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がん免疫療法はなにがすごい?

2010年に父親が胃がんで亡くなりました。それ以来がん免疫療法の記事をアップしていましたが2022年8月に私自身が膵臓がんステージ4を告知されました。

甘みにもいろいろありますが、

最近私は

 

 

甘茶にはまっています。

 

 

紅茶に

甘茶の葉っぱを数枚入れて

蒸すだけ。

 

 

 

 

 

砂糖とは全く違った甘さです。

 

スッキリしていると言えば

そうなのですが

「ステビア」のようなすっきり感とも違います。

 

感覚では甘い「はっか」のような感じです。

 

実は

この甘茶には

肌の代謝を亢進させる効果があります。

 

ポーラ株式会社の研究報告です。

皮膚の細胞のオートファジーを

1.9倍にアップするのです。

 

さらに

全身の排毒作用もあるようです。

 

さらにさらに

花粉症の季節

全身の排毒を促すことで

花粉症の症状も軽減する人がいるようです。

 

 

甘茶の不思議な甘さの秘密。

あまちゃんの甘味成分など

さらに詳しく知りたい方は

別のブログのほうに書きました。

 

オートファジーも

全身の代謝も

「免疫」と密接に関係します。

 

「甘茶が免疫担当細胞に及ぼす影響」

やれば

なにか良い結果が出ると思います

 

残念ながら

一人でできることには

限界があります。

 

歯がゆいですが、

私は

腸・神経系をもっと深めて

認知症の改善・治療を目指します。

 

 

 

約3ヶ月前に

中外製薬の研究の方が来られ

話をうかがう機会がありました。

 

今日の記事は

ガン免疫とは

全然関係ありません。

 

製薬会社も

コンピューター会社と

技術提携し始めるほど

生き残りに必死だという記事です。

 

 

 

大きな山場を3つこえてようやく薬になる。

 

どこの製薬会社も

技術や

もっている化合物を

他の会社と共有しながら

効率化を進めているそうです。

 

先月来られた

三共製薬の場合もそうでしたが

臨床試験にまで持っていける

薬の候補を絞るだけでも大変で

山を1つ越える位のハードルがあるそうです。

 

 

臨床試験に入ると

第I相試験、第II相試験、第III相試験とありますが

このそれぞれに

またハードルが徐々に高くなり

超えるのには

富士山位の

ハードルの高さがあるそうです。

 

よりハードルが上がるということですね。

 

 

さらに

第3相試験を経て

無事市場に出るのには

エベレストの山を越える位の

ハードルがあるそうです。

 

 

これらをクリアしたものが

ようやく薬として

認可されることになります。

 

 

 

すべての工程の効率を高めるために

今ではコンピューターによる

シュミレーション技術が

欠かせないと言うことでした。

 

薬の立体構造から

副作用の出そうな部位を絞り、

どんどんと薬の分子構造を変えていきます。

 

副作用が少なく

特異性の高い候補となる薬を

合成することができれば

次に動物実験へと進むと言うことでした。

 

実際に

小野製薬は

今月、

アメリカのコンピューター会社と

技術提携したと発表しました。

 

小野薬品工業が米国の創薬AIスタートアップ・

twoXARと研究提携契約を結んだ。

今後、twoXARが開発する独自の人工知能技術を活用しながら、

神経疾患を治療する革新的な治療薬の創製・開発を目指す。

ROBOTEERより引用

 

 

どこの業界も

生き残りで大変です。

大学も同じです。

 

綾瀬はるかさん(33歳)の

腸年齢を調べたところ

24歳だったと言うことです。

 

でもいったい

腸の年齢は

どうやって調べるの?

