道具を改良してまで挑んだカービング! | SWL leather&silver's BLOG

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ウォレット(財布)、マネークリップ、キーケース、名刺入れ、ベルト、メディスンバッグなど、つくり手の魂を宿すレザーアイテム(革製品)を妥協なきハンドメイドでつくり届けるレザーブランドSWL、クラフトマン田島隆治とスタッフ田島いづみがお届けするブログです。


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こんばんは!

SWL leather & silver
エスダブルエル

スタッフの田島いづみです。


三重県の高級時計店「奥時計店」様から、

マネートレイ(キャッシュトレイ)のオーダーをいただきました。



お送りいただいた、高級時計店にふさわしい風格ある奥のロゴマークを、

マネートレイに配置して、美しく手彫りできるようマークの一部を調整し、

トレイの製作が始まります。

今日はその製作風景をお届けしたいと思います。



まず、この図柄を革に写し、輪郭線を専用ナイフで彫ります。



革に彫った輪郭線の外側を、刻印で叩いて革を凹ませます。

今回のカービング(彫刻)は文字の外側を叩き凹ませることで、

文字を浮き上がらせるような彫刻手法です。



この革を叩く刻印には、大きさやテクスチャーの異なる、様々な種類があります。

次に使う刻印はこちら。

米粒ほどの大きさで、ブツブツとしたテクスチャーが付いています。



これで、輪郭線の外側をさらに叩いていきます。

ブツブツとしたテクスチャーが革に付いているのが分かりますか?



今回のロゴマークはとても細かなデザインですので、

できるだけ忠実に表現するため、なんと刻印を改良することに。

より細かいところが叩けるように、上で使った刻印を小さく削りました。

右が元々の刻印、左が小さく改良した刻印です。

ちょうど米粒とゴマみたいな大きさです。



この小さく削った刻印で、細かな部分を叩きます。



文字の輪郭線の外側を全て叩くと、このようになります。



奥の字が浮かび上がって見えます。

一番最初に使った刻印と、その後に使った刻印を交互に打刻しながら、

迫力のある立体感を表現していくのです。

機械による型押しには真似できない、手彫りならではの力強さがありますね。


実は「奥時計店」様からは、2つのマネートレイのオーダーをいただきました。

2つ並べると、さらに存在感が感じられます。



この2つは、ここからブラックとダークブラウンに染められて、

トレイの形に成型されます。



仕上がりを早くご覧いただきたいところですが、

長くなりましたので、今日はこの辺で。

完成は明日ご紹介させていただきますのでお楽しみに!



マネートレイの詳細・オーダーについてはこちらをご覧ください▼▼▼

☛☛ マネートレイ(キャッシュトレイ)



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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