お疲れ様です。


4回生の矢野和尊です。ブログを書くのも最後になりました。


昨日、最後のメニュー作成を終え、いよいよあとはラストレースを泳ぎ切るのみとなってきました。


個人ではJOも全中も、インターハイも出場できなかった自分が、インカレという大きな舞台で競泳人生を終えられるだけで、悔いはありません。


あとはレース後に笑っていられるか。



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さて、私が水泳と出会ったのは3歳頃だそうです。


「かしまスイミングクラブ道後」

私の競泳人生の始まりでした。


選手コースだった小学校6年生の時。

クラブの友達と、「水泳の強い中高一貫の学校に行こう」という話になった。大学の附属中学を受験する予定だった私は急遽変更。

仲良しのみんなと同じ学校に入学しました。

これが第一の転機でした。


「愛媛県立松山西中等教育学校」

私の母校になりました。



今考えれば、岡大水泳部OBで且つかしま道後のOBである、あの大先輩の背中を追いかけているようでした。



入学してしばらくして、かしま道後がなくなることになった。


「フィッタ松山」

私は仲良しのみんなとは違うクラブになりました。



高校せいになってすぐの頃。以前のチームメイトで仲良しのみんなに、同じクラブに誘われました。


「石原スポーツクラブ」

強いクラブでしたが、人数が多くなっているらしく、一度移籍を諦めた所でした。


僕はそこで大きく成長しました。半年で400IMが7秒伸びたんです。私にとっては高校時代の全盛期でした。



高校最後の総体はコロナ禍でただの記録会になり、やや不完全燃焼のまま引退。私はもう競泳はしないと思っていました。



しかし終わったと思った競泳人生はまだ続いていました。




「岡山大学水泳部」

最大の転機でした。


競泳をするかななかった自分は、四国出身の同期たちに誘われるがまま体験に行き、気づけば場の一員となっていました。



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灯儷チーム

コロナの影響で、入部したのは中四インカレ直前の7月。私の大学初レースは400IMで、ベスト+40秒という大記録でした。

それから全国公までの約1ヶ月。当時主将だった柳知希さんは、練習終わりに時間さえあれば、400IMを泳ぐように言ってくださいました。

結果私は全国公で、中四よりも30秒伸ばすことに成功しました。


1ヶ月と少しという、本当に短い期間で、先輩方の偉大さを実感しました。いざ引退となった時、もっと早く入部したかったと思ったことを覚えています。

今、4回生として私たちがあるべきは、あの頃の30の皆さんの姿なのだと思っています。



祥チーム

練習面で、01の皆さんにたくさん支えていただきました。ロングチームでは、

毎日メニューを作り、エアロで私を引っ張ってくださった鉄さん。

きついメニューにわたしを引き摺り込み、時に私の練習にも付き合ってくださった樂さん。

スタートや泳ぎについて、今でもたくさんご指導いただいている哲平さん。


私が本格的にインカレ標準突破を目指すための土台を作ってくださったのは間違いなく01の皆さんです。



帆誉チーム

入部当初から一番近くで03を導いてくださった02さん方。


まず帆誉というネーミングセンスが好きです。

皆さんが忙しい中、最上級生として本当に心強い、先輩方でした。

土壇場で有言実行のインカレ標準突破、かっこよかったです。陽生さん。


最後の最後まで諦めない、かっこいい02さん。



暁巴チーム

入部当初7人だった03は、今では3人となってしまいました。

正直、めちゃくちゃ寂しかった。最後までみんなで戦いたかった。

けど、みんながみんなそれぞれの将来に向けて頑張っている姿を、応援せずにはいられませんでした。

私では到底挑めないような大きな舞台へ、みんなが挑戦していく。みんなかっこいいよ03。

今は3人だけど、私にとってはみんなで03です。

今までありがとう。


10年以上?一緒に競泳をした凜くん。マジで何事にも努力家な君を、ガチで尊敬してます。



後輩のみんな。

頼りない先輩だったと思います。たくさん迷惑をかけました。

不安や不満もあったでしょうか。


それでも


最後まで一緒にいてくれてありがとう。頼もしかったよ。



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かしま、フィッタ、石原をはじめとする愛媛のみんな

関わってくださったコーチの皆様

岡山大学水泳部OB、OGの皆様

田中先生、中尾駿一さん

先輩、後輩、同期

中四国のみんな

両親、兄姉


挙げ始めれば本当にキリがありません。


平凡だったはずの競泳人生は、実は私にとっては出来過ぎていたのだと、今になって思います。


私を選手として、人間として成長させてくださった全ての方々へ、感謝申し上げます。

競泳を通して皆さんに出会えて、本当に良かった。




それでは、行ってきます。







03 矢野