「first choice or second choice」を書いたとき、勢いに任せて結構「失礼な!」って憤慨してる文章をそのまま書き綴った。
でも、本当に正直なところ、2通のメールをもらった時点では腹が立っていなかった。
それよりも他の事を考えていたし、デートにもどれって言うサインかなって、またデートしたら楽しいかなとか、そんなことを考えていた。
で、ジョンに他の事(ビジネスのこと)で聞きたいことがあって、チャットしてて、そのついでに2通のメールのことを話して
「すごい偶然よね、同じ日にそんな風に戻ってくる人達が2人いて。デート再開しろって言うサインかしら?(笑)」
って言ってみた。
それで、(これがいけなかったんだな)
「でもね、ちょっと不思議なんだけれど、どうして彼らは戻ってくるんだろう?」
と聞いてみた。
多分、聴きたかった言葉は
「君が魅力的だからだよ」。
でも、もちろん、ジョンがそんなことを言うわけがなく、仕事中というのもありチャットの間が空く。
ちょっとイライラして追い討ちをかけるように言った。
「どうして男たちは私をバックアップのように扱うのかしら?」
ジョンに対する嫌味もこめて。
もちろん返事はナシ。
「忙しいの?私とチャットしてるの、楽しい?」と聞いた。
「君とチャットするのは楽しいよ。でも今すごく忙しいんだ。それに、上のような質問には僕は答えられないよ」
と返ってきた。
答えられないのは、自分が同じことをやっていて、自分が選ぶ側でいて、人を低く見ているからで、それを認めて嫌な奴になりたくないからだろう。
そりゃ、そうだろう。
さらにイライラして、腐れ縁の彼にテキストメッセージを送った。
「今晩は家にいる?電話しても良い?」と。
「家にいるよ、携帯じゃなくて家電にかけてね」という返事。
夜、彼に電話して、ジョンに話したことを同じように話してみた。
優しい言葉が聞きたかったんだと思う。
だけれど、「君がバックアップになることを提案するからだよ」と言われた。
腐れ縁の彼は今一応一人の子に絞りつつデートしてる。(完全に付き合ってるところまではいってないかもしれないけれど、ほぼ決まりかな、と言う感じ)
で、今週は急な出張がキャンセルになって、彼の予定が空いているから、
「また、食事でもしようよ。あなたのバックアップとして入れておいてね」と冗談交じりに数日前に言ったことを、彼はそのまま返したのだ。
それから、彼の携帯が鳴り、「また後でかけなおすよ。」と言って一度会話を中断。もちろん、相手は彼女だろう。
別にそれ自体は当然のことで腹は立たないのだけれど、何せ会話が会話だっただけに、そういう時に、私を放っておいて彼女の電話をとった彼の態度にちょっとムッとした。
つまり、自分で自分を貶めたんだな。
ジョンに、腐れ縁の彼に言って欲しかった言葉を言ってもらえなかった、本当はそこに原因がある。
原因は2通目のメールの男じゃない。
正直、この男のことなんてどうでもいい。
私が腹が立っているのは、ジョンも、腐れ縁の彼も、私を適当に扱って、バックアップのようにキープ(セックスはしないけれど)していること。
自分で墓穴を掘った感じだな。
情けない。
でも、どうしたら良いのか、分からない。
腐れ縁の彼も、ジョンも、いろいろ相談に乗ってくれる大切な友達だ。(少なくとも今までは)
彼女じゃないし、彼女候補でもないし、彼らが他の人を優先させるのは当たり前のこと。
優しい言葉や、サポートを期待しちゃいけない、ってことか。
またか。
昔から、私はよく「君は強いから一人で生きていける」と言われた。
でも、寂しさに負けて誰かに助けを求めようとすると、大抵の場合、私の欲しいものは与えられない。(相手が忙しかったり、手のひら返したように冷たかったり、不在だったり)
だから私は昔から思っていた。
”私は、人に助けを求めちゃいけないんだ。求めても、助けてくれる人なんて居ないんだ。”って。
これ、結構私の人生の大きな課題みたいだな。
人は助け合って生きていくんだと、つらいときに助けを求めるのはいけないことじゃないと、そんな風に思えた時期もあったけれど、やっぱり人は一人で生きていかなきゃいけないのかな。
人に助け求めて、その伸ばした手をピシャッと叩かれるような気持ちになるのはもう、嫌だ。
期待するから、傷つけられる。
人に、期待しちゃいけないって事か・・・。
なんだか寂しい人生に聞こえるんだけれど・・・・。
でも、どうすればいいのか、
分からない。