俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している1 | かるーく紹介日記

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俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している1

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 「選択肢によって、強いられる、変態行動!」がコンセプトではないかと思われる作品です。


あらすじ

 《絶対選択肢》と言う、抗えぬ呪いを受けた甘草奏は、《お断り5》《残念イケメン(笑)》などと呼ばれるようになってしまう。

 それでも、何とか高校生活を送っていたのだが、ある朝、

《選べ―①美少女が空から落ちてくる ②大子さんが空から落ちてくる》

そんな選択肢が。大子さんが落ちてきたら、死ぬ。と言うことで①を選んだら、なんと空から美少女が降ってきた。少女《ショコラ》は、記憶が無く、まるで犬のような少女だった。

 そんな少女を放置して、《お断り5》が待つ学校へと向かった。

 奏は、呪いを解くことができるのか...?!


登場人物

甘草 奏

 俗に言うイケメン。中学時代は、モテていたのだが、高校に入って《絶対選択肢》が突如現れ、変態的行動を突発的にとるため、モテない。

 晴光学園の《お断り5》の一人。

 基本的にツッコミ役なのだが、選択肢によって、突発的に変なボケをしてしまう。そのせいで、残念イケメン、イケメン(笑)などといわれる。

 絶対選択肢のことを知っているのは、道楽宴とショコラ、神だけであり、また、他の人に言うことはできない。


ショコラ

 美少女。神の僕で、「ア・マクサ・ガナドゥール」のもとへ派遣されたはずだった。しかし、奏の所にきてしまい、また、役目を果たすまでは戻れないため、奏の呪いを解く手伝いをすることになった。

 尋常ではない食事の量がいり、甘草家の冷蔵庫を空にする。

 基本的に役に立っておらず、ミッションをクリアするためのアイテムを買ってくるのだが、基本UOGの商品のため役に立たない。

 奏が夏彦に犯される夢をよく見る。完全に腐った女子である。


雪平 ふらの

 クールビューティーな少女。ものすごい毒舌&下ネタが飛び出る。

 いつも、奏に毒舌を喰らわせている。しかし、それは、奏のことを思うとテンパって言ってしまうだけで、そのことを悔やみ、一人で屋上に行く。屋上では、四つん這いになって、ブツブツと純粋で可愛い素のふらので呟いている。奏は、目撃するのだが、宴の「直近の五分間の記憶を失わせるツボ」によって忘れる。

 本来の性格は、とてもピュアでかわいらしい。貧乳を気にしている。


遊王子 謳歌

 天真爛漫、元気溌剌、活発無邪気で、まるで子供のような性格をしている。しかし、性格とは裏腹に、見た目は、とても綺麗で、深窓の令嬢のようだ。

 親が大企業《UOG》の社長で、よく、自社の作品を持ってくる。また、母に、《アバズレンZ》を飲ませるなど、度々実験台にしている。しかし、その母は、ドMのため、案外喜んでいたりもする。


柔風 小凪

 天性のドジッ娘で、人当たりもよく、見た目もいいため、《表ランキング》の三位に入っている。謳歌とは、一年の頃の同級生で、いまだに、親しくしている。


道楽 宴

 かつて、《絶対選択肢》の呪いをかけられていた、奏、ふらの、謳歌(後にショコラ)の学級担任。

 選択肢の存在を知っているが故に、奏の突飛な行動を理解していて、いろいろと便宜をはかっている。


 チャラ男で、気まぐれ。前任の神が、不倫の末の妊娠による、産休兼引きこもりとなってしまったため、呪い担当の神になった。

 神の力を分からせるために、奏を女に変えたり、暇つぶしに電話をしてきたりと自由奔放である。


用語

絶対選択肢

 必ずどちらかを選ばなくてはならない理不尽な選択肢。選ばない場合、脳が締め付けられるような頭痛がする。しかも、内容が、大半が酷いものなので、変態じみた行動になる。

 宴は、この呪いのせいで、性格が曲がったらしい。

 絶対選択肢と言う名前は、奏が勝手につけたもので、一般的には、《呪い》と言うものになる。

 呪いから、解き放たれるためには、神から僕が送られてきて、ミッションをクリアすること。ミッションがクリアできなかった場合は、一生呪われる。


UOG

 謳歌の実家で、大企業。いろいろな商品を開発している。中でも、《~する十の方法》シリーズの本は、ショコラが、ミッション攻略のためによく買ってくる。しかし、役に立っていない。また、ドMな妻などの表現から、書いているのは、謳歌の父だと思われる。

 他には、《人生キャンディー》。テーマごとに《~偏》と決められている。後は、謳歌自作の《札るんです》《アバズレンZ》がある。《札るんです》は、犯罪級の偽札が作れてしまうため、却下。《アバズレンZ》は、名前からしてだめなもので、試した謳歌の母は、欲情していた。


感想

 大爆笑必死!これは、面白い作品です。是非、是が非でもかってください。

3巻は、11月1日発売予定。