最新(4/21付)のオリコン週間シングルランキングで、30位の売上枚数が史上初めて1500枚を割り、
100位の売上枚数が史上初めて400枚を割ったことが分かった。
今週のシングル100位は、売上枚数が僅か354枚。
従来の100位の最低記録は437枚であり、83枚下回った。
この他、50位の売上枚数が800枚台に突入するなど、今週のシングルランキングの売上レベルは史上最低クラスとなっている。
最新のシングルランキングでは、各順位で最低枚数記録の更新が相次いだ。
30位の売上枚数は1478枚となり、オリコン史上初めて1500枚を割った。
また、40位の時点で1067枚しかなく、
50位は891枚となり、史上初の900枚割れとなった。
さらに、
60位が722枚…
70位が618枚…
80位が514枚…
いずれも史上最低を記録。
83位から500枚を割り、86位で431枚となり、従来の100位の史上最低枚数を下回った。
91位から400枚を割り、オリコン史上初めてトップ100内で400枚割れを記録した。
前述の通り、100位の売上枚数は354枚となり、従来の最低記録である437枚を大幅に下回った。
今週は新譜の数が若干少なく、トップ100内の新譜は19作品だった。
先週は23作品であり、今週はそれよりも4作少ない。
ちなみに、直近で100位の売上枚数が1000枚を超えた13/12/09付では、48作品の新譜が登場している。
新譜の数によって売上レベルに差が出ると言えるが、それは毎年同じことであり、長いスパンで比較すると、CDシングルの売上レベルが低下しているのは間違いないと言えるようだ。
■こうした現状をみると、手段はどうであれ、ジャニーズ系・AKB48グループ・その他のアイドルグループがCDの売上に大きく貢献しているのは明白であり、現在の音楽業界を支えていると言っても間違いない状況である。
もちろん良い音楽はたくさんありますし、売上枚数やランキングが全てではありません。
しかし、もしもジャニーズ系やAKB48グループが完全にいなくなってしまったら、日本のオリコンランキングは非常に寂しいものになってしまうだろう…