さて、前回の続きです。

 

ついに始まりました!

 

イギリスでのパティシエ修行!

 

のはずが・・・!

 

募集されていたのは”見習いシェフ”

 

毎日毎日、野菜の下処理の仕事が回ってくる・・・

 

イギリス人とポーランド人のデカイ男子の中で、

 

日本人の女子一人。

 

何も言えずに遅いと言われながら下処理をやる・・・泣

 

ホテルなので全てが大量w

 

真面目に毎日泣きそうでしたw

 

と言うより、家で悔しくて泣いていた笑

 

そして1週間が過ぎた頃、

 

同じ年のイギリス人、ダニーがどうしてここにきたのか?など聞いてきて。

 

私、パティシエだからお菓子作りたいんだよね〜っていう話をしたら、

 

シェフに話してくれて、次の日からすぐに菓子作りをさせてもらえました。

 

そうだった、黙っていたら何も変わらないよね。

 

ここから私、また強くなった気がするw

 

外国では黙っていたら負けです笑

 

そして待ちに待ったパティシエ修行が始まったのですが・・・

 

まさかの初日からレシピ渡されて放置!

 

もちろん、それまでにレシピは英語で読めるようになっていました。

 

が、そのレシピも適当すぎて笑

 

だって、砂糖の量とか書いてないの。

 

料理人が作っているので、

 

毎回、ムースとか味見をしながら

砂糖を足していたのですよ笑

 

もう衝撃でしかない笑

 

そして日本とはまったく違う質の材料。

 

さらには大量の仕込み量に慣れるまでに苦戦して、

 

というか、仕込み量すら教えてもらえず。

 

さらには材料のオーダーも自分。

 

わかるわけもなくw

 

自分で使う分のフルーツを頼んだら、

 

朝食に使うから足りないだろと怒られ(無茶な)・・・笑

 

毎日のように失敗。。。

 

悔しすぎて家に帰ってから泣いていました笑

 

 

もうやめるか?

 

いや、でもここまできてやめるわけにはいかない!

 

何を泣いてばかりいるんだ!

 

それまでまだまだ受け身でいた自分にハッパをかけて、

 

自分でレシピブックを作り、

 

週間仕込み予定表も作り、

 

(私が休みだと誰もその間仕込みしてくれないとか)、

 

シェフにいつメニュー替えなのか聞き出したり、

 

(いきなり次の日からメニュー替えだとか言われたりする笑)

 

自分が休みの日はこれとこれを作ってくださいとメモを残したり、

 

と、自分中心でお菓子作りをする環境を作り出し、

 

そうすると、かなり楽になりました。

 

もう本当に最初はきつかった〜〜笑

 

それにしても、日本ではありえない環境です笑

 

日本からやってきたイギリスで働いた経験がない女子に、

 

いきなり無茶振りです笑

 

そして、本当に今までどうやってきたの??ってくらい、

 

テキトーすぎでしょ?!笑

 

 

そんなこんなでイギリスでのパティシエ修行はなかなか大変でした笑

 

イギリス人の先輩シェフと喧嘩したりね笑

 

いやあ、本当に、強くなったよね、私。

(この経験がなければ今アメリカ人の夫とやっていけてないと思うw)

 

 

 

 

修行は大変だったけど、仕事環境は最高で。

 

ランチタイムの仕事して、一旦帰宅して昼寝してからディナーの仕事に入る。

 

みたいな感じで笑

 

お休みもいっぱいあったので、

 

湖水地方やスコットランド、ヨーク、

 

近場のオックスフォードやロンドンもよく行っていたし。

 

そうそう、その間に暇つぶしに(笑)

 

お菓子作りの専門学校にも行ったなあ〜〜忘れてたw

 

 

 

 

そんな感じでイギリスパティシエ修行は

 

大変だったけど、本当にやってよかった!

 

頑張ってよかった!

 

何を作っていたのかは長くなってきたので次回に。

 

つづく

 

 

 

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