SWL leather&silver's BLOG

ウォレット(財布)、マネークリップ、キーケース、名刺入れ、ベルト、メディスンバッグなど、つくり手の魂を宿すレザーアイテム(革製品)を妥協なきハンドメイドでつくり届けるレザーブランドSWL、クラフトマン田島隆治とスタッフ田島いづみがお届けするブログです。


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こんばんは!

SWL leather & silver
エスダブルエル

スタッフの田島いづみです。



8/12-13に群馬で開催した展示会で、初お披露目したアート作品。

「NO COUNTRIES」

展示会前に、その製作の様子をブログでも少しずつ紹介していましたが、

今日はその製作風景の写真と、完成写真を一気にご覧いただきたいと思います。

一緒に見ていきましょう!



実はこのレザーカービング作品の構想が始まったのは、4年ほど前に遡ります。

クラフトマンが描いたこの図案の作成は4年前に始まり、

オーダーメイドなどのレザーアイテムの製作の合間に、何度もブラッシュアップを重ね、

ついに今年の夏、製作を始めることになったのです。



作品の製作は、この図案を革にトレースする(写す)ことから始まります。



そしてトレースした輪郭線を、専用ナイフで刻みます。



ここから、革に刻んだ輪郭線の内外を、

刻印(金属のスタンプ)で叩いて、立体感や質感をつけていきます。



この革を叩いて凹ませたり模様をつける「レザーカービング用の刻印」には、

たくさんの種類があって、その刻印で革を叩くことによって、

立体感や質感をつけて、図柄を表現するんです。





続いて、輪郭線の内側、唐草自体に立体感をつけていきます。

平らだった葉に立体感がつき、植物らしい柔らかな表情がついてきました。



輪郭線の外をさらに深く叩いていきます。

ボコボコと凹凸が深く、唐草が迫ってくるような迫力が出てきました。



そしてこの中央のイーグル、モッコリ盛り上がっているのが分かりますか?

裏側から革を盛り上げるパッキングという手法を用いて、立体感を出しているんです。



この盛り上がったイーグルの羽を刻んでいきます。

専用ナイフを使って、一本一本ラインを切り込んでいきます。

感覚は1mmもあいていない、息を飲む緊張感のある作業です。



全ての羽にラインが入り、最後に微調整をして、

長かったカービング作業が、ついに終わりました。

染色のない生成りの状態でも、生き生きとした躍動感あるこの仕上がりに、

私はすごく驚きました。



そして、ここから染色に入ります。

しかし、展示会やオーダーの納期も迫り、

クラフトマンが一人、とても深い時間に作業をしていた工程なので、

実はあまり染色の工程は写真が撮れていません。

少しずつ染め重ねるのですが、次に写真を撮ろうとした時にはこんなに染まっていました。



全体を染め上げ、そこから細かい部分に染色で表情を加えていきます。

SWLの染色手法ならではの、ぼかし染めも各所に活かされています。



少しずつ色を重ねて明暗をつけることで、カービングがより立体的に感じられます。



こうしてクラフトマン渾身の作品が仕上がりました。



この立体感と表情は、実物を見ていただかないと中々分からないかもしれませんが、

実物を見ると、その迫ってくる力強さに魅了される仕上がりで、

群馬の展示でも皆さんを惹きつけていました。



実はこの作品、群馬から帰ってきてさらにグレードアップしているんです!

より力強くより存在感のあるものへと進化させるため、あるものを加えたんです。

進化したこのカービング作品は、10/7・8・9(土日月)に開催する熊本での展示会、

「SWL at CHARIE 2017」で 初お披露目させていただきます。

ぜひ実物を見に触れにきてください!

展示会の詳細はこちらから▼▼▼

☛☛SWL at CHARLIE 2017

もちろん、またブログでも紹介させていただきますね。

お楽しみに!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

SWL leather&silver
Ryuji Tashima leather works


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