私の転落人生~始まりはDV~ -7ページ目

私の転落人生~始まりはDV~

DV夫との結婚・離婚、不倫、水商売、風俗嬢…昼ドラ並にドロドロ感満載な私の人生を綴ります…


「どうしたの?」




顔を覗き込む。




『えっ!?』




盗み見していたのがバレタんじゃないかと動揺・・・




「?」








私は小さな小さな声で言った。




『・・・カッコいいなと思って見てた・・・』








「ありがと。カオルコは可愛いね。」




私の雑念は彼に聞こえており、頭を撫でられた。




・・・思わず赤面してしまった。。。






























・・・こういうデートは、遥介を思い出させる。




遥介とのデートは、大概、本屋や喫茶店に行き、街を散策。




他には映画を観たりする事が多かった。




どこかに出掛けるのも好きだけど、ただ隣に遥介が居て微笑んでくれる事が幸せだった。














今も・・・




暁と居るこの時間も、とても楽しく、幸せだと感じた。




それは、やっぱり遥介を重ねているからだろうか・・・




それとも、暁自身なのか・・・




































「カオルコ?」




『ん?』




「腹減らない?」




外は夕方。


長い時間、本屋で過ごしていた。




『うん、そうだね。お腹すいた。』




「じゃ、俺が夕飯を作るから、買い物、一緒に行こう?」




『うん!・・・てか、料理できるの!?』




「こらこら!お粥を作ったのは、俺だよ。忘れた?」






そうだ・・・


あの体調の悪かった日、看病して食事まで作ってくれたのは・・・彼だ。












私たちはスーパーに、食材を買いに出掛けた。


















・・・遥介とも、こうやって買い物に行ったなー。
















『何を作るの??』




「秘密(笑)」


と意地悪に微笑む。




躊躇なく、様々な食材をカゴに入れる。








『慣れてるね(笑)』




「1人暮らし長いからね。」




『同棲した事ないの?』




「ないない!俺と居てもつまんないみたい。」


と苦笑する。






『そんな事ないよ!私、今日、とっても楽しかったもん!!』


何故か少しムカムカして、興奮気味にそう言ってしまった。






「はは。ありがと。カオルコが楽しんでくれたなら、嬉しいよ。」










・・・だって、本当に楽しかったから。




こんなに穏やかで暖かい時間を過ごせたのは、どれくらい振りだろう・・・




それくらい楽しかった。。。




























暁の家に着くとすぐ、彼は食事作りに取り掛かった。




『なんか手伝うことない?』




「大丈夫。・・・料理できるの??」




『うん、出来るし!好きだよ!』




「へー・・・それはそれは・・・意外(笑)」


と可笑しそうに微笑む。








『えーーーー!!意外なの??』




「うん(笑)今度作ってね。」






・・・今度、と言う響き。。。




これからも一緒に居ていいって事?




嬉しくなった。














手際よく料理をする。




カッコいい。




また見つめてしまった。。。




私の視線に気付き、




「・・・なんか、恥ずかしいんだけど。。。そんなに見つめられると(笑)」










顔が赤くなり、ふいっと顔を逸らした。


















「はい、出来た。」




目の前に料理が並ぶ。






カルパッチョ、チーズ盛り合わせ、パスタ、スープ。。。などなど・・・








『すごい!!イタリアンだ!!美味しそう!!』






「ふふ。では、いただきますか?」






『うん!!』
















暁の料理は、どれも美味しかった。










『すごく美味しい!!どれ食べても美味しい!!』




「そんなに喜んでくれると作り甲斐あるなー。」




『だって本当に美味しいもん!!』


美味しいし嬉しいしで、ニコニコの私、、、










「・・・ヤバい・・・」




急に顔を逸らした彼。


彼の顔を覗き込むと、赤くなっている。











「・・・そんな幸せそうに笑ってもらえると・・・あー・・・俺。。。まだまだだな。」


と苦笑した。











私の方を向き直り、、、








「今日一日一緒に居て、ますますカオルコの事が好きになった。」






え!?






「・・・やっぱり、、、俺、これからもカオルコと一緒に居たい。」


真剣な眼差し。






「・・・彼氏が居てもいい、って思ってたんだ。時々会って、笑顔が見れたら。・・・でも、やっぱりそんなの無理で・・・俺だけのカオルコになって欲しいって思う。俺だけに笑って欲しい。独り占めっていうのかな?ずっと傍にいて欲しい、そう思うんだ。」










暁からの思わぬ告白に驚き、同時に嬉しいと思った。。。