11月9日 小雨の降る中、町田市の合唱祭が開催されました。

 

素朴な「冬の夜」と繊細な「桔梗」。

団員一人一人、曲の世界に浸ってステージに立ち、歌い終わってのこの笑顔。

幸せな時間でした。

 

・・・と余韻に浸る間もなく、翌日からまた新たな曲への挑戦が始まっています。

 

次の発表は来年の3月8日(日)。

コーラスの花束(ポプリホール~町田市鶴川)に出演します。

 

歌うのは

三善晃 こどものための合唱曲集「光のとおりみち」から5曲。

これらの曲は小学校高学年向きに作られました。

かわいらしく、美しく、楽しい曲たち。

が、やってみるとこれまた奥が深い。

 

『A~(ア~)』と歌うところを、「これはフランス語のA~にしてね」と先生から注文が入る。
『八月の金と緑の微風(そよかぜ)のなかで~』と歌うところでは、しょっぱなの『は』の発声のダメ出しから始まって、どこの、どんな風なのか・・・?と問われ、何度も何度も繰り返す。
 

福島先生も、ピアノの古門先生も、学生時代に直接三善先生の講義を受けられたのだそう。

三善先生の曲はこう作っていこうという明確なイメージがあって、それを私たちに伝えるべくいろいろ工夫してくださっているのだと思います。

 

子どもたちだったら、のびのびと、素直に楽しんで素敵に歌うのでしょう。

 

大人の私たちも、曲が持つエネルギーを感じながら、三善ワールドをじっくり味わっていきたいと思っています。