「なぜ山に登るのか。そこに山があるからだ。」
伝説的登山家ジョージ・マロリーの名言です。
よく言われるように山登りを人生に例えるような哲学的な意味は込められておらず、どうやら文字通りそこに「山」(エベレスト)があるから登るのだ・・という意味らしいのです。
私はその方が理解できます。
というのは、スポーツウエルネス吹矢の段級位認定試験も全く同じことが言えるのではないかと思うのです。
何かに挑戦している人にとって目の前にある目標というのは理屈などなく、登りたくなる「山」なのです。
私はスポーツウエルネス吹矢をやっている皆さんに、「今より一つ上の段や級を目指しましょう。」と声をかけています。
人にはそれぞれ考え方の違いもあるし、個別の事情もあるでしょう。
でも、せっかくですから「山」に登ってみるのも良いと思うのです。
登らなければ何も変わりませんが、ちょっと登ってみただけでも、いつもとは違う景色に出会い、違う人に出会い、違うことを知ることができるかも知れません。
これってとても素敵なことのように思えるのです。
私自身も人に言うばかりではなく、昨日七段位認定試験に挑戦しました。
もう5~6回目の挑戦になります。
先日初めて大阪で七段位認定試験を開催し、受験者20名中1名の合格者がありましたが、私も審査員として状況を見ていましたので、合格者のチャレンジの様子を目の当たりにして、その良いイメージを持って今回の試験に臨むことができました。
しかし、結果は基本動作39点(合格基準37点)、得点190点(合格基準198点)で敗退です。とは言え、自分では気づかなかった点を指摘していただくことができましたし、今の自分の実力の状態を知ることができ、次への挑戦意欲も既にふつふつと湧いているのでした。
それだけでも意味があったと思っています。
今回の東京会場は七段位が21人受験されて合格者0、八段位も4人受験されて合格者はありませんでした。
難しいけれど、また挑戦しましょう!
次は来月の愛知県会場に期待です。
私も3月にまた頑張ります。
山に登るぞ!
スポーツウエルネス吹矢は腹式呼吸と胸式呼吸を組み合わせた「吹矢式呼吸法」を伴う基本動作を行いながら「的」に向かって矢を息で飛ばし得点を競う競技です。
誰でもできるうえに呼吸法によって健康効果が期待できるので人気上昇中です。
メンタルスポーツ特有の難しさもあって、段級位を取得することで向上心を持ちながら一歩ずつ上達できますので、充実感を味わえる楽しいスポーツです。
6歳から99歳まであらゆる世代の人が楽しんでいます。
皆さんもスポーツウエルネス吹矢をやってみませんか?
詳しくはwebで
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