ある日突然…


クラスでも目立つ
同じ班の男子が

私の癖毛を馬鹿に
するようになった。


私にあだ名をつけ


次第にその男子は
私のあだ名で
替え歌をつくり
休み時間に歌うように
なった。




どんどん替え歌を
歌う子は増え
同じグループの子も
歌うようになった。







やめてよ~、と

強気では言えず
冗談ぎみに毎回言った。


でもみんな
止めるわけもなく
毎日歌われた。





みんなは面白半分で
やっていたと思う。



けれどみんなに
笑われながら
過ごす学校を
私は憂鬱に
なっていった。