 

気になったので調べてみました。

 

 

 

 

菌の比率が腸年齢を決める

 

免疫機能は

ガンの発生を抑えたり

抗がん作用を発揮する際にも

肝となります。

免疫機能を維持するためにも

腸内環境はすごく大切。

 

一般的に

加齢とともに、

腸の

善玉菌が減り、

悪玉菌が増えていくのを

「腸の老化」としています。

 

そこで

腸の年齢は

腸内のバランスを保つ細菌の数と

バランスを乱す細菌の数の比率

決めています。

 

 

ただ腸内環境は

人によって多様性があるのが大前提です。

 

 

 

 

 

もう少し具体的に

腸内バランスを保つ細菌の中には

ビフィズス菌が含まれています。

 

ヨーグルトなどにも含まれる

ビフィズス菌は

乳酸を作り出すことから

善玉菌です。

 

 

また

フィーカリ菌も

腸のバランスを整える菌の1つです。

 

フィーカリ菌は腸の中で

酪酸を作り出す菌です。

 

酪酸とは

短鎖脂肪酸の1つで

身体を構成する細胞に深く関係します。

 

 

 

 

 

まとめると

身体に大切な栄養成分を作り出す

ビフィズス菌も

フィーカリ菌も

善玉菌の一種です。

 

このような菌の数が多いと

腸年齢は実年齢よりも

若くなる計算になります。

 

実際に

興味ある方は

簡易な

腸年齢チェックをどうぞ。

 

ただし

質問が簡易すぎて

出てくる答えも簡易です。

 

 

大正製薬 腸年齢チェック

 

 

森永ビフィダス 腸年齢チェック

 

 

宮本亜門さんが

前立腺癌だと診断されました。

 

前立腺がん(黄色)は

歳とともに増えてきます。

 

 

国立がん研究センターより引用

 

 

 

 

1年間

10万人あたり

何人がガンで亡くなっているかを

示したのが下の表です。

 

 

2017年のガン死亡率は

10万人あたり

男性が363人、

女性が239人でした。

 

その内

19.8人が前立腺がんで亡くなっています。

 

肺がん、

胃がん、

大腸で亡くなる人が

半数を占めています。

 

やはり

外部の環境と接する臓器のガンです。

 

 

 

世界に目を移すと

あることに気づきました。

 

 

日本はガンで亡くなる人がおおい!

 

欧米では

男性の前立腺癌(緑色)の割合が

非常に多いのに対して

中国と韓国では

前立腺がんは割合的に低いんですね。

 

 

 

民族の違いもあるのかもしれませんが

食生活も大きく影響してしると感じます。

 

 

 

実際に

2019年4月の

Yahoo!のニュースでは

前立腺がんは

動物性脂肪の摂取量の増加とともに

世界的に増えているとのことです。

 

 

食物繊維を意識して摂ることで

腸内環境が整います。

結果的に

ガンに対する免疫力も上がります。

 

 

 

免疫力を上げるには

どうすれば良いのか?

 

 

 

わたしは

免疫学会には所属していますが、

免疫力をどうやったらあげれるか?

という演題を聞いたことがありません

 

 

さらに

体温が1℃下がると

免疫力は30%低下し

逆に

1℃上がると

免疫力は

最大5倍アップする

という

文章をよく見るのですが、

この証拠を示した文献も見当たりません

 

 

そこで

「事実」と「私の体験」をもとに

免疫力をあげるために

3つのことをしました。

 

 

ガンを除去してくれるのも

がんの発生を防いでくれるのも

体の免疫力です。

 

身体の免疫力をあげるには

体温を上げることです。

 

 

「事実」 体温と免疫力

風邪などをひくと熱がでます。

 

そして

異物である

ウイルスや細菌と

身体とが攻防を繰り広げ

結果的に

身体は

元に戻ります。

免疫力はありがたい。

 

つまり

免疫力が働いているときには

体温が高くなるというのは事実です。

 

そこで

わたしも

免疫力をあげるために

体温を上げる努力をしました。

 

 

 

 

 

「わたしの経験から」

 

2018年から

2019年にかけて

風邪をひきたくなかったので

11月、12月、1月と以下3つのことを3カ月続けました。

 

 

生姜、

入浴、

そして

筋肉です。

 

結果は上々でした。

 

(^-^)

約1カ月で効果が出始めました。

 

元々の体温が35度代でした。

それが

平温で

36度代になりました。

 

詳細はBaby brain Iに書きました

その後

風邪をひくことなく冬を越せました。

 

ただ

体温が上がったのは事実ですが

免疫力が上がったかどうかは

感覚的にしかわかりません。

 

 

 

 

おそらく

体温が上げると

全身の血液循環が良くなります。

 

すると

体内をめぐっている

マクロファージにより

異物が

より認識されやすくなります。

 

すると

異物が排除されやすくなります。

 

 

逆に

体温が下がると

手足の冷えは皮膚感覚を鈍らせます。

異物の認識も甘くなる気がします。

 

また

今年度も

自分の身体で検証してみます。

 

 

各国のガンの状況を見て

気づいたことがあります。

 

 

 

中国では

「食道がん」が

男性でやけに目立つということです。

 

 

中国に行った時に飲んだ

「紹興酒」はとても印象的でした

 

 

食道がんになる理由として

強いアルコールがあると思いました。

 

もし

お酒が原因で

中国の食道がんの原因に

なっているのであるとすれば

 

ロシアも

食道がんが多いはず・・・。

 

ロシアとしてば

ウォッカです。

 

ロシアでは

食道がんが多い?

 

 

調べたところ

食道がん率は

 

 

 

肺がん

前立腺がん

大腸がん

 

食道がんは

あまり高くありませんでした。

 

あれっ???

 

 

食道がんは

東洋で多く

特に

発展途上国よりも

先進国で多く見られるとのことです。

Nature Reviews Disease Primers 3,

 17048 (2017)

 

ガンの原因は

因子が複雑です。

 

 

 

 

この数字は

多いのでしょうか?

少ないのでしょうか?

 

実は

こんなに

ガンで亡くなる確率が多いのは

先進国で

日本だけです。

 

この事実をしったのは

週刊現代2014年10月の記事ですが、

今でも

日本のガン人口は

ドンドンと増えています。

 

しかもガンで

なくなっている方が

ドンドンと増えています。

 

 

世界保健機関の

国際がん研究機関のサイト

調べてみました。

 

 

2018年に

日本では

883,395人の方が

ガンとして新たに診断されました。

 

そして

2018年に

409,399人の方が

ガンで亡くなりました。

 

 

がんと診断されると

実に

46.3%の方が

ガンで亡くなっています

 

 

 

 

一方

肥満体国

アメリカでは

2018年に

2,129,118人の方が

がんと診断されました。

 

そして

2018年に

ガンで亡くなった方は

616,714人でした。

がんと診断された方の

29.0%が

ガンで亡くなっています

 

 

 

 

その他の国も

いくつか見たので

ブログにアップします。

 

 

 

悲惨なガン大国になっている原因は?

 

やはり

日ごろ

身体に取り入れているもの

わたしは

「食品」だと思ってます。

 

自分の身体

家族の身体を守るのは

摂取する食品の裏ラベルをみること

から始まると思っています。

 

 

 

 

ガン細胞は増殖するために

どんどんと栄養を必要とします

 

血液中に糖質がある限り

(血糖)

ガン細胞は

正常細胞を差し置いて

栄養を摂り入れます。

 

そのために

糖質制限で

ガンを兵糧攻めすると

ガンが縮小するという

怪しい理論がありますが

これはまったくナンセンスです。

 

しかし

実際のところ

糖質制限をして

ガンが縮小する方がいるのは

事実です。

 

 

なぜ?

 

前回の記事では

エキソソームの放出を抑えるからかも

という可能性を挙げました。

 

 

 

エキソソームってなに?

 

エキソソームとは

細胞が放出する

直径1ミクロンにも満たない小胞です。

私的には

「謎の小袋」といっています。

 

JCB 200 (4): 367 2013より引用

 

エキソソームの中には

タンパク質や

核酸など色々なものが詰まっています。

 

特に

ガン細胞は

エキソソームの分泌が盛んだと

癌研の先生から聞いたことがあります。

 

 

さらに

このエキソソームを転移・播種する先の臓器に

先に送り込み

転移先の環境をガン細胞にとって

有利な環境に変えた後で

ガン細胞がその転移先に移動するということでした。

 

まだまだ

わからないことが多い

エキソソーム研究ですが

このエキソソームを抑えると

ガン細胞の転移が抑えられるということです。

 

そこで

逆に

エキソソームを利用して

色々な分子を送り込み

細胞の機能を調節することができそうです。

 

まだまだエキソソーム研究は

世界で始まったところです。

光免疫療法など

ガン免疫治療にも生かせる仕組みが

きっと隠されています。

 

ちなみに

神経難病にも

エキソソームが関わっています。

うちの研究室でも研究を進めていますが

小さい小袋のために

取ってくる技術を確立するのに一苦労です。

 

検出すらまだできていません。

 

先は長そう。がんばれ教室のK先生!

 

 

 

 

 

ヒトの免疫系は不思議です。

 

口内炎になったり

怪我をしたりすると

免疫系の「ありがたさ」がわかります。

 

でも

普段は

まったく意識してません。

 

一方、

ガン細胞はつねに

身体の免疫系を意識しています。

 

 

 

光免疫療法を受けた後に

ガン細胞は

免疫系に

認識されないように

ガン細胞自体のもっているタンパク質を

細胞の膜上から隠してしまいます。

 

以前

取り上げた論文では

この隠れたタンパク質を

チュックポイント阻害剤で

暴露することで

光免疫療法の効果を

さらに上げました。

 

 

Cancer Immunol Res. 2019 Mar;7(3):401-413

 

PD-1チェックポイント阻害によって

光免疫療法後の宿主免疫は増強した

 

Host Immunity Following Near-Infrared Photoimmunotherapy Is 

 Enhanced with PD-1 Checkpoint Blockade to 

 Eradicate Established Antigenic Tumors.

 

つまり

光免疫療法は単独よりも

チェックポイント阻害剤との併用で効果が高くなります。

 

さらに

前回の記事では

チェックポイント阻害剤に加えて

腸内に11種類の細菌を摂取したマウスでは

腫瘍が小さくなっていました。

 

 

これらの記事を併せて考えると

将来のがん治療が見えてきます。

 

光免疫治療と

チェックポイント阻害剤の併用をしつつ

さらに

腸内環境を整えるために

腸内細菌サプリを摂取するという感じです。

 

11種類の腸内細菌サプリは

まだ販売されていません。

 

しかし

ヨーグルトから乳酸菌を

発酵食品から麹菌を、

乾燥レーズンなどから天然糖質と酵母を

摂ることで

腸内環境に多様性が生まれます。

 

 

 

 

 

結果的に

ガンに対する免疫系も活性化してくると思います。

 

サプリよりも自然でおすすめです。

 

 

 

 

ガン免疫には

体内の腸内環境が大きく関わってきます。

 

 

2019年に

がんの増殖を抑制する

11種類の腸内細菌が見つかりました。

慶応大学からの研究です。

 

Nature. 2019 Jan 23. 
doi: 10.1038/s41586-019-0878-z.
 

 

具体的には

腸内細菌の7種類のバクテロイデス菌と

4種類の非バクテロイデス菌でした。

 

 

面白いことに

この11種類全員が

揃って初めて抗ガン作用を示すようです。

 

そのメカニズムとしては

11種類の腸内細菌が

抗炎症作用を示すタンパク質や

サイトカインをを放出して

手助けしているようです。

 

 

サイトカインとは

細胞(cyto、サイト)が放出する(kine、カイン)です。

 

細胞を呼び寄せたり

ガンを縮小させたり

いろんな作用を持つ分子群です。

 

中でもインターフェロンγは

抗がん作用を持っています。

 

上記のバクテロイデス7種類で

インターフェロンγの放出を見たのですが、

不十分でした。

 

 

そこに

4種類加えて

11種類が全員揃った腸内細菌で

インターフェロンγの放出を見たところ

分泌量がアップしていて

抗ガン作用を示したと言うことです。

 

 

ネズミに移植した腫瘍の大きさが

確かに腸内細菌11種類が入ったネズミでは

小さくなっています。

赤矢印

 

 

 

今後

これらの11種類の腸内細菌の

タブレット(サプリ)などが

販売されるかもしれません。

 

実際に

アメリカの会社が

もう実用化に向けて動いているようです。

 

 

やはり

アメリカの会社は動きが速いですね。