AccelWorld12 | かるーく紹介日記

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アクセル・ワールド 十二巻

赤の紋章

さてはて、今回は、いろいろとネタバレする予定なので要注意、です。
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 アクセル・ワールド12巻です。赤の紋章は、物語でも、謎の多かった、先代赤の王《レッド・ライダー》のマークのことでした。

 さてはてはて、今回、《チョコレート装甲》のショコラ・パペッターたんが出てきました。最高でした。


大まかなあらすじ

 前回、《ウルフラム・サーベラス》と戦い、追い詰めるが、肩がしゃべりだし、《第二のウルフラム・サーベラス》になる。その、《第二のウルフラム・サーベラス》は、一とは違うアビリティを使う二に翻弄されるが、何とか勝つ。だが、去り際に「俺は、お前がどこかに封印したアレを使うために生まれた」という。

 ハルユキは、アレが《ディザスター》だと理解したのだった。

 ハルユキは、《理論鏡面》を取得するために、チユリと無制限フィールドにダイブした。そこで、チユリが見つけた、エネミーをテイムしようとしたが、チョコレートによって止められる。そのチョコレートは《ショコラ・パペッター》だった。エネミーは、《ショコラ・パペッター》の友達だった。

 《ショコラ・パペッター》は、とある小規模レギオンのレギマスだったのだが、仲間2人が、《ISSキット》におかされてしまったそうだ。チユリとハルは、《ショコラ・パペッター》に共感し、エネミーを守りながら、仲間を取り返そうとする。

 《マゼンダ・シザー》、かつてタクムに《ISSキット》を渡した敵にそうぐうする。《ショコラ・パペッター》の仲間に、《ISSキット》を渡したのは、彼女だったのだ。

 《マゼンダ・シザー》達と交戦し、仲間2人の解放と、アビリティの取得に成功したハル。しかし、ハルが取得したのは、《理論鏡面》ではなく《光学誘導》だった…。


 そうして、《光学誘導》を手に入れた、ハルは、《ネガ・ネビュラス》の会議に参加していた。そして、《光学誘導》及び《マゼンダ・シザー》との交戦について話し、そして、《ISSキット》を見せると、そこに書かれていた、紋章はなんと《レッド・ライダー》の紋章だったと言う。

 《レッド・ライダー》暗殺の裏側と《白の王》の正体が明らかになり、そのことについて、ハルと黒雪姫が話そうとしたとき、バトルロワイヤルモードになってしまい、再び《ウルフラム・サーベラス》と交戦。

 分析者《アルゴン・アレイ》が混じり、激しい戦闘になる。そして、その危機に現れたのは、揺れ動く水のF型アバター《アクア・カレント》だった…。


  短編収録、空色の翼もあり


登場人物

有田ハルユキ/シルバー・クロウ

 現在レベル5のバーストリンカー。所属レギオンは《ネガ・ネビュラス》。

 《ウルフラム・サーベラス》に敗れ、再び対戦。追い詰め、勝つ。

 《ショコラ・パペッター》との共戦によって、アビリティ《光学誘導》を手にした。

 黒雪姫によると、《ポテンシャル覚醒》、つまりは、レベルアップ以外のことによって、アビリティを二度も成功したのは、ハルユキだけらしい。


ショコラ・パペッター

 レギオンマスターになるための条件である、四人以上を満たさずとも、《パペット・メイク》によって《チョペット》を作り出し、クリアした。三人だけの小規模レギオンのマスター。《ミント・ミトン》と《プラム・フリッパー》がメンバー。

 小獣級エネミー《ラーヴァ・カーバンクル》を友達にしている。

 とてもおいしいチョコの味がするらしい。


レッド・ライダー

 先代赤の王。黒の王によって、暗殺される。

理由は心意の弾を撃てる銃を作り上げて、全王に配ったことだったが、実際は、心意の弾はでず、それどころか、実弾すら出ない《平和の銃》だった。

 《銃器創造》のアビリティで、銃型の強化外装を創れたが、一つ創るのに、かなりの代償があるらしい。


ホワイト・コスモス

 《儚き永遠》の二つ名を持つ、白の王。黒雪姫の《親》にして、《実の姉》である。

 レッド・ライダー暗殺の真の操り人。

 その、能力、アビリティは一切が謎であり、レベル9になって以降、人前に姿を現したのは、王達と白のレギオンの幹部の前だけだと思われる。


マゼンダ・シザー

 《ISSキット》をばら撒く、F型アバター。腕にハサミを片方ずつ装備していて、二本の腕で一つのはさみとなる。

 理由は不明だが、二つで一つになるものを嫌っている。

 左右不対象のものを好み、《シアン・パイル》を気に入っているようだ。


アビリティ・必殺技

《光学誘導》/Optical Conduction/オブティカル・コンダクション

 その名の通り、光線系の攻撃を一度捕らえ、受け返す。言うなれば、光に対する《柔法》の受け返し。

 ハルユキが《理論鏡面》の習得をしようとして、習得したアビリティ。《ポテンシャル覚醒》によって手にした。現と虚の境界。入口と出口。入れて出す。それが、鏡による覚醒の考え方。

 謡と黒雪姫、2人の助言がもととなっている。


《複製》(正式名不明)

 《第二のウルフラム・サーベラス》が使用した。おそらく、相手の一部を食べることによって、相手の能力を複製する。食べた分だけしか、能力は発動しないと思われる。

 今回複製したのは、シルバー・クロウの《飛行能力》。《強奪》とは違い、食べた相手の能力は消えない。


《音響召喚》/アコースティック・サモン

 ライム・ベルが使用した。ベルを鳴らしてエネミーを引き寄せる。

 クロウのために、エネミー探しをしたさい、偶然にも覚醒した能力。《ポテンシャル覚醒》によって手にした。


《パペット・メイク》 

 ショコラ・パペッターが使用した。必殺技だと思われる。

 チョコの中から、人形《チョペット》を数体作り上げることができる。だが、チョコでできているため、食べられると言う弱点がある。


《カカオ・ファウンテン》

 ショコラ・パペッターが使用した。必殺技だと思われる。

 十本の指からピンクの光を放ち、チョコの湖を作り出す。相手の足を取ることができる。


《銃器創造》/アームズ・クリエイション

 レッド・ライダーが使用していた。アビリティ。

 銃型の強化外装を自由に創れたが、一つ創るのに、かなりの代償があるらしい。


感想

今回は、アレでした。とっても、続きが気になりました。イヤ、マジで。《アクア・カレント》さんキター。

にしても、読んでるだけだと、強化外装、アビリティ、必殺技、心意技の違いが分かりにくい…。

わたくし的に《ショコラ・パペッター》たんはつぼでした。