歳時記スイーツ あやむらさき 紫芋のタルト | スイーツワンダーランド アラキ 荒木浩一郎のブログ

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2014年6月 東京都板橋区の高島平エリア
都営三田線西台駅そばの高島通り沿いに
生クリームが美味しいケーキ屋をオープンすることになりました。
子供や家族に喜ばれる最高のクリーム、チーズケーキをお届けするために、
日々の出来事を書いていこうと思います。

歳時記スイーツ



白露


9月7日ごろから21日ごろまで


夏から秋への移り変わりの季節。

ここから、本格的に秋が訪れてきます。


この期間の9月9日は、重陽の節句。

元々は、菊の節句で長寿を祈る日。

最近では、収穫祭の意味合いも強く、栗の節句とも呼ばれています。


この時期に欠かせないのが、秋の七草。

深まりゆく秋の移ろいに合わせて花開いていく七種の草花。

春の七草のように粥などにして食べるのではなく、秋の七草は、色彩豊かに咲いている様を眺めながら、会話やお酒を楽しむのが嗜み。


万葉集で山上憶良が読んだ歌は有名です。


秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 秋の七草


この時期に食べたいスイーツは、

栗、芋類、梨。

鑑賞して楽しむ秋の七草にリスペクトして、彩豊かなお菓子も欠かせません。


秋の素材。イチヂク、かぼちゃ、柿なども楽しめます。


夏から秋への移り変わり。

夏の終わりに登場する、葡萄なども一緒に飾って色豊かなスイーツを楽しみましょう。


八月の終わりから登場した

紫芋のタルトが好評です。


地味になりがちな芋のタルトを彩豊かに楽しめるように、奇抜になりすぎないように色の変化をわかりやすい素材で演出。

味のイメージもわかりやすく。

紫芋は、今の時期はあやむらさきを使用。

深まる秋に連れ変わっていきます。


わかりやすく秋を感じ楽しめるお菓子に仕上げました。