私の転落人生~始まりはDV~ -8ページ目

私の転落人生~始まりはDV~

DV夫との結婚・離婚、不倫、水商売、風俗嬢…昼ドラ並にドロドロ感満載な私の人生を綴ります…


待ち合わせ場所には、既に暁が居た。




私を見つけ、優しく微笑み、小さく手を振った。








「・・・ちょっと早く来すぎちゃった(笑)」




と苦笑していた。






今更ながら、初めて彼の私服姿を見た。




いつも、綺麗にスーツを着ているが、今日は全体的にタイトなシャツとジーンズでまとめていた。






細身かつ筋肉質な身体のラインにドキドキした。






髪も、いつもとは違う。




会社とは違い、無造作な髪は、彼の優しい雰囲気を倍増させていた。










「?」


彼をマジマジト見てしまった私に、首を傾け微笑んだ。








「行きたい所ある?」




『本屋に行きたい。』




「うん、じゃ、行こうか。」










彼の少し後ろを歩く。




彼は私の歩調に合わせ、ややゆっくりと歩みを進めてくれた。
















私は本が好きだ。




ファッション雑誌はあまり読まないが、旅行雑誌・その他雑誌、マンガは大好き。




そして、小説やエッセイに心がときめいてしまう文系だ。






小説は純文学から恋愛小説、ミステリーと何でも読む。




帯や後書きを読み、興味を持ったものを購入することが多い。






太宰は別格だが。










暁と訪れた本屋は、カフェが併設されている本屋で売られている本を読みながら、ドリンクを飲めるという画期的(笑)な本屋だった。






コーヒーも大好きな私のテンションは上がりっぱなし。














「カオルコ、、、楽し?」




本を読みながらコーヒーを啜る私に、楽しそうに微笑みながら言った。




『うん!!』




即答。










【カオルコ】


そう呼んでくれる事も、私のテンションを向上させた。










暁は、何やら難しそうな経済雑誌を読んでいた。




いつの間にかメガネを掛け、雑誌に目を落としていた。










『メガネ!』




「あ、あー。普段はコンタクトなんだけど・・・変かな?」




『ううん!!すごく似合ってる!!』




暁はハニカミながら微笑む。








実際、彼にメガネは似合っている。




知的な印象が更にアップ。




いつの間にか、手元の本では無く、目の前の暁を見つめていた。。。