お世話になっております。高津クイズ愛好会のナカノと申します。

 

このページは「クイズ大会には参加したことあるけど、Sinker×Thinkerって何?」という方、

および「クイズ大会が何かは分かったけど、Sinker×Thinkerって何?」という方へ向けたご説明となっております。

できるだけわかりやすく、伝わるように書いたつもりですが、至らぬ点がありましたら申し訳ございません。

 

 

◆現在のクイズ大会の主流◆

今現在、クイズ大会では「競技クイズ」と呼ばれるクイズが主流のジャンルとなりました。

問題文の先を読み、いかに早くボタンを押せるか。

知識量だけでなく、早押しのテクニックが問われるタイプのクイズです。

 

競技クイズの良い所として、

「努力が反映されやすくなっている」

「勝負として映えやすい」

「問題文が定式的・画一的である分、とっつきやすい」

などが挙げられます。

 

いまや競技クイズの大会がケーブルテレビで放送されたり

「ナナマル サンバツ」という漫画の題材にもなったり。

 

競技クイズが今のスタンダードと言えるでしょう。

 

 

◆「そうじゃないクイズ」だけで大会を作ってみました◆

でも、競技クイズ繁栄以前のクイズも見ていた私としては、

「競技クイズだけがクイズじゃない」という思いを抱くことがあるのもしばしばでした。

 

「答えを聞いてあっと驚くクイズ」

「強烈に心に突き刺さるクイズ」

「思わず笑ってしまうようなクイズ」

だって、もっとフィーチャーされて良いはずなんです。

 

昨今のクイズ大会でも、そのようなクイズが無かったわけではありません。

しかし、そういうクイズは「箸休め」だったり「余興」と捉えられることが多く、

それだけで真剣勝負をする大会はほとんどありませんでした。

 

で、「そういうクイズで真剣勝負やろうや」って立ち上げたのが、

この「Sinker×Thinker」です。

 

 

◆こういう問題を過去に出題しました◆

じゃあ、どういう問題が出題されるのか。

百聞は一見に如かず。過去に出題された問題をご覧いただきましょう。

 

Q:「休み時間では目が冴えきっているのに、授業が始まって黒板に文字が書かれた瞬間に眠ってしまう人」…ではなく、「片方の腕で首を絞め、もう片方の腕でそれを固定する締め技」を意味する言葉は何?

A:チョークスリーパー

 

Q:幾度となく閉店セールを行っている店が、本当に閉店するときにうたう文句は、大抵何?

A:完全閉店

 

Q:ほぼ事務所のごり押しだったため、たいていの人は「ボーカルの顔が長い」ということしか覚えていないであろう、エイベックスのユニットは何?

A:ガールネクストドア

 

Q:ふつう、「お祈りメール」が祈っているものは何?

A:貴殿の益々のご活躍

 

Q:比較的サイズの大きいおにぎりのことを、とある殺傷能力が高い武器に例えて、何おにぎりという?

A:爆弾おにぎり

 

Q:化学物質で、「CuSO_4」といえば硫酸銅、 「CH_3COONa」といえば酢酸ナトリウムですが、 「ALCOHOL」といえば何?

A:アルコール

 

Q:鳥人間コンテストで優勝した回数が多いのは、鳥、人間のうち、どちら?

A:人間

 

Q:♪どんなものの なにがしー?♪

A:お仏壇のはせがわ

 

Q:和食における重大なマナー違反で、食事の最中に、空中でテーブルを180度回転させることを何という?

A:ちゃぶ台返し

 

Q:レジで、特定のものを使って決済するときに聞こえてくる音。「ピピッ」 といえばsuica、「シャリーン」といえばEdy、「クイックペーイ」といえばクイックペイですが、\一万円入りまーす/といえば、使われたのは何?

A:一万円札

 

Q:本田技研工業の本社社屋はすべての階にバルコニーが設置されています。これも本田宗一郎の指示によるものと伝えられていますが、彼がこのように指示したのはどうして?

A:地震のときに窓ガラスが地面に落ちないように

 

Q:フィンランドのパスポートは2012年からちょっと変わった偽造防止技術が取り入れられています。フィンランドのみならず日本でも 小学生の時に誰もがやったことがあるであろう「あること」を応用したものなのですが、さてその「あること」とは何?

A:パラパラ漫画(パスポートをばーってやるとトナカイがトコトコ歩く)

 

Q:「27段階評価で12番目に良い」ということを、漢字とひらがなを用いて、5文字で書き表してください。

A:中の上の下

 

こういう問題を「変化球問題」と定義し、これで真剣勝負として行います。

勝てば本気で喜んで、負ければ本気で悔しがる、あの真剣勝負です。

 

問題の「面白さ」と、解答者の「真剣さ」が謎の融合をする、

いざやってみると異様な盛り上がり方をする大会となりました。

 

 

◆というわけでSinkerxThinkerも4回目です◆

そんなこんなで当大会が産声を上げたのが9年前です。

 

おかげさまでご好評をいただき、このたび4回目の開催となりました。

 

このブログでは今後、

「どのようなルールでクイズをやるのか」などの情報も発信していきます。

そちらもご参考の上、よろしければご参加やご見学をご検討ください。

 

なお、過去の大会の記録集は、こちらからご購入いただけます。

(クイズ界には大会の使用問題や試合の結果を同人誌みたいに本にして頒布する文化があります)

 

このページは以上で終わりです。

お読みいただきありがとうございました。