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間が空いてしまいました、すみません
さてＴＣ療法後、一週間が過ぎて
諸々の症状が治まって来ましたが、
ここで新たに謎の湿疹が発現しました。
抗がん剤治療が始まってから全身に
ボディミルクを塗るようにしていたのですが、
何せ女子力皆無の私、
今までそんな事はやったことがありません。
なのでお肌がびっくりして湿疹が出たとか？
低刺激性の物を選んだけれど、
このボディミルクが合わなかったのかも？
しかし、ボディミルクを変えてもやめても
この後、ＴＣ療法の度に湿疹は出現しました。
そして痺れが残る足先にいくつか痛痒い所が…。
子供の頃に経験したことがある「しもやけ」の
ようです、というかそれですね
ＴＣ療法の際に私は冷却はせず、
医療用の着圧ソックス＋市販の着圧ソックスの
重ね履きで挑んだので
冷やした事が原因ではなさそうです
血行障害の一種でしょうか。
ＴＣ療法の副作用で「しもやけ」なんて
聞いたことありませんでした。私だけ…？
そしてＴＣ療法後ぴったり２週間後、
お決まりの脱毛がやって来ました。
最初はなんとなく頭皮がピリピリするなぁ、
程度でした。いよいよ来たか！と思いました。
「ポニーテールにした髪が反対側に引っ張られる」
ような変な痛みになってくると
シャンプーの度にまあ、ごっそりと
あれ、いつ止めたらいいのか困りますよね。
お風呂には生ゴミ用の不織布の袋を持って行き、
排水口に溜まった髪を回収していました。
ちょうどそんな頃に私は誕生日を迎えました。
副作用は思ったより軽かったし、
脱毛だってもちろん想定内でした。
でも仕事も辞めてしまい、
家族に迷惑をかけている自分に
生きている意味はあるのか？とナーバスに
なっている時期でもありました。
朝、息子が
「お誕生日おめでとう」と言ってくれて
少し気持ちが上がりましたが、
息子が仕事に行ってしまった後は
誰もおめでとうを言ってくれませんでした。
あの日の私にとって家族からのおめでとうの
言葉は「生きていていいんだよ」の
意味があったのに、です。
夕飯の支度もせず、
早々にベッドに潜り込んだ私に
その日の夕飯は用意されませんでした。
元々、体調が悪い時にはそっとしておく、
が我が家の不文律ではありましたが…。
「誕生日おめでとう、ケーキ食べてる？
」
」とLINEをくれた妹に
「ケーキどころか夕飯もないよ笑」
と送信して驚かれ、
夜中に仕事から帰った息子が
ケーキさえないことに気付き、
「誰もケーキ買ってくれなかったの？
俺の帰りが早かったら買って来られたのに…」と。
この妹のLINEと息子の言葉に救われました。
あの日の私が欲しかったのは
プレゼントでもケーキでもなく、
ただ「おめでとう」の言葉だけでした。
こんな私でも生きていていいんだ、と。
翌日。
私は自分でケーキを４つ買い、
全部一人で食べてやるーーー！！
と食べ始めましたが、さすがに２個で
ギブアップしました
後日、息子が高級ケーキを買って来てくれ、
妹が誕生日祝いにと
ケーキバイキングに誘ってくれ、
憂さは晴れました(体重はヤバいです)
)