『・・・私、彼氏と別れる。』
朝、決意した事を暁に伝える。
「・・・それでいいの?俺が我儘言ったから・・・ごめん。」
『ううん。今日、暁と会う前から決めてた事なの。』
「え?・・・それは・・・その・・・・?」
『うん・・・私・・・暁が好き・・・って思う。だから一緒に居たい。』
私の告白に、今度は暁が驚く。
口元に手を当て、少しだけ顔が赤くなった。
「・・・・・・・・・嬉しい。」
小さい声で、そう言ってくれた。
・・・私は、暁と遥介を重ねている。
遥介は暁じゃない、暁は遥介じゃない。
理解しているが、やっぱり暁は遥介に似ていて。。。
遥介を想いだす。
・・・この好きという気持ちは、遥介に似ている暁に対してなのは分かっている。
でも・・・
もしかしたら・・・
暁と一緒に居るうちに、遥介を忘れられるんじゃないかと思った。
それを信じて、もう少しだけ、遥介を見せて下さい。
・・・メチャクチャ自分勝手な考えと言うことも分かっていた。
それでも、遥介を想い出にできない。
遥介に似ている暁の傍にいたいと思った。
食事を食べ終わり、2人で後片付けをした。
♪♪♪
私の携帯が鳴った。
・・・潤さんからメールだ。
-体調はどうだ?
何か欲しいものとかあるか?-
・・・優しくされて、胸が痛い。
『私・・・帰る!!』
「・・・送ってくよ?」
『大丈夫。・・・彼にきちんと伝えるから。だから・・・もう少しだけ待ってて?』
「うん。ありがと。」
私は急いで帰宅した。