11月28日~12月1日の4日間、仙台に行ってきました。


NPO法人COCONETの東北でのパステルワークの活動に参加するためです。


COCONETでは、28日には岩手県花巻付近での活動の後、仙台市周辺の活動を2日間にわたり行うことになっており、その2日目の活動から参加しました。


福岡から飛行機で2時間半・・・

私にとっては、初めての東北で、なんだか遠い土地のような気がしていましたが、
飛行機さえ飛べば、同じ日本、近いものです。

3・11の震災時には、津波の被害を受けた仙台空港も、今は写真の通り、復興していて、空港内に居る限り違和感は感じません。


ただ、空港の周りにはほとんど建物はなく、空港関係の建物がちらほら見えるくらい。

そして、その建物は津波の被害を受けたままになっているものも。


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空港の窓からみえる遠くの景色には、かつての松林らしきものも見えますが、林というにはそぐわないほどに松がポツポツと見えるだけで、残った松も、塩害を受けて茶褐色に変色しているようでした。


空港内には、津波で受けた災害時の状況と、その後の復興までの様子が生々しく写真で展示されていて、胸を突きます。




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空港からホテルまで、タクシーで移動したのですが、運転手さんは、とても明るい方で、

震災のその日も空港にいたこと、空港の2階に避難をし、車は流されてしまったこと、
今の車は支援物資で頂いたものだということ、
ほとんど建物が見当たらない空港付近にもかつて家はあって、40名ほどの方が命を落とされたのだということ、
高速道路が堤防となって、津波に耐えたのだということ、
今は全国からたくさんのボランティアの方が来ていて、自分達もがんばって仕事しているということ、
本当は漫画家になりたかったのだということ(笑)
・・・いろいろお話してくれました。

はじめての仙台の街は・・・


キレイで、都会でした。


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人々も活気があって、一見、違和感は感じられません。


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28日の夜に岩手でのワークを終えて仙台入りした仲間と合流しました。

緊張の夜・・・夜中に余震があり、あまり眠れずに朝を迎えました。ショック!