革にバラが刻まれていく製作過程 | SWL leather&silver's BLOG

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ウォレット(財布)、マネークリップ、キーケース、名刺入れ、ベルト、メディスンバッグなど、つくり手の魂を宿すレザーアイテム(革製品)を妥協なきハンドメイドでつくり届けるレザーブランドSWL、クラフトマン田島隆治とスタッフ田島いづみがお届けするブログです。


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こんばんは

SWL leather & silver
エスダブルエル

スタッフの田島いづみ たしまいづみ です。


今日はベチョっとした雪が降り続き、寒い一日です。

関東の方も大変そうですね、お気を付けくださいね。

さて今日は工房から製作風景をお届けしたいと思います。

こちらがあるオーダーアイテムの製作開始直後の写真。

何をつくり始めたか分かりますか?



この革のサイズ感、、そうです、

こちらは マネートレイ の製作風景です。

まず切り出した革に、カービング(彫刻)する図案を写し終えたところです。

続いて、写した輪郭線を専用ナイフで切り込んでいきます。

指先に神経を集中させ、ナイフを回転させながら正確に切り込んでいくクラフトマン、

見ているこちらも息をのむような、繊細な作業です。



輪郭線が刻めたら、その内部を刻印で叩いていきます。

刻印をモール(ハンマーのようなもの)で叩いて、革を凹ませることで、

立体感やテクスチャー(模様)をつけていきます。



様々な形状やテクスチャーの刻印を使い分けながら、

何度も革を叩いていきます。



革に、立体感とテクスチャーが付いているのが、お分かりいただけるかと思います。



こうして、図柄が革に表現されました。

今回は奥様へのプレゼントとしてS様からオーダーいただいた、

薔薇をカービングしたレザートレイです。

薔薇が花開いた革を、今度は染めていきます。

今回の染色は、S様のリクエストで特注染色のレッドです。

裏に貼り合わせる革も一緒に染めていきます。

染料の濃度を調整しながら、染めては乾かしを繰り返して、

深みのある赤へと染め上げます。



染め上がった革は貼り合わしカットして、成形していきます。

十分に水分を含ませた革を、クラフトマンの手の感覚だけで、

少しずつ革を曲げて、トレイの形にしていきます。



SWLのトレイは、機械で成形したり薬品で固めたりせず、

クラフトマンの手だけで形づくっているんですね。

水分が抜けて完全に乾くと、元の形には戻りません。

革の可塑性という性質を活かした手法なんです。



一晩乾かして、そこからコバ(裁断面)をヤスリ・染色し・磨き・を繰り返して、

仕上げていきます。

そうして完成した、薔薇カービングのレザートレイの姿は、

明日お届けしたいと思っています。

美しいトレイに仕上がっていますので、お楽しみに!


このレザートレイについては、こちらから価格・製作実例などをご覧いただけます▼

☛☛ マネートレイの詳細はこちら



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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Ryuji Tashima leather works


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