最近車いす界隈で、映画館のシートのことで炎上してましたね。
個人的には、車いす席を用意してくれているのであれば、それ以外のシートに移るのは個人の問題なのでスタッフにしてもらって当たり前ではなく、移動支援など利用して自分たちで準備しておく必要があるなと思っています。
2人で車いす持ってもらってたのが4人になり…って手動だって2人じゃ危険だよ。1人あたり25キロとか持って階段昇降あるわけだし。
でもその4人いつも確保してもらうのって難しいから事前に相談するって、昨今の人手不足を鑑みると当然必要になってくると思う。
無理して介助した人が身体を痛めたら?また、当事者がなれない介助でケガしたら?責任問題も発生するしね。シートに自力で移れない人を触ってセクハラとか言われるのも困っちゃうし。
危機管理側としては断りたい事例だと思う。
でもね、お金払ってもプレミアムシートで見たい気持ちはわかります。
車椅子席で車いすのままでみるとなると、他の席より背もたれが低い車いすだったりするとずーっと姿勢正しく顔上げてみてるの辛い…。
避難経路とかアクセスのしやすさから以前は1番前が多くて席の位置によってはシートに移りたいってところもあるので。
私の場合は首の筋力的な問題から、映画館で見てると首が持たないから行かなくなった経緯があり。
背もたれあってヘッドレストまであるプレミアムシートでリクライニングしながら観られるなら楽しめるなとは思います。
そこでやってもらえないことに問題提起するのではなく、介助者いなくても階段じゃなくフラットにアクセスできるプレミアムシートがあるといいなって方向だったら良かったのになって思います。
最近はJAL機の火災があったり、能登半島地震があったり、非常時の対応も必要になってくるからやはり自力でのアクセス困難なシートでの鑑賞は控えて欲しいと言う映画館側の対応も理解出来る。
なので、すぐに避難出来る位置にプレミアムシートがあると非常に助かるかな。親子とかでみてる時に子どもがグズってすぐにシアター外に出られるとか言う利用も出来そうだし。
ありがとうの言葉云々の問題は、私はお買い物してもレジの人にありがとうって言うし、外食しても運んでくれた人や会計時に言うし、もちろんスロープ介助してくれた駅員さんに言う。
仕事かもしれないけど、私がいなかったらやらなくて済む作業をやってくれてありがとうだし、安全に乗降できてありがとうだし、人として何かやってもらったらありがとうなんじゃないかなと思う。
海外でもドア開けてくれてた人に- ̗̀ 𝚃𝚑𝚊𝚗𝚔 𝚢𝚘𝚞 ̖́-って言うように、日本でもドア開けてくれてる人にはありがとうって言う。
ありがとうって言うだけじゃなくて駅員さんがホームに来た時にお願いしますって言ってるんだけど、そこから雑談したりコミュニケーション発生したり。
面倒になるほどおしゃべりな方もいるけどまぁそれもその時お互いに気持ちよく出発できればそれでよしだし。
例え最近の地下鉄みたいに1人で乗降できる電車が全てだったら人にありがとうと言う必要もないだろうけど、今はそうなってなくて、何かしら駅員さんに負荷をかけるわけだから、やってくれてありがとうなんだけど。
そんなにありがとうって言いたくないものなのかな。
車いすの人って健常者よりもそう言う些細な優しやとかに触れる機会が多いからありがとうの回数増えるだけだと思ってる。