・・・潤さんは。。。
彼は、過去と向き合い、今を生き、未来に向かって歩いている。
その手助けを私がしてくれた、と言った。
私は・・・
誰かを救えるようなタイソウな人間じゃない。
過去しか見えていない。
彼は・・・
私の事を全く分かっていない。
「だから・・・一緒にいて欲しい。一緒に暮らそう?」
そう言って、私を抱きしめた。。。
・・・全部、壊したい衝動に駆られた。
私を・・・キレイな人間みたいに扱い、感謝する彼に腹が立った。
本当は、強欲で、自己中心的、、、
過去を生きている。
そんな私に、、、
優しくしないで欲しい。
大切だと、言って欲しくない。
『・・・私、、、想い出になんて出来てない!!』
彼の身体を突き飛ばし、そう叫んだ。
「な・・・どう、、した?」
『潤さんは・・・私の汚くて黒い心を分かってない!!』
「・・・?・・・なんだよ。どうしたんだ?」
『・・・。』
無言でいる私を、再度抱きしめた。
・・・なんで?
なんでよ!!
優しくするな!!
・・・バカ!!!!
彼の腕の中から抜け出そうと必死にもがく。
しかし、彼はキツク私を抱きしめ離してはくれない。
『離してよ!!やめて!!』
「・・・離さない。」
彼は腕の力を緩めてはくれない。
『・・・私、忘れられない人がいる!!想い出に何て出来てないっ!!』
気付いたら大声で叫んでいた。