだ。
私が乗った快速が、金町を通過した。すると、「いたっ！四季島だっ」
（雨が強くなり、濡れた窓ガラスなのでご容赦を↓）
これで決まった。次の停車駅北千住で降りて待ちかまえれば、20分くらいのうちに、北千住を通過するに違いない！
北千住で、さあ来るか！と待つこと15分。長いこと金町で停車するのかな、と不安になり、ネット情報をチェックした。
すると、「16時ごろに柏駅で目撃」という情報が。そりゃないよ。金町の待避線から、反対の下り方面に折り返すとは、想定の範囲外・・・。
【2】ドクターイエロー
九州に行くために、8月24日の夜に、東京駅から東海道新幹線に乗った。この時に、ドクターイエローを発見した。
ドクターイエローには車内販売がない（笑）から、興味なかったのだが、近くで見ると興味をそそるのは事実だ。何か良いことありそうだ。
【3】Ｅａｓｔ-ｉ（イーストアイ）
ＪＲ東日本の電気・軌道総合試験車「Ｅａｓｔ-ｉ」（イーストアイ）という車両がある。これを、今月9月15日に目撃した。
ドクターイエロー同様、線路や架線に異常がないか調べるために、各地の路線を走るのが、イーストアイだ。
白い車体で、カッコいいな。この時は駅に停車したので、カバンからカメラを取り出して、撮りやすい場所に移動する時間があった。
【4】京王・総合高速検測車「DAX」
京王線の検速車ＤＡＸ（Dynamic Analytical eXpress）も、新宿駅で見ることができた。今年の4月下旬のことだ。
新型車両かと思ったら、何と総合高速検測車だった。
私はマニアだから、当然パチリと撮影する。
この5カ月で、試運転＆検測車両に4回遭遇したことになる。
事前に狙っていったのではなく、偶然見ることができたのだから、単純にうれしい。
検測車両は乗れないし、四季島だって高すぎて乗れないから、見るだけだけど